2009年7月9日

子どもの運動遊び 1:村田 トオル 著 <月刊 健康づくり>

月刊「健康づくり」楽しい フィットネス プログラム 『子どもの運動遊び 1』村田 トオル 著

財団法人 健康・体力づくり事業財団

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村田トオルの元気っず日記(^^♪
村田 トオル 健康運動指導士 (関西大学 非常勤講師)


☆運動遊びとは何か

運動遊びとは
1.神経系向上が期待できること
2.スポーツ活動の基礎的動作を含むこと
3.子どもが熱中し、自ら創意工夫すること
という3つの条件があるとお考えください。

さて、唐突に「遊び」という言葉がでてきました。
この言葉のイメージは大人の視点で見てみると
1.「無意味なもの」
2.「労働と相反するもの」
3.「ふまじめな活動」
ととられがちです。

一方で、遊びの研究者である山田 敏 氏は、遊びとは
1.「楽しいと感じること」
2.「活動そのものが目的であること」
3.「拘束されたり、強制されているという感じをもたないこと」
と定義しています。

何か結果を期待して行う活動ではなく、子どもが、いまこの瞬間、この場所で、自分から
したい! という内発的動機により意欲的に取り組む活動を示しています。非常にポジティブ
かつ、人生の中で重要な意味をもつ活動といえるでしょう。


☆なぜ運動遊びが必要なのか

いま、日本が抱える大きな社会問題の一つに子どもの体力低下があります。具体的には、親
世代と比べると、明らかに走る、跳ぶ、投げるという能力が低下しています。これらの能力
はスポーツ活動の基礎でもありますが、日常生活動作に直結する能力でもあります。また、
身体活動量の目安である日常歩行数も低下の一途をたどっています。文科省はこの原因として
「知育偏重による外遊びの軽視」
「遊びに不可欠な時間、空間、仲間の減少」
「日常的な子どもを不動にさせる環境」
などを挙げています。このまま低い水準での体力や活動量が続けば、国民医療費を圧迫する
メタボリックシンドロームや介護の問題を深刻化させることに難くありません。

子どもの体力低下はこのような「将来のため」という視点からだけではなく「いま起きて
いる現実」にもよくない影響を及ぼしています。


子どもの体力は、もはや“より速く・より高く・より遠く”という競技力重視の体力とは違い
いま直面している生活全般に強く影響を及ぼすものといえます。

遊びの定義「楽しいと感じること」とは、心の動きです。子どもが「楽しく」運動するとき
それは単なる身体移動ではないのです。


☆心が変わる、体力も変わる

注目すべきは子どもたちの心の変化です。私は子どもたちの変化を見て、体力テストをしな
くても体力が向上していることを確信しました。体力向上にかかわる意欲的な行動が目に見
えて表れてきたからです。

『心と体は一体』とよく表現されます。これからは指導やプログラム作成にあたって、心の
部分に着目するときがきているのではないでしょうか。

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『愉しむココロ』:運動あそび塾【しらさん家】では「楽しい」とはあまり表現せずに
『愉しむ』という使い方にこだわっている。

勝手なニュアンス・解釈だが
「楽」:ラク&受動的(楽しませてもらう)
「愉」:りっしんべん⇒ココロから&能動的((自ら)愉しむ)
と捉えている。


そのため各教室でのスタッフのかかわり方も「カリスマインストラクター」となり、みんな
をぐいぐい&どんどん引っ張っていく関係とはならないように取り組み続けている。

「ウエルネスサポーター&運動あそびサポーター」:あくまでもお一人おひとりの健康体力
づくりを支援する・支える&仲間・笑顔のつなぎ役としての「仕事」の価値創造への挑戦だ!

常に主役は参加されているみんなにあるコト(愉しむココロに着目)を徹底・共有できている
ポイントは、このスタンス=「指導」「指導者」という先生役との差異化にも表れている!
(だれも先生とは呼ばれない対等な関係づくりを…ササ・はる・こと・しら)

本文中の定義の一つ:「遊び」は「強制と感じないコト」⇒そう!納得…
「強制じゃない『みんなと一緒』感の追求」が【しらさん家】の永遠のテーマ!!


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2009年7月6日

脳トレ神話にだまされるな:高田 明和 著 【脳活性≠脳機能↑】 その2

脳トレ神話にだまされるな:高田 明和 著 2009/06/10 角川グループパブリッシング


高田 明和 氏 (浜松医科大学 名誉教授・昭和女子大学 客員教授)

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↓本文より:

☆第四章 本当の脳トレは毎日の生活のなかにある

三、「脳を鍛えるための三つの習慣」

●正しい呼吸法がセロトニンを増やす

 呼吸も脳の活性化に関係しています。
 ゆっくり呼吸をすると、脳内のセロトニンが増えるということが知られています。禅でも、
ゆっくり呼吸するように厳しく指導されます。セロトニンが増えると感情が安定し、不安が
少なくなります。脳内のセロトニンを増やす薬が、うつ病の治療に使われるのはこのため
です。禅では、ゆっくり息を数えろと教えられます。これを数息観(すそくかん)といい、
坐禅を始めると最初に教えられます。

 日本では昔から長い呼吸が尊ばれました。宮中の歌会始のときなど、実にゆっくり和歌を
詠みます。ゆっくり和歌を詠むことで、呼吸を長くさせ、心を安定させたのです。


●腹筋の刺激が精神の安定につながる

 現代人は姿勢が悪いと言われますが、正しい姿勢は脳に刺激を与えることがわかって
います。
 私たちは、常に重力の影響下に生きています。まっすぐ座ったり、立ったりするためには
首、背骨、腰のまわりの筋肉を緊張させ、支える必要があります。これは無意識に行われて
います。このように常に緊張している筋肉とそれを骨につなぐ腱は、いつも刺激されて
います。
 この刺激は大脳、特に前頭前野に送られます。前頭前野は神経を集中させ、一つのことに
考えをまとめる能力、一つのことを成し遂げようとする能力を高めるのです。ですから、
姿勢を正すことが邪念にとらわれないために非常に大事になります。
 また、腹筋などを緊張させることも重要です。
 昔から「丹田(へその下10cmくらいの場所)を鍛えよ」とか「丹田で呼吸せよ」と言われて
きました。丹田が大事なのは、感情を安定させるために丹田が重要な役割を果たしているから
です。

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運動あそび塾【しらさん家】での教室では、お達者コースでもキンダー・ジュニアコースでも
ゆっくりの深い呼吸をはじめまたはおわりに取り入れていますが、これまで目的を明確には
伝えてきていなかったかなと今回気づきました。

この機会に高齢者にとって&子どもにとっての「自分自身の呼吸に意識を向ける意味&良い
姿勢」とその継続により、ココロとカラダに及ぼす効果・変化を実感できるようにサポート
できればと考えます。

THE ZEN (坐禅)とのコラボも1回きりにせずに継続していきたい!!と思います。
↓実績関連イベント情報
『親子体験会(坐禅+運動あそび)』について:(2009/02/24) e地域ナビ なんでも柏崎【健康づくりイベント】情報4


一方、「静」の呼吸とは反対に位置づけられると思われますが運動あそび塾【しらさん家】の
最大の特徴である『大笑い』『大声』が無意識に自然にでてしまう!(近所迷惑になりそうな
大音量も元映画館の遮音がバッチリ活かされ↑)各教室において、一人ではこんなに「はじけ
ないだろう?」という場面が多々あります。

これは仲間と一緒だからついそうなってしまっている感じですが、まさに自身が呼吸している
コトを意識しない「動」の大きな呼吸(短くなっちゃってそうですが)につながっているのかな
と捉えており、この「腹から笑う」「腹から声がでる」効果検証も進めていければと常々考え
ています。(コレもいっぱいストレス発散になってそうじゃ~ん…と⇒『笑いを科学する』)


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2009年7月3日

脳トレ神話にだまされるな:高田 明和 著 【脳活性≠脳機能↑】 その1

脳トレ神話にだまされるな:高田 明和 著 2009/06/10 角川グループパブリッシング


高田 明和 氏 (浜松医科大学 名誉教授・昭和女子大学 客員教授)

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↓本文より:

☆第四章 本当の脳トレは毎日の生活のなかにある

三、「脳を鍛えるための三つの習慣」

●脳細胞は何によって増えるか

 脳細胞が高齢になっても増えるということがわかると、さらに増やす刺激が探られました。
その結果、次の三つの要素が細胞の増殖を促進することがわかったのです。

 一つめは運動です。運動は海馬の細胞を増やすだけでなく、シナプスを増やす役割も担って
いるので、脳の刺激には非常に効果的です。

 二つめは、刺激のある環境で生活することです。動物などの場合には遊び道具があるところ
で生活させると、高齢になっても脳細胞が増えるということがわかっています。仲間と付き
合ったり、一緒に合唱をしたり、山歩きをしたりすることは、脳の活性化に非常によいと思わ
れます。

 三つめは、頭を使うことです。しかし、前にも述べたように嫌々やったり、苦しい過去を
思い出すようなことは逆効果です。楽しく頭を使うことが大事です。

 呆けを防ぐうえでもっとも効果がある趣味が、欧米ではチェス、日本では囲碁・将棋でしょ
うか。また、多人数でやるブリッジのようなトランプゲーム、日本ならばマージャンなどで
しょう。そのほかにも、読書、クロスワードパズルなどが呆けを防止するのに効果がありま
す。

 運動は、子どもの脳の機能の昂進にも役立ち、高齢者の呆けの防止にも役立つようです。
子どもでも大人でも運動することで、算数、読み方などの点数が上がります。これは運動能力
があるということとは関係ありません。体を動かすことが大事です。運動することで、脳由来
神経栄養因子(BDNF)が脳細胞を刺激すると考えられています。

 さらに大事なことは、激しい運動は必ずしも認知症を防がない、ときには認知症を引き起
こすということです。登山、自転車競走、階段を何回も上り下りするということは、認知症
を増やすと考えられています。

 一方、ダンス、家事、散歩、水泳などは、認知症を防ぐ効果があるという結果も出ていま
す。あまり激しい運動は逆効果で、家で簡単にできる運動、あるいは家事などでも脳が活性化
し、呆けを防ぐ効果があるということです。

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最近70歳前後の女性で、少し前までスポーツクラブ等でエアロビをされていた方が参加される
ようになりました。一度ご体験をされ、年相応の運動に切り替えていければというニーズに
フィットしたようで、継続して通ってみましょう!ということで新たな『運動あそび』への
スタートをきられます。

運動あそび塾【しらさん家】の『お達者コース』仲間のみなさんは70歳前後の年齢の方が中心
で、「一人ではなかなかできない・続けられない運動」を『みんなで愉しむ⇒笑顔つながり』
にこだわった内容をお一人おひとりがそれぞれご自分らしく愉しんでおられます。

著書のなかにある「運動・遊び」「仲間とのつきあい」「楽しく頭を使うこと」の要素が
【しらさん家】の『運動あそび』にはバランス良く取り込まれていると考えています。

これまで当社では「脳トレ」「認知症予防」というコトバを私が個人的にあまり好きでは
ないため、あまり使用してきていませんが、『脳を鍛えるためのコトづくり』としてみな
さんに伝わりやすい・一般的な表現だとすれば何らかの活用も検討していかなくっちゃ!
とこの本との出合いで少し柔軟になれそうかな…?といった感じです。
(一人のDSじゃなくて、「みんなと一緒⇒だからこそ!」を付け加えた「脳トレ」として)


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2009年6月29日

子どもにスポーツをさせるな:小林 信也 著 【心技体】 その3

子どもにスポーツをさせるな:小林 信也 著 2009/06/10 中央公論新社


小林 信也 氏 (スポーツライター)小林 信也の書斎

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↓本文より:

☆終章 大好きな気持ちを育てる

「大人たちが毒され、ずれてしまっている」

 プロスポーツが巨額の収入と結びつく時代になった。子どもがスポーツに取り組む目的
が、「健康増進」「心身の育成」「仲間づくり」だけでなく、「将来プロとして巨額の収入
を得るための英才教育」という明確な道筋を持つようにもなった。そんな中、各競技団体で
は、それぞれ熱心に「ジュニア育成プログラム」を展開している。

 その原点には競技を愛する純粋な思いがあると信じたいが、組織となり、運営・経営を担
う立場になると、そしてその競技に関わるビジネスを生業にすると、「競技の普及」「競技
人口の拡大」「人気獲得」は利益のための欲とも深く絡んでしまう。そうなると、ジュニア
の育成も、その子どもの将来のためではなく、ビジネス繁栄の要素にすぎなくなる。


 もう一度、スポーツはなぜ奨励されるのか、なぜ少年少女が取り組むべき貴い活動なのか
を、しっかり見つめ直す必要がある。それはお金のためだけではなく、一部の大人の利益の
ためでもないはずだ。



 「子どもが夢中になるのはお金のためじゃない」

 子どもたちは何のためにスポーツをするのか。社会はなぜスポーツを肯定的に支援するの
か、その原点や理念を根本に置く姿勢が見失われている。

 しかしそろそろ、原点に帰るときが来たのではないか。私たちは、「文武両道を求め、
スポーツを通して子どもの人格を磨く」という、本来の目的を片時も忘れてはいけないのだ。
たとえ目の前で勝ちたい試合が展開されていても、勝つ以上に自己を鍛える価値を優先する
のが、親の正しい姿勢だろう。

 スポーツという熱い分野、試合の興奮の中でそれを維持するのが容易でないことも私自身、
知っているが、それでもこの姿勢は守らなければならない。

 それを一瞬でも崩してしまえば、スポーツは積み重ねの利かない、ただの消費的娯楽と
なる。そして、子どもたちの心身を逆に蝕む方向に進み始めてしまうからだ。



☆おわりに

 観客さえも心臓が飛び出すくらいの緊張する場面で、最高のパフォーマンスを演じてのける
選手を突き動かすのは、言葉には表せない意志の力、身体の奥からわきあがってくる情熱と
意欲。それはまさに、「できる!」と感じて動く潜在的なエネルギーだ。そして、「自分と
の闘い」に勝つことで得られる成長と感動。それこそが、スポーツに取り組む目標であろう。
子どもたちにスポーツをやってほしいのは、こうしたことで得られる喜びに目覚めてほしい
からだ。そしてさらなる自分に出会うために、日々、日常生活から努力をしようと自発的に
感じて生きる姿勢を身につけてほしい。

 日本人は、そうした「内面の力」を内に秘めている。その力を育み、伸ばすことがスポーツ
に取り組む意義であろう。それが、目的を誤りかけているスポーツ界が本来、目指すべき道筋
だと信じている。最近は、身体より頭脳が大事だと考える価値観が世の中を支配している。
それはとんでもない誤解であり、おごった発想だと思う。人間の身体は、頭脳より遥かに
スピードが速く、行動力がある。しかも、研ぎ澄まされた身体は瞬時の判断を誤らない。

 頭脳の命令に支配され、身体の感性が鈍った大人ほど、理屈に支配され、理屈にだまされ
る。いまの日本社会の腐敗や混迷はその果てに起こった現象だと思う。

 私たちは真剣に、頭脳ではなく、身体で生きる習慣を磨き、身体でできる人間を目指さな
ければならない。

 子どもたちには、スポーツを通じて、そのような身体を磨き、感性を伸ばしてほしい。
大人の鈍った感覚で子どもの才能をつぶすのではなく、子どもの秘めている力の扉を開けて
あげる、その後押しをするのが親の務めだ。

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「スポーツとお金」「日本人・人間・習慣」「身体と感性」「子どもと大人」についての内容
が印象的だ。

運動あそび塾【しらさん家】も月会費(いわゆる月謝)で成り立つビジネスモデルであり、また
地域のミニバスケットボールのコーチングの場面でも、親との関係で難しいケースもあり、
考えさせられる機会となった。

スポーツ支援においては、ボランティアと料金を要するかかわりの線引きがまだまだ課題だと
感じているが、将来プロでお金を稼ぐための先行投資としてではなく、『人格を磨く=ヒトづくり』
への感性価値を認めていただいた対価によるソーシャルビジネスの確立に挑戦し続けたい。


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2009年6月25日

子どもにスポーツをさせるな:小林 信也 著 【心技体】 その2

子どもにスポーツをさせるな:小林 信也 著 2009/06/10 中央公論新社


小林 信也 氏 (スポーツライター)小林 信也の書斎

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↓本文より:

☆第7章 子どものスポーツと生活習慣

「心底『好きだ』という気持ちを育む」


 2. 基本は「しっかりと立つ」、身体をひとつにする

 大地に根を張り、内面から湧き出す「本質的な力」で投げ、打ち、走る。
 しっかりと立ち、「身体をひとつにする」ことで生まれる本質的な力を基本にする。
 筋力(部分体)で出す力は弱い上に、相手に読まれやすい。部分体の力は呼吸が詰まり、
居着(いつ)きが生じる。腕に力を入れると、足が動かない、などの弊害がある。
 本質的な力とは「身体をひとつにする」ことでおのずと出る力だ。きちんと生活している
日本人なら、昔から普通に使っている力である。
 リラックスして「力を抜く」のではなく、「自然体」でプレーする。

 大人たちは頭で考えて身体を動かす習慣を身につけ、身体が本来持っている力を制約する
回路に支配されている。そうした大人が教えれば教えるほど、子どもたちは鈍った身体に
なる。
 一方、子どもたちの身体は敏感なので、まだ身体の感覚によって、理屈抜きに本来の力を
発揮できる。


 7. 「子どもの方がわかっている」

 大人の思い上がりを捨てて謙虚に取り組むことが、子どもをサポートする基本だと感じて
いる。
 子どもは「自然にできる能力」を持っている。子どもの身体感覚は、大人より遥かに優れ
ている。
 「やろう」と思えば「身体で自然にできる潜在能力」を、子どもは失わずに秘めている。
 大人は、頭の命令で動く癖をつけてしまっていて、身体が自由に動かなくなっている。
自分ができないから、子どもも「できない」「わからない」と思いがちだ。心技体の基本も、
大人の多くは頭で考えて「よくわからない」というかもしれない。しかし子どもたちにやら
せてみると、大半は理屈抜きにできる。その違いを謙虚に認める必要がある。
 親や大人はコーチというより伴走者。子どもへの敬意を持ち、謙虚に子どもから学ぶ姿勢
を忘れずに取り組む。「子どもの方が、わかっている」からだ。

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『好きこそコトの上手なれ』:運動あそび塾【しらさん家】のスタッフで共有しているコトバ
のひとつだ。

『遊び』の追求は、『好き=自分らしく愉しむ』をつなぐチカラだと捉えている。【自愉力】



【しらさん家】の運動あそび教室では、ジャグリング(お手玉)にみんなで挑戦する時間をほぼ
毎回つくっている。

あまり手とり足とりスタッフがかかわるコトはあえてしていない。ポイントを見て理解し、
『自分の身体感覚』につなげる経験=『できる』感動を積み重ねていってほしいとの願いも
ある。

教室なのに「教えないの?」と感じる場面もあるかもしれない…
『頭で考えての動き』をつい伝えてしまいがちだが、一人ひとりの自分らしい潜在能力を
「頭で考えるコトをはじめからは教えない」かかわり方でいかに引き出していけるかに
こだわってみたい。


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2009年6月22日

子どもにスポーツをさせるな:小林 信也 著 【心技体】 その1

子どもにスポーツをさせるな:小林 信也 著 2009/06/10 中央公論新社


小林 信也 氏 (スポーツライター)小林 信也の書斎

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↓本文より:

☆第7章 子どものスポーツと生活習慣

「日本には、心技体を鍛える生活習慣があった」

 さらに希望を抱いたのは宇城師範から、「日本人の生活習慣には武術の要素が根付いてる」
と教えられ、実感してからだ。正座、お辞儀、座って食事をする、正しく箸を使う、正しく
鉛筆を持つ、雑巾掛け、等々、これら当たり前の行動で身体がひとつになり(心技体が一致し)
自然と姿勢が身につき、筋力に頼らない「本質的な力」が出る。武術を学ぶ基本は生活の中に
ある。日常こそが修行の場と実感して勇気を感じた。これならば子どもと一緒に毎日、取り組
める。

 かつての多くの日本人は、歳を重ねるごとに姿勢がしゃんとし、かくしゃくとしていた。
しかし、その後、生活様式がすっかり欧米化し、日本人がずっと受け継いできた日常の鍛練は
失われてきた。大半の日本人はもう、「日常の習慣が心技体の基礎作りと深くつながる」と
いうことに、気づきもしなくなったのではないか。

 残念ながら、アメリカは戦時中に気がついていた。研究に携わった当事者が証言している。
自分たちにない日本人の心の強さ、そして、アメリカにとって「脅威の的」である精神文化
を破壊する意図をもって、日本に対し、様々な施策を講じた。生活の欧米化もその一環と言
われている。


 子どもたちは無垢な可能性を秘めている。正しい姿勢を教え、文武両道を体感させ、実践を
重ねたら、きっと将来、日本を元気にする人材になるだろう。


宇城 憲治 師範 :ウィキペディア (Wikipedia)

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健康づくりにかかわる者にとって、衝撃的なタイトルですが「スポーツそのもの」を否定して
いるのではなく、子どもたちをとりまく「スポーツをする『環境』づくり(大人とのかかわり・
商業ベースへの偏り・地域による限られた選択肢)」に警鐘を鳴らしている内容だと捉えている。


【しらさん家】では「運動あそび教室」のはじめとおわりには『あいさつ・片付け:礼儀』と
『呼吸法(鼻呼吸):心・集中』にこだわって取組んでいる。

まだまだ「姿勢の良さ」という点では、これからのところもあるが日常の生活習慣の積み重ね
として、しつこく継続していきたい。


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2009年6月19日

【NEC社会起業塾】第8期:参加団体募集

NEC社会起業塾

★エントリー期限:2009年7月1日(水)
★主催:NPO法人 ETIC.

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↓ETIC. サイトより:

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■□ 想いからはじまった「活動」を「事業」にする半年間 ■□

   ~~ NEC社会起業塾 第8期新規参加団体募集 ~~
           http://www.etic.or.jp/svip/

  主催:NPO法人ETIC./オフィシャルパートナー:NEC・横浜市

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 NEC社会起業塾では、問題解決を事業として進めていく事業型NPO・
 社会貢献型企業を、半年間に渡って総合的に支援していきます。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【1】支援プログラム   ~事業を加速させる半年間~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ・プロフェッショナルとともに行う事業戦略ブラッシュアップ
 ・事業拡大のための顧客・事業パートナーの紹介
 ・インターンシップをはじめとする人材コーディネート
 ・プロジェクト推進奨励金とPCの提供
 ・メディアへのPR支援

    ↓↓さらに詳しい内容はコチラ↓↓
   http://www.etic.or.jp/svip/about.html

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【2】募集概要    ~社会を変える起業家を募集~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ≪対象となる事業≫
  ・社会的問題の解決を目的としている事業
  ・継続的に実施し、拡大することを志向する事業
  ・IT技術やウェブサービスなどを活用することが想定されている事業

 ≪エントリー資格≫
  ・中心メンバーが35歳以下であること
  ・事業、もしくは事業に向けた準備がすでに進んでいること

  ※居住地域は問いませんが、都内で実施する発表会などのための
   交通費は、支援金からの出費をお願いします。

 ≪エントリー期限≫
  2009年7月1日(水)

    ↓↓さらに詳しい内容はコチラ↓↓
   http://www.etic.or.jp/svip/apply.html

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【3】これまでの参加者  ~こんな方々が参加しています~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●NPO法人フローレンス 代表 駒崎弘樹 
  http://www.florence.or.jp/
(医療と保育を融合した新サービスによって子育て家庭をサポートする事業)

 ●NPO法人かものはしプロジェクト 代表 村田早耶香
http://www.kamonohashi-project.net/
  (カンボジアの子ども買春問題を解決するためのIT職業訓練学校設立事業)

 ●NPO法人音の羽根 理事長 馬渡徹郎
  http://otohane.net/
  (「音楽」×「IT」で新たな社会貢献のカタチを創造する事業)

 ●NPOコトバノアトリエ 代表 山本繁
  http://www.kotolier.org/
  (ニート・ひきこもりの就業問題解決のための事業)

 ●ケアプロ株式会社 代表取締役社長 川添高志
  http://carepro.co.jp/
  (1分血液検査を通して、定期検診の機会がない人の健康増進を図る事業)

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【4】エントリーはコチラ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 このNEC社会起業塾によって、事業をさらにステップアップしたいと考
 える方は、以下のページの募集要項をよくお読みになった上、フォーマッ
 トをダウンロードしていただき、7月1日(水)までに、
 incu@etic.or.jpまでお送りください。
 >> http://www.etic.or.jp/svip/apply.html

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 NEC社会起業塾 http://www.etic.or.jp/svip/
主催:NPO法人ETIC. / オフィシャルパートナー:NEC・横浜市
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お問合せ -> incu@etic.or.jp / 03-5784-2115(担当:石塚・佐々木)
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中心メンバーが35歳以下というエントリー資格のため当社の事業での挑戦は難しいところ!
(昨年度応募してみましたが、残念ながら×でした)

これまでの参加者はNHKをはじめ各メディアにも登場する機会が明らかに増え、この社会起業
塾への応募が事業の発展への相乗効果となっていったコトでしょう!


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと