新体力テスト実施要項@文部科学省
健康増進法 Wikipedia
-----
↓本文より
日本経済新聞 38面 社会 2010/07/09(金)
★高齢者向けに体力検定
健康づくり後押し、文科省が検討
高齢者の健康づくりを後押しする狙いで、文部科学省は2011年度にも高齢者向けの体力検定
制度を創設する検討を始めた。柔軟性や持久力などを測る6種目の合計点でランク分けし、
全国平均との比較や体力年齢も示す。自分の体力レベルを知ることで運動に取り組む意欲が
高まり、健康増進に役立つことを期待している。
◎5段階評価、比較も
文科省が検討している高齢者向け
体力検定制度の実施項目
▽握力検査
両手で2回ずつ握力計を握る
▽上体起こし
あおむけで両ひざを立て上体を起こした回数を測る
▽長座体前屈
足を伸ばした姿勢で前屈し手が届く距離を測る
▽開眼片足立ち
両手を腰に当て片足立ちを続けられる時間を測る
▽10m障害物歩行
障害物6個をまたいで歩く時間を測る
▽6分間歩行
周回路や直線路で6分間に歩ける距離を測る
検定の対象は65~79歳で、文科省が1998年度から行っている「新体力テスト」と同じ方式
を想定。実施種目は30秒間にあおむけ姿勢から上体を起こす回数を測る「上体起こし」や、
高さ20センチの障害物6個を並べたコースを歩く時間を記録する「10メートル障害物歩行」
などで、激しい運動はしない。
各種目の結果を点数に換算し、合計点によってAからEまで5段階で評価。柔軟性や
持久力、筋力などをグラフで分かりやすく表すほか、全国平均や過去の数値、本人の
体力年齢も示す。
内閣府が昨年9月に行った「体力・スポーツに関する世論調査」によると、週に1日以上
運動する人の割合は20代が32%、30代が40%に対し、60代は75%、70代は87%になった。
現在文科省が行っている新体力テストも高齢者層は対象となっているが、国民の体力を
把握するのが狙いになっている。健康維持のため熱心に体を動かしたりスポーツをする
高齢者は多く、文科省はより自分の体力が把握しやすい検定制度をつくれば、需要は高い
とみている。
近く策定する長期指針「スポーツ立国戦略」でも高齢者スポーツの振興を重点政策に
盛り込む方針で、専門の運動プログラム開発や指導者の養成などを進める。
-----
【笑足運動あそび】で着目しているバランス能力・反応能力を主体にしたコーディネーション
能力(いわゆる運動神経系)は、今回も残念ながら直接的には目を向けられなかった印象だ。
「開眼片足立ち」「10m障害物歩行」にはこれらの要素が含まれると考えられるが、超高齢
社会に向けては65~80~89歳でも段階的に利用できる組合せの設定も待たれるように感じる。
この6種目に全てしっかり取り組めるだけで70代でもハードルはかなり高いのでは…。
(「開眼片足立ち」は2、3秒というケースも多く、それは本当のバランス能力なのか?ただコツ
がつかめないだけ・カラダの使い方の経験がないだけなのかも?と疑問な部分も…)
転倒“骨折”予防・介護予防@厚労省と今回の体力検定@文科省の連携できるポイント・接点
を【しらさん家】らしく探っていきたい!
また、最後の「『スポーツ立国戦略』でも高齢者スポーツの振興を重点政策に盛り込む方針
で、専門の運動プログラム開発や指導者の養成などを進める」の部分
⇒指導者の養成=仕事の価値の確立=職場が増える=文化になる!!
につながる・つなげるコトもあわせて、できれば早急に推進していってほしいと切望する。
2010年7月12日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿