子どもの体験活動の実態に関する調査研究(中間報告)
独立行政法人 国立青少年教育振興機構
プレスリリース(2010.5.24(月):PDFファイル)
『子どもの頃の体験は、その後の人生に影響する』
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YOMIURI ONLINE読売新聞 2010年5月25日(火) 33面 社会
↓本文より
外で遊ぶと学習意欲向上
全国20~60歳代に調査
子供時代に外で活発に遊んだ人ほど、本を読む割合や大学進学率が高い――。
国立青少年教育振興機構は24日、こんな調査結果を公表した。
調査に携わった千葉大の明石 要一 教授(教育社会学)は「子供が外で遊ぶことで、探求心や
知的好奇心を刺激し、学習意欲も向上させるのでは」としている。
調査は昨年末、全国の20~60歳代の男女5,000人と、小中高生11,000人を対象に実施。
「川や海で泳いだ」「友達と相撲をした」など30項目をもとに、外遊びの体験豊かなグループ
とそうでないグループとに分けた。
それによると、「体験豊か」という大人のグループは、1か月に本を1冊以上読む人の割合
が71%にのぼり、少ないグループ(47%)より24ポイント上回っていた。最終学歴が大学以上
(50%)という人も「少ない」グループより5ポイント多かった。
ただ、同じ調査では、外遊びのうち、海や川で遊んだ経験のある人が60歳以上で半数以上に
のぼるのに対し、今の中高生は4割に満たない実態も浮かんだ。明石教授は、「学校や家庭
は、子供が外で遊ぶ機会をもっと増やす努力をすべきだ」と指摘している。
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【しらさん家】での『外遊び』は「みなとまち海浜公園」・「柏崎中央海岸の砂浜」で実施。
「探求心や知的好奇心を刺激」:
確かに道具の現地調達での工夫やその場に合わせたルールの変更等臨機応変にと!いう場面は
『外遊び』で圧倒的に増える。
新聞記事には載っていないが、結果②・結果③の人間関係に関する内容を興味深く感じた。
結果②:友だちの多い子どもほど学校好き、憧れる大人のいる子どもほど働くことに意欲的
結果③:小学校低学年までは友だちや動植物とのかかわり、小学校高学年から中学生は地域や
家族とのかかわりが大切
【しらさん家】ではサポート役となるスタッフ(大人)に子どもたちが依存しきってしまう
ようなかかわり方・リード方法をできるだけ避けるようにこだわっている。
「友だちが多い子どもほど…」「低学年までは友だちとのかかわり…」:
⇒【しらさん家】の特徴である多様な(学年のちがい&学校のちがい&男女も一緒)関係の
多さ・接点↑を『運動あそび』を通した(だからこそできちゃう)仲間づくり名人・達人への道
としてバシバシ活かしていってほしいと考える。
2010年5月26日水曜日
2010年5月20日木曜日
【痛くない体育】@フラッグフットボール
フラッグフットボール Wikipedia
日本フラッグフットボール協会
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↓本文より
日本経済新聞 30面 生活 2010/05/14(金)
★「痛くない体育」浸透中
小学校授業 楽しさ重視
過保護との声も
タックルのないアメリカンフットボール、ぶつかっても痛くないドッジボールや跳び箱…。
小学校の体育の授業で、接触プレーのない新球技や軟らかい素材でできた運動用具を使う動き
が広がっている。痛みや恐怖心から運動嫌いになるのを避けようという配慮だが、「行き
過ぎは過保護になる」との懸念もある。
○体力向上に一役
中野区が一部小中学校でフラッグフットの授業を始めたのは2007年。子供の体力低下に
危機感を抱いたのがきっかけだった。区教育委員会の担当者は「サッカーやバスケット
ボールは接触が多く、不得意だと活躍できず、運動嫌いになる子が後を絶たなかった」。
08年には全小中学校で導入。小学校低学年はボールを使わない鬼ごっこ形式にするなど指導を
工夫した結果、各学年の体力測定の成績が上昇したという。
小中学生を対象に行った09年度の文部科学省の全国調査では、50㍍走などの平均値は小中・
男女とも1985年度に比べて低下した。積極的に運動する子としない子に二極化している実態も
明確に。文科省は体育で「運動の楽しさや喜びを味わう」ことを重視。来春導入される小学校
の新学習指導要領でフラッグフットや同種の球技であるタグラグビーを推奨するなど、運動
嫌いを生む「痛い」「怖い」を減らす動きが盛んになっている。
学校側が事故などを恐れて神経質になっていることが一因との見方も。軟らかいドッジ
ボールなどを使う都内の小学校教員は「子供が体育でけがをしたと苦情を言う親も少なく
ない。過保護かもしれないが苦情は避けたい」と打ち明ける。
東海大体育学部の小沢治夫教授は「運動嫌いを減らすために発達に応じて用具を使い
分けるのは効果がある」と評価。一方で「身体的・精神的な痛みを乗り越える力を育てる
のも体育の役割。痛みを避ける指導が行き過ぎれば、子供の危機回避能力が薄れる恐れも
ある」とも指摘している。
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【しらさん家】では5月:ジュニア(小学生)コースは「みなとまち海浜公園」で活動している。
またキンダー(年中・年長)コースも1週間だけだが同じく屋外で潮風を受けながら元気に走り
回っている。
「危機回避能力」:
小さい子供たちほどやっぱり転んでしまうケースが明らかに増え、【しらさん家】のマット上
とは違い、転ぶとズボンが破れたり傷から血が流れる経験をするコトになる。
我々の時代であれば消毒もせずに(救急箱を用意して遊ぶわけもなく⇒ツバつけて or 水で
流して)家に帰るまでそのままだったと思う。
一応『運動あそび塾』としては、消毒⇒絆創膏で応急処置となるわけだが、そのままずっ~と
遊びに復活しないというコトはなく、遊びの魅力・パワー全開といった印象だ!!
【フラッグフットボール】:
体育指導委員の研修会でタグラグビーの経験があるが、バスケットボールな私はタグを取ら
れずにすり抜ける感がめちゃめちゃ愉しめる!【しらさん家】では『しっぽとり』という
鬼ごっこが定番だが、【フラッグフットボール】にならってボールの移動を組合せるパターン
も試してみたいと思う。(【フラッグフットボール】は“過保護”ってコトはないぞと感じる)
日本フラッグフットボール協会
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↓本文より
日本経済新聞 30面 生活 2010/05/14(金)
★「痛くない体育」浸透中
小学校授業 楽しさ重視
過保護との声も
タックルのないアメリカンフットボール、ぶつかっても痛くないドッジボールや跳び箱…。
小学校の体育の授業で、接触プレーのない新球技や軟らかい素材でできた運動用具を使う動き
が広がっている。痛みや恐怖心から運動嫌いになるのを避けようという配慮だが、「行き
過ぎは過保護になる」との懸念もある。
○体力向上に一役
中野区が一部小中学校でフラッグフットの授業を始めたのは2007年。子供の体力低下に
危機感を抱いたのがきっかけだった。区教育委員会の担当者は「サッカーやバスケット
ボールは接触が多く、不得意だと活躍できず、運動嫌いになる子が後を絶たなかった」。
08年には全小中学校で導入。小学校低学年はボールを使わない鬼ごっこ形式にするなど指導を
工夫した結果、各学年の体力測定の成績が上昇したという。
小中学生を対象に行った09年度の文部科学省の全国調査では、50㍍走などの平均値は小中・
男女とも1985年度に比べて低下した。積極的に運動する子としない子に二極化している実態も
明確に。文科省は体育で「運動の楽しさや喜びを味わう」ことを重視。来春導入される小学校
の新学習指導要領でフラッグフットや同種の球技であるタグラグビーを推奨するなど、運動
嫌いを生む「痛い」「怖い」を減らす動きが盛んになっている。
学校側が事故などを恐れて神経質になっていることが一因との見方も。軟らかいドッジ
ボールなどを使う都内の小学校教員は「子供が体育でけがをしたと苦情を言う親も少なく
ない。過保護かもしれないが苦情は避けたい」と打ち明ける。
東海大体育学部の小沢治夫教授は「運動嫌いを減らすために発達に応じて用具を使い
分けるのは効果がある」と評価。一方で「身体的・精神的な痛みを乗り越える力を育てる
のも体育の役割。痛みを避ける指導が行き過ぎれば、子供の危機回避能力が薄れる恐れも
ある」とも指摘している。
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【しらさん家】では5月:ジュニア(小学生)コースは「みなとまち海浜公園」で活動している。
またキンダー(年中・年長)コースも1週間だけだが同じく屋外で潮風を受けながら元気に走り
回っている。
「危機回避能力」:
小さい子供たちほどやっぱり転んでしまうケースが明らかに増え、【しらさん家】のマット上
とは違い、転ぶとズボンが破れたり傷から血が流れる経験をするコトになる。
我々の時代であれば消毒もせずに(救急箱を用意して遊ぶわけもなく⇒ツバつけて or 水で
流して)家に帰るまでそのままだったと思う。
一応『運動あそび塾』としては、消毒⇒絆創膏で応急処置となるわけだが、そのままずっ~と
遊びに復活しないというコトはなく、遊びの魅力・パワー全開といった印象だ!!
【フラッグフットボール】:
体育指導委員の研修会でタグラグビーの経験があるが、バスケットボールな私はタグを取ら
れずにすり抜ける感がめちゃめちゃ愉しめる!【しらさん家】では『しっぽとり』という
鬼ごっこが定番だが、【フラッグフットボール】にならってボールの移動を組合せるパターン
も試してみたいと思う。(【フラッグフットボール】は“過保護”ってコトはないぞと感じる)
2010年5月11日火曜日
【介護予防へ健康調査票】@厚生労働省 検討!
地域包括支援センター Wikipedia
健康増進法 Wikipedia
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↓本文より
日本経済新聞 4面 経済1 2010/05/08(土)
★介護予防へ健康調査票
厚労省検討 自治体、健診と選択
全高齢者を対象
厚生労働省は介護状態になる恐れが高い高齢者を支援する介護予防事業を見直す。生活状況
を把握する手段として、健診に加えて高齢者に調査票を送付する手法を導入する。高齢者の
支援計画を作る事業者の負担軽減にも取り組む。昨年の行政刷新会議の事業仕分けでは、介護
予防事業の効果に疑問の声が相次ぎ、「予算要求の縮減」の判定を受けていた。今回の見直し
には、費用対効果を高める狙いもある。
介護予防事業は、介護の必要な状態にならないよう防いだり、介護状態が悪化したりしない
ように高齢者を支援する。高齢者一人ひとりに支援計画を作り、必要な事業を実施している。
現状では、市町村が支援対象の高齢者を探すため、健診を実施している。ただ、高齢者自ら
医療機関へ出向く必要があるので、元気な人しか把握できなかった点が問題になっていた。
そこで厚労省は、高齢者の実態把握方法として、調査票を送付する手法も導入する。市町村の
事情に合わせ、健診または調査を選べるようにする。
調査票は、市町村が65歳以上の高齢者一人ひとりに送付し、返信してもらう。返信のない
場合は、市町村の職員が自宅を訪問し状態を調べる。この方法により、従来把握しにくかった
うつ病や引きこもり状態の高齢者を把握しやすくなるいうのが厚労省の見方。健診よりも費用
が安く済む利点もあるという。
高齢者の支援計画を作成する事業者の負担を軽くする方策としては、計画の作成を外部に
委託できるようにする。介護予防事業では、市町村が業務を委託した事業者などが、高齢者の
筋肉トレーニングへの参加といった支援計画を作らなければならない。計画は一人ひとりの
状況に応じた内容にする必要があり、時間と労力がかかる点が問題になっていた。外部委託を
可能にすれば、業者は相談業務に集中できるようになり、高齢者に対する支援効果も高め
やすいと見られている。
現行制度では、介護状態になる恐れの高い高齢者を「特定高齢者」と呼んでいる。高齢者に
介護予防事業を身近に感じてもらうため、この名称も見直す。
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◎私は講話をする機会などで介護予防事業の主な対象になる方々は「『特定高齢者』と呼ば
れている」とこれまで表現してきている。この名称に違和感を持っていた一人で以前持ち回り
担当の↓eこってニュースでネーミングについて考えてみていた。
『特定・・・・・・』とは、な~に~!?@eこってニュース:第177回 2009/1/11(日)
「介護予防事業を身近に感じてもらう」:
⇒名称だけではなく、人生の終盤をより良く生き切るために生活の一部として普通にいたる
ところで実践されている【文化】の一つの選択肢に育てていきたいと感じる。
「高齢者の支援計画を作成する事業者@地域包括支援センター⇒外部委託も…」:
⇒【笑足ねっと】が計画から担当させてもらうコトも検討してみたいと考えている。
これまでお一人おひとりの支援計画を見る機会において、いつも強く感じるのは病歴・手術歴
を拝見し、多くのみなさんが病気や痛いところを持ちながら暮らしておられるコトだ。
【笑足運動あそび】で大笑いしている姿・見た目からでは全く分からない・想像できない。
でもそれで良いのだ!と感じる。痛さや薬の服用が続くのも生活の一部であり、時には仲間と
バカ笑いし合えるのも大切な「今」なのだ!いつも笑ってばかりもいられないと思うが…
「うつ病や引きこもり状態」:
⇒痛さも病気も忘れちゃう“みんなの笑顔がつながる”【笑足運動あそび】にふれてもらい
たい方々はまだまだたくさんおられるぞ!!と気合が入る。
健康増進法 Wikipedia
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↓本文より
日本経済新聞 4面 経済1 2010/05/08(土)
★介護予防へ健康調査票
厚労省検討 自治体、健診と選択
全高齢者を対象
厚生労働省は介護状態になる恐れが高い高齢者を支援する介護予防事業を見直す。生活状況
を把握する手段として、健診に加えて高齢者に調査票を送付する手法を導入する。高齢者の
支援計画を作る事業者の負担軽減にも取り組む。昨年の行政刷新会議の事業仕分けでは、介護
予防事業の効果に疑問の声が相次ぎ、「予算要求の縮減」の判定を受けていた。今回の見直し
には、費用対効果を高める狙いもある。
介護予防事業は、介護の必要な状態にならないよう防いだり、介護状態が悪化したりしない
ように高齢者を支援する。高齢者一人ひとりに支援計画を作り、必要な事業を実施している。
現状では、市町村が支援対象の高齢者を探すため、健診を実施している。ただ、高齢者自ら
医療機関へ出向く必要があるので、元気な人しか把握できなかった点が問題になっていた。
そこで厚労省は、高齢者の実態把握方法として、調査票を送付する手法も導入する。市町村の
事情に合わせ、健診または調査を選べるようにする。
調査票は、市町村が65歳以上の高齢者一人ひとりに送付し、返信してもらう。返信のない
場合は、市町村の職員が自宅を訪問し状態を調べる。この方法により、従来把握しにくかった
うつ病や引きこもり状態の高齢者を把握しやすくなるいうのが厚労省の見方。健診よりも費用
が安く済む利点もあるという。
高齢者の支援計画を作成する事業者の負担を軽くする方策としては、計画の作成を外部に
委託できるようにする。介護予防事業では、市町村が業務を委託した事業者などが、高齢者の
筋肉トレーニングへの参加といった支援計画を作らなければならない。計画は一人ひとりの
状況に応じた内容にする必要があり、時間と労力がかかる点が問題になっていた。外部委託を
可能にすれば、業者は相談業務に集中できるようになり、高齢者に対する支援効果も高め
やすいと見られている。
現行制度では、介護状態になる恐れの高い高齢者を「特定高齢者」と呼んでいる。高齢者に
介護予防事業を身近に感じてもらうため、この名称も見直す。
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◎私は講話をする機会などで介護予防事業の主な対象になる方々は「『特定高齢者』と呼ば
れている」とこれまで表現してきている。この名称に違和感を持っていた一人で以前持ち回り
担当の↓eこってニュースでネーミングについて考えてみていた。
『特定・・・・・・』とは、な~に~!?@eこってニュース:第177回 2009/1/11(日)
「介護予防事業を身近に感じてもらう」:
⇒名称だけではなく、人生の終盤をより良く生き切るために生活の一部として普通にいたる
ところで実践されている【文化】の一つの選択肢に育てていきたいと感じる。
「高齢者の支援計画を作成する事業者@地域包括支援センター⇒外部委託も…」:
⇒【笑足ねっと】が計画から担当させてもらうコトも検討してみたいと考えている。
これまでお一人おひとりの支援計画を見る機会において、いつも強く感じるのは病歴・手術歴
を拝見し、多くのみなさんが病気や痛いところを持ちながら暮らしておられるコトだ。
【笑足運動あそび】で大笑いしている姿・見た目からでは全く分からない・想像できない。
でもそれで良いのだ!と感じる。痛さや薬の服用が続くのも生活の一部であり、時には仲間と
バカ笑いし合えるのも大切な「今」なのだ!いつも笑ってばかりもいられないと思うが…
「うつ病や引きこもり状態」:
⇒痛さも病気も忘れちゃう“みんなの笑顔がつながる”【笑足運動あそび】にふれてもらい
たい方々はまだまだたくさんおられるぞ!!と気合が入る。
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