新しい学習指導要領「生きる力」-文部科学省-
小学校学習指導要領の体育において、1、2年生の内容に『運動遊び』
という表現が以前から使われていたことをご存知でしょうか?
今回下記の読売新聞の記事をきっかけに学習指導要領を調べてみました!
2008/11/18(火) 読売新聞
教育ルネサンス 「体育」を見直す
(1) 外遊び経験不足…「多様な動き」学ぶ
2005/10/12(水) 読売新聞
教育ルネサンス 培う 子どもの体力
(1) 遊びそのもの「新運動」
-----
↓文部科学大臣談話 より:
子どもたちの「生きる力」をはぐくむ具体的な手立てとして
①約60年振りに改正された教育基本法を踏まえた教育内容の改善を行うこと
②学力の重要な要素である基礎的・基本的な知識・技能の習得、思考力・
判断力・表現力等の育成及び学習意欲の向上を図るために、授業時数増を図り、
特に言語活動や理数教育を充実すること
③子どもたちの豊かな心と健やかな体をはぐくむために道徳教育や体育を充実
することといった基本的な考え方に基づいている。
新学習指導要領は
幼稚園は平成21年度から
小学校は平成23年度から
中学校は平成24年度から
全面実施することとしているが、新学習指導要領に対する保護者の期待や関心は
極めて高く、平成21年度から理数教育を中心に前倒しして実施したいと考えている。
-----
-----
↓小学校学習指導要領 第2章 各教科 第9節 体育 より:
第2 各学年の目標及び内容
〔第1学年及び第2学年〕
2 内容
【A 体つくり運動】
(1)次の運動を行い,体を動かす楽しさや心地よさを味わうとともに,体の
基本的な動きができるようにする。
ア 体ほぐしの運動では,心と体の変化に気付いたり,体の調子を整えたり,
みんなでかかわり合ったりするための手軽な運動や律動的な運動をすること。
イ 多様な動きをつくる運動遊びでは,
体のバランスをとったり移動をしたりするとともに,用具の操作などをすること。
【B 器械・器具を使っての運動遊び】
(1)次の運動を楽しく行い,その動きができるようにする。
ア 固定施設を使った運動遊びでは,
登り下りや懸垂移行,渡り歩きや跳び下りをすること。
イ マットを使った運動遊びでは,
いろいろな方向への転がり,手で支えての体の保持や回転をすること。
ウ 鉄棒を使った運動遊びでは,
支持しての上がり下り,ぶら下がりや易しい回転をすること。
エ 跳び箱を使った運動遊びでは,
跳び乗りや跳び下り,手を着いてのまたぎ乗りや跳び乗りをすること。
【C 走・跳の運動遊び】
(1)次の運動を楽しく行い,その動きができるようにする。
ア 走の運動遊びでは,
いろいろな方向に走ったり,低い障害物を走り越えたりすること。
イ 跳の運動遊びでは,
前方や上方に跳んだり,連続して跳んだりすること。
3 内容の取扱い
(3)地域や学校の実態に応じて歌や運動を伴う伝承遊び及び自然の中での
運動遊びを加えて指導することができる。
-----
我々の事業では
【ジュニアとシニアの運動あそび塾】における【運動あそび教室】や
【親子で運動あそび】を企画・運営している
といった感じで運動神経に着目した「脳と筋肉を調和させる=コーディネーション運動
(情報・神経系)」をより多くの方々へもっと手軽にお伝えできればと考え、
「運動あそび」というネーミングにこだわって取り組んできています。
まずは地元柏崎の幼稚園・保育園&小学校低学年における運動習慣の二極化
(運動は苦手・体育は嫌いと思い込んでしまっている状態)を解消していくお役立ちを
めざして、学校や総合型地域スポーツ・レクリエーションクラブ(これから設立へ)との
さらなる連携強化を推進していきます。
2008年11月24日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿