2009年5月30日土曜日

スポーツの課題をまとめる!-完璧なリスク管理は可能?

朝日新聞 社説 2009/05/27(水)

【スポーツ庁構想】 すそ野広げた議論尽くせ

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↓記事より:

 スポーツにかかわる行政は文部科学省や厚生労働省など多数にまたがる。これをまとめて
「スポーツ庁」を新設してはどうかという議論が、政府の教育再生懇談会で進められている。

 再生懇委員の1人で北京五輪の陸上銅メダリストの朝原宣治さんは、こう提案した。
「スポーツ行政を一元的に推進するため、国主導の専門機関の設置を検討してほしい」

 これに応えて麻生首相は「スポーツの問題はいろんな省庁にまたがっている。まとめるの
は一つの考え方だ」と前向きな姿勢を見せた。

 確かに窓口は多い。学校体育や競技スポーツは文科省、障害者スポーツは厚労省が担当
する。企業スポーツは経済産業省、スポーツ公園の整備は国土交通省といった具合である。

 これには歴史的な経緯がある。日本では、スポーツは「知育・徳育・体育」の中の一つと
見なされ、教育の一環とされてきた。だが障害者スポーツなど、教育の枠組みでは捕らえき
れぬ側面が増えてきた。大きな方向性を持った行政が不在のまま、スポーツの多様化が進ん
できた。

 そんな中、スポーツの現場はいま大きく揺らいでいる。少子化と教員の高齢化で小、中学
校の部活動は先細り傾向にある。子供の体力低下も著しい。企業スポーツは深刻な経済危機
下で、部の廃止が相次いでいる。


 今年に入り、「『スポーツ立国』ニッポン」を再生懇のテーマに、と求めたのも麻生氏。
「青少年や高齢者のスポーツ支援」なども課題には入れているが、軸足は選手強化の方に
ある。


 だが今の日本を考えれば、日々の暮らしの中にあるスポーツをより豊かにするという点に
こそ価値を置きたい。

 子供の体力低下にどう歯止めをかけるか。医療費抑制の観点から、生涯スポーツの普及も
大事だ。カヌーが盛んな町もあれば、町ぐるみで柔道に取り組むところもある。個性ある多
様なスポーツ文化を支えるという発想もあっていい。

 議論の結果、一元化が必要であるというなら検討すればよい。まずスポーツ庁ありきでは
なく、私たちの身近にあるスポーツをどうはぐくむか、という広い視野から考えたい。
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教育再生懇談会

第四次報告 p.35-40 「『スポーツ立国』ニッポン」関連参考資料 2009/05/28(木)

参考データでは、我々が着目している「総合型地域スポーツクラブ」や「青少年の自然体験
活動」の課題も取り上げられています。


社説で指摘されているスポーツに関するそれぞれの取組みが、各省庁で役割分担されている
弊害について、今回【しらさん家】での悲しいお別れとあわせて考えてみました。

学校体育や競技スポーツ:文部科学省
障害者スポーツ:厚生労働省
企業スポーツ:経済産業省
スポーツ公園の整備:国土交通省

この障害者スポーツの部分も運動あそび塾【しらさん家】では担ってきました。
先日高齢者向けの教室に参加されていた方が亡くなられました。全盲の方でした。

我々スタッフも試行錯誤でサポート体制やメニューのアレンジの工夫を積み重ねて基本的に
は、『みんなと一緒の運動あそび』の実践にこだわってきました。

そして亡くなられる前の週にはしばらくお休みされていた教室に参加され、仲間のみんなと
握手をして励まし合う【しらさん家】だからこその感動の場面となったようでした。

しかし結果的にコレが最後のお別れとなり、ご本人も何か感じるところがありごあいさつに
いっておかねばと足を運ぶチカラになっていたのかもしれまん。

ご家族にとっては午前に自宅で倒れて病院でその日の夕方に息をひきとってしまうという現
実は交通死亡事故のように心の準備・整理が難しいところで、ろくな看病もできずにと無念
さばかりが頭に浮かんでしまうかと想像されます。

でも時間の経過とともに冷静に振り返られるようになると、人生における80歳前後での生涯
のとじ方としては、まさに「ピンピンコロリ」の逝き方と捉えるコトができます。

【しらさん家】では「健康寿命の延伸」へのお役立ちが大きな役割と考えており、お別れの
場面に際して、寝たきりの期間はなるべく少なく人生を全うする・生き切る支援を継続して
いく意義を再確認できました。

また、健康体力づくり支援サービスの価値を認めていただき、料金負担とリスクに対する自
己責任を了承してもらい自ら参加されているからこそできたカラダの不自由な方とみんなと
の触れ合いだったと考えています。行政サービスでは難しい取組みではないでしょうか?

我々の存在価値(民間だからできる)はこんなところにもあるコトをどんどん発信していきます!!


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2009年5月20日水曜日

【社会的企業】正当な対価払い育成しよう

朝日新聞 オピニオン面 私の視点 2009/05/20(水)

【社会的企業】 正当な対価払い育成しよう

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↓記事より:

鈴木 正明 上席主任研究員
日本政策金融公庫総合研究所

 少子高齢化やコミュニティーの弱体化などの変化を背景に、子育て支援の整備や地域経済
の活性化など社会的な課題が次々と生まれている。多様な課題を行政だけで解決するのは難
しい。注目されているのが「社会的企業」だ。

 社会的企業とは、事業活動を通じて社会的課題の解決を目指す組織だ。営利企業のように
利益の最大化を追求するのでなく、事業活動で収入を獲得するという点で寄付や補助金に依
存する従来型の非営利組織とも異なる。中間的な組織なのである。

 社会的企業への期待の高まりは欧米も同様だ。英国では80年代から小さな政府への移行を
進めた結果、公共サービスの質が低下。社会的企業の活用で「世界水準の公共サービス」の
提供を図ってきた。

 行政は画一的公共サービスの大量提供に優れているが、社会的企業は個別事情に応じたき
め細かな公共サービスの提供が得意だ。両者の協働が課題の解決を促すとの観点から、英国
政府は社会的企業を政策実施のパートナーとして公共サービスの民間発注(委託事業)を積極
的に進めている。委託事業の入札では、社会的企業からの提案が重視され、そのアイデアの
活用でサービスの質を高めている。



 日本では、社会的企業に対する委託事業の発注を通じた協働がそれほど進んでいない。協
働を促すには、現在の委託事業の仕組みを改善していく必要がある。

 例えば、委託事業の事業費は一般的に後払いだ。収入に先行する支出を賄うつなぎ資金が
調達できないため委託事業を受けられない社会的企業は少なくない。一部の自治体は先払い
や分割払いを取り入れているが、そんな仕組みを広げていくことが期待される。


 委託事業が単年度発注であることも改善すべきだ。英国では、社会的企業の経営が安定す
るよう、複数年にわたり事業を発注することが政府の優先事項に挙げられている。日本でも
予算制度の制約はあるものの、複数年の契約を増やしていくべきだろう。
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当社の場合、『介護予防教室事業』がこれに該当する。

新年度の春から行政で行う「生活機能健診」の結果、主に「特定高齢者」とされた対象者へ
教室参加を働きかける手順のため、『介護予防教室』のスタートは秋以降となる。

現時点(新年度の春)で事業の受託契約ができない状況(年度計画を示せない)なのは、記事に
ある資金調達の面で苦戦する企業そのものだ。

さらにまさに事業費は後払いで、3ヶ月の教室終了後1ヶ月以内に請求し、その後1ヶ月以内
に支払われる現状だ。(民間企業間の手形決済よりは短期間だが…教室開始からは5ヶ月後だ)

一部の自治体で取り入れている先払いや分割払い&複数年契約の動きがあることを今回知り
柏崎市でも会田市長にコンタクトをとって直談判してみようかな!と勇気が湧いてきた!!
(その一部の自治体が対象にしている事業が何なのか裏付けが必要?調べてみなくっちゃね)


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2009年5月19日火曜日

【柏崎抄】出張サービス:一般家庭にも対象を広げ!

柏崎日報 【柏崎抄】2009/05/18(月)

下記の内容で取り上げていただきました!

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▲市内東本町一の柏崎信用金庫本店隣に「笑足(わらかし)ねっと・しらさん家(ち)」がある。
「ジュニアとシニアの運動遊び塾」で、スタッフの名刺には「コーディネーショントレー
ニングによる生きがい・健康体力づくり支援サービス」とある。最近、事業所への出張サー
ビスも行っており、先週初めて一般家庭にも対象を広げた。

▲所は市内上田尻のある家庭。参加していたのはご近所の顔見知りの男女十人ばかり。全員
が七十歳を超えた人たちとお見受けした。当日の指導員は前澤美春さんで、保健体育の中高
教員免許を持っている。前澤さんの明るい大きなかけ声で運動開始。まずは右手と左手に違
う動作を行わせ、かけ声とともに逆にするトレーニング。簡単と思っていたらその間に拍手
を入れるように指示が出て、それから“混乱”が始まった。

▲動作の中に拍手を入れることで脳の働きが初期にリセットされてしまうらしい。自分も一
緒になってやっているうちに「こんなはずでは」の思いで焦ってしまった。動作の一つ一つ
は実に簡単なのだが、左右の切り替えは年齢とともに思うようにはいかなくなるようだ。
みんなから笑い声が出る。できないと自然に笑い声がでるようになるのだという。

▲輪を作って手ぬぐいを隣に渡していく団体トレーニングは、隣同士のきずなも生む。こう
したトレーニングを導入すれば、たとえば新たなコミュニティーを築いていかなければなら
ない復興公営住宅の入居者でも、すぐに顔なじみになるのではと思った。団体の催しなら、
場を和やかにする余興代わりになる。家庭では心身の健康に役立ちそう。子どもからお年寄
りまで年齢に関係なく楽しめる。所要時間二、三十分だ。

(山)
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山田 社長から体験&取材(5/14(木))⇒記事にしていただきました。ありがとうございます。

はやり はる(前澤) の大きな「かけ声&笑い声」は印象的なよう!!
【笑顔つながり】の役割には、大切な能力ですからね!

でも先に はる がわざと笑っているのではなく、誰かの笑いにつられてどんどんみんなに
広がっていってしまう⇒【運動あそび(COT)の魅力】いつもやっぱりすごいなと感じます。

復興公営住宅向けの支援は我々も提案できればと考えていたところで何らかのカタチで
お役立ちにぜひぜひつなげていきたい!


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2009年5月12日火曜日

社会起業家 新しい働き方を育てよう

朝日新聞 社説 2009/05/11(月)

【社会起業家】 新しい働き方を育てよう

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↓記事より:

 もうけ第一、成長優先でやってきたひずみが社会のあちこちに出ている。しかし、それを
是正すべき行政はお役所仕事で非効率だし、しゃくし定規でかゆいところに手が届かない。

 そんな問題を解決しようと試みているのが、社会起業家とか社会的企業と呼ばれる存在で
ある。

 欧米では80年代から始まっていた。世界を股にかけ、貧困や戦争被害などに取り組んで
いる。バングラデシュで貧しい女性に少額のお金を融資して自立を促すグラミン銀行がノー
ベル平和賞を受け、社会起業家の存在が広く知られるようになった。日本でも、そんな取り
組みが広がってきた。


■福祉を採算にのせる

 福祉のような仕事を、企業らしい創意工夫や効率のよさで採算ベースにのせるのが、社会
起業家の新しい点だ。採算にのるから事業を広げやすく、サービスを受けられる人も増える。

 日本資本主義の父、渋沢栄一は「論語と算盤(そろばん)」を人に説いた。事業採算と社
会貢献を両立させる考え方は、日本に古くからあった。

 いきなり社会起業家になるのは難しい。夢や善意や忍耐だけでは務まらない。NPOは全
国に3万6千以上あるが、採算がとれているものは少ない。


■サラリーマンも変わる

 会社の周辺に社会貢献できる問題を見つけ、事業に取り込む。そこで大事なのは、問題を
発見し、解決する能力だ。こうした力は、あらゆる職場で求められている。働きながらスキ
ルを磨き、人脈を増やしてから、いずれ起業するのもいいだろう。

 若者の間には、競争に明け暮れる社会から逃れたいという意識もあろう。それでも、社会
起業家の出現は社会の「復元力」の表れだと考えたい。彼らは日本が築き上げた豊かさの申
し子なのだ。

 戦後の成長を支えたのは、企業社会にどっぷりつかった「会社人間」だった。それが崩れ
て久しい。新しい生き方・働き方が育つよう応援したい。


■本当の豊かさへつなぐ

 社会起業家が必ずといっていいほど苦労するのが、行政の無理解だ。貧しい人を食いもの
にするような「貧困ビジネス」が増え、まともな社会的企業との区別が難しい事情もあるだ
ろう。

 しかし、彼らを行政の縄張りを荒らす侵入者とみる傾向が根強いからでもある。そうでは
なく、行政の手の届かない問題を効率よく解決するパートナーとして受け入れ、いまある制
度や規制の問題点を洗い出し、改革する力を生かさなければいけない。

 既成の枠組みに守られた人々は、この新参者を排除せず、むしろ自分たちも変わっていく
契機にしてほしい。

 物質的には世界有数の豊かさを獲得した日本で、さまざまなシステムが制度疲労を起こし
ている。それを解決し次の経済社会の姿を見つけることが、本当の豊かさにつながるはずだ。
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「ココロの豊かさ=笑顔つながり」という目に見えない『コト』にお金を払う・買う!こと
には、大きな抵抗があるのは仕方がないでしょう!

だから今までは「生きがいづくり」は、地域・行政が担ってきた分野なのかもしれない?

これからは民間による「より良く生きるサポート=新しい感性価値」を買ってもいいかな!
という選択肢も求められてくると確信しており、まだまだ我々の「つなぎ役=働き方」を
もっともっと伝え続けていかねばと…考えている。


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2009年5月11日月曜日

特集:子どもの体力・運動能力を高める

月刊「健康づくり」特集:子どもの体力・運動能力を高める
今回この記事に触れ、「子どもにおける『運動遊び』と生活習慣との関連」について考えてみました!

財団法人 健康・体力づくり事業財団

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深代 千之 教授 (東京大学大学院 総合文化研究科)

知育偏重から文武両道へ
遊びを通じて子どもの“得意”分野を見つけよう


○子どもを運動好きに導くには、何をすべきか?

 テレビゲーム等の屋内遊びの普及や地域の安全が崩壊した現代では、子どもが自然に
遊び回ることが少なくなりましたから、親や先生が子どもを遊びに連れ出して、様々な
体験をさせてみる必要があります。

 大切なのは親が一緒に遊ぶことです。コーチや先生に任せきりではいけません。特別
な場所に行かなくても、近所の土手でもリビングでもできる遊びがたくさんあります。
親が日常生活の中でできる遊びの引き出しをできるだけ多くもっておき、子どもに活動
的で多様な体験をさせてあげてください。

 特に、脳の発達が著しく、話も理解できる5~6歳の時期は、器用さを身につける適期
です。繰り返しの中で動きのパターンを脳に記憶させること、そのパターンの数を増や
すことが、運動の上達につながります。


○運動嫌いの子どもにはどんなアプローチが効果的?

 本来、子どもは身体を動かして遊ぶことが大好きで、生まれつきの運動嫌いはいませ
ん。右利きの人の左手が不器用なのは、単に使っていないからと同じで、運動が苦手と
いうのは、経験がなく得意なことを見つけていないだけなのです。決して親や先生が「
この子は運動がダメだ」と決めつけてはいけません。

 子どもをおもしろがらせたら勝ちです。嫌がることを強制せずに、楽しく遊ぶこと。
そして、ほかの子と比べずに、その子自身の上達をほめてあげてください。うまくなれ
ばうれしくてまたやりたくなり、自然に運動技術も体力もついてきます。
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◎子どものころからの 正しい生活習慣が大事

 日本学術会議は平成20年8月、「出生前・子どものときからの生活習慣病対策」と題
する提言を発表した。医学の進歩により、現在問題となっている大人の生活習慣病の大
きな要因として、胎児期や子ども時代の栄養異常が指摘されていることから、提言では
若年女性のやせ、低出生体重児、肥満児などに警鐘を鳴らしている。

 この中で運動に関しては、「身体活動の機会を増やす体制づくり」を提唱している。
文科省や自治体などは、単に運動の「場」をつくることだけでなく、幼稚園や保育園で
の外遊びを増やしたり、地域や学校に多種多様な運動部を創設したり、総合型地域スポ
ーツクラブを設置して、子どもたちが参加しやすい体制をつくるなど、実際に体を動か
す機会を増やす努力をすべきだとしている。

 東京大学大学院の深代千之教授は、「運動で適度に疲れて、集中して勉強すれば、食
事もおいしく、ぐっすり眠れて、朝すっきり目覚める」と述べており、体を動かすこと
をきっかけに正しい生活習慣が身につくと訴えている。


◎運動の苦手な子も大丈夫 NPOの運動スクール

 子どもに運動を好きになってもらうこと、子どもが状況に合わせて自分の体を動かす
「コーディネーション能力」(=五感からの情報を脳で処理し、神経を伝わって筋肉を
動かすという運動プロセスを行う能力)を身につけること、などを目標に活動している
総合型地域スポーツクラブもある。


◎運動の習慣化に向けて 運動する価値を見直す

 子どもの体力や運動能力の低下は、運動習慣の減少が最大の要因の一つだが、その背
後には、親や学校、社会が「知」を優先し、「体」を後回しにする知育偏重の意識とい
う、一朝一夕には解決しがたい根深い問題もある。

 しかし、体を動かすことは体力の向上だけでなく、脳の活性化、肥満防止、活動的で
気持ちのよい生活を得られるなどさまざまなメリットがある。子どもの体力・運動能力
を高める価値をいま一度見直す視点、取り組みが求められいる。
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まさに当社の事業がめざしている取り組みがそのまま表現されていて内容にびっくりす
るとともに、我々の感じた課題解決の方向性を認めていただいている印象で非常に勇気
づけられ喜んでいるところ。

ますます多くの方々へ様々な機会(親子COT出前教室の依頼も増えてきており)を通して
バシバシ情報発信しながらどんどん体験してもらえるようにつなげていきたい。


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2009年5月9日土曜日

ETIC. 社会起業・NPO×ベンチャー協働支援プログラム

社会を変えるプロジェクト・事業を募集 イノベーション・グラント2009

★応募期間(2009年第1期):2009年4月3日(金)~5月15(金)
★主催:NPO法人 ETIC.

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↓INNOVATION GRANT サイトより:

【ETIC.】社会起業・NPO×ベンチャー協働支援プログラムのご案内


                    2009年3回募集(第1期〆切5月15日)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●フロンティアを切り拓いてきたベンチャー経営者と
               連携しソーシャルビジネスを創造する!
  ┌――――――――――――――――――――――――――――――─┐
    社会を変えるプロジェクト・事業を募集
                  イノベーション・グラント2009

   ~事業コラボの機会・資金(最大100万円)・起業家メンター等を提供~
  └――─――――――――――――――――――――――――――──┘
------------------------------------------------------------------------------
主催:NPO法人ETIC.
パートナー:スリープログループ・イデアインターナショナル・ピースマインド
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                         http://www.i-grant.jp/

イノベーション・グラントとは、次世代の社会起業家が、フロンティアを切り拓い
てきたベンチャー経営者とともに、新たな社会イノベーションを仕掛ける創発プラ
ットフォームです。

フロンティアを切り拓いてきたベンチャー経営者が、各社のビジネスインフラや
ネットワーク・資金などを持ち寄り、社会の現場の課題・ニーズに対峙しつ挑む
若き社会起業家たちと繋がることで、この場から新たな協働事業・プロジェクト等
が生み出されています。

●イノベーション・グラント特徴
……………………………‥‥‥‥‥‥・・・・‥‥‥‥‥……………………………
                     http://www.i-grant.jp/what.html
【1】社会起業家・ベンチャー経営者による経営支援・メンタリング

ゼロから創業し、影響力のあるビジネスを育ててきたベンチャー企業経営者が、
メンター役となり、事業戦略を強化、起業家としての成長の支援をします。

【2】 ビジネス連携とイノベーションの創出
          (新たなプロジェクト創出、異分野コラボレーションなど)

独自のビジネスモデルやネットワーク・資金などの経営資源を持つベンチャー企業
や社会起業家同士が相互に繋がることで、新たな事業・プロジェクト・協働を生み
出します。

【3】 事業・プロジェクトにつき最大100万円の資金提供

資金の獲得によりステージアップが望める事業・プロジェクトには、1件につき、
最大100万円までの資金提供を行います。
※別途、東京都イノベーション創出助成金の申請支援の資金調達もサポートします。

●エントリー・応募方法
……………………………‥‥‥‥‥‥・・・・‥‥‥‥‥……………………………
                     http://www.i-grant.jp/offer.html
■応募対象
 NPO法人・株式会社・LLC・任意団体など法人格は問いません。
 スタートアップ部門、イノベーション部門の両部門で募集しています

■応募期間(2009年第1期):2009年4月3日~5月15日(金)
 (2009年第2期の〆切は、7月末を予定しております。)

■応募方法
 下記のページより応募書類をダウンロードして応募してください
 http://www.i-grant.jp/offer.html#offer_about_link
 *応募〆切は5月15日(金)18時になります

●パートナー企業
……………………………‥‥‥‥‥‥・・・・‥‥‥‥‥……………………………
                   http://www.i-grant.jp/partner.html
イノベーション・グラントの取り組むに共感し、ご参画いただいている企業・団体
です。パートナー企業には、経営者・社員が共感した団体との協働を行っていきます。
協業先の課題の発見や目標の設定を行ないながら、それぞれの役割の中でサポート
と協働を行っていきます。

★イノベーション・パートナー:
 スリープログループ株式会社・ http://www.threepro.co.jp/
 株式会社イデアインターナショナル・ http://www.idea-in.com/
 株式会社ピースマインド・http://www.peacemind.co.jp/

★メディア・パートナー
 株式会社ファクトリアル・http://www.fact-real.com/


●昨年からの支援・連携事例
……………………………‥‥‥‥‥‥・・・・‥‥‥‥‥……………………………
■製品開発連携
 -エイズ孤児支援NGO・PLAS & ゆいまーるハミングバーズ
                   × イデアインターナショナル株式会社

モンゴルの孤児支援の「ゆいまーるハミングバーズ」、アフリカエイズ孤児支援の
「PLAS」と、ライフスタイル商品を中心としたメーカーであり東京ミッドタウン
や表参道ヒルズなどに直営店を持ち、ハンズ、ロフトなどに販路を持つイデア社が
連携し、新ブランド“YUENTO”においてオリジナル「マイ箸」の商品化。
売り上げの一部を、活動に充てるモデルを実現。

■経営支援・顧客第一号として参画
 -マイファーム × スリープログループ株式会社

既存ビジネスの価値の再定義・プロセスの再構築を得意とするスリープログループの
高野研社長がメンターとして経営戦略策定支援を行なう。当初のプランの展開シナリ
オをブラッシュアップし生まれた、企業向け貸し農園事業。スリープログループが
第一号企業向け貸し農園として参画し「スリープロファーム」をスタート。

■「 事業化 」・支援
 -日本視覚障害者サッカー協会 × イノベーション・グラント

不可能とされていた、障害者スポーツ支援団体の事業化に対して、事業家に向けた
スタートアップ資金と事業化支援を実施。その資金を元に事務局長の松崎氏が専任に
なり、都内に事務所を開設をする。営業活動やアライアンスが増え、
現在はさらなる有給スタッフも参画、2009年は視覚障害者サッカーのアジア大会の
誘致に成功。グラントの資金により事業化をした。


●お問い合わせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■イノベーション・グラント(事務局:NPO法人ETIC.)
 担当:佐々木 加勢                http://www.i-grant.jp/
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〒150-0041 東京都渋谷区神南1-5-7 APPLE OHMIビル4階
TEL:03-5784-2115 FAX:03-5784-2116 mail:info@i-grant.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ INNOVATION GRANT━

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地方発のソーシャルビジネスも地域間を越えてコラボしていける・つながっていくと
少しずつですが日本を変えていく大きなチカラとなっていくかなと感じます。


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと