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2012年4月2日月曜日
2011年8月12日金曜日
はじめての北信越大会@柏崎高校男子バスケ部
第64回 新潟県高等学校総合体育大会 バスケットボール競技会(男子の部) 大会結果
2011/6/2(木)-5(日)@三条市総合体育館、長岡市民体育館 他
平成23年度 北信越高等学校体育大会 バスケットボール競技会
2011/6/18(土)-19(日)@新潟市東総合スポーツセンター 他
-----
↓eこってニュース 第258回 2011/8/11(木) より
水球・ハンドボール・卓球・なぎなた・リトルシニアの野球や個人の陸上・水泳等と全国大会
まで経験できる柏崎を代表するスポーツはいくつか存在すると思う。
2009年の冬から『コーチング』実践の場としてかかわっている柏崎高校男子バスケットボール
部が2011年の春、チームの目標を達成するとともに柏崎高校および柏崎地区の高校初の快挙を
成し遂げた。
(新潟県開催で4校北信越へコマを進められるめぐりあわせの幸運も実力として…)
小学校の男子ミニバスでは槇原小学校、田尻小学校が各1回全国大会を経験し、中学校の男子
バスケでは第三中学校が1回、女子バスケでも第三中学校が2回、近年(ここ約10年)で全国大会
進出を果たしている。
第39回 全国ミニバスケットボール大会 大会結果
2008/3/28(金)-30(日)@国立代々木競技場
⇒この時の田尻小メンバー数名が現在柏高1年生でバリバリ活躍中!!
新潟県のバスケットボールは1999年インターハイで新潟商業高校が全国制覇、2006年同じく
ベスト4、新発田市立本丸中学校が近年全国ベスト4の常連でこのところ2回優勝していて、
バスケ王国と称される面もあるほどだ。
[Wikipedia]全国中学校バスケットボール大会
高校バスケット界も高校野球界と同じく、中学まで柏崎勢はある程度の結果を残してきて
いるが、優秀な選手は県外、市外へと流出してしまう傾向が強い。
また、全国レベルではなぜか日本はセネガルとのパイプがあり、2m超えの留学生を擁する
チーム(延岡学園[宮崎]、福岡第一[福岡]、八王子[東京])が勝ち上がるちょっぴりコレで
良いのか?状態であるコトも確かだ。
[Wikipedia]全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会
でもこれらのチームのゲームメイクをするガード陣は新潟県出身選手が務めるケースも多い。
日本人にこだわる洛南[京都]、能代工[秋田]は全国の中学生長身選手に早くから目をつけて
スカウトに動くようだ。
7/6(水)@柏崎市総合体育館:中学の上越大会で三中を破って優勝した糸魚川東中の190cm超え
の中心選手は、この2校と北陸[福井]からすでに声がかかっているそうだ。
ちなみに県大会では三中がベスト4に…
第42回新潟県中学校総合体育大会 兼 第55回新潟県中学校バスケットボール競技大会
2011/7/26(火)-27(水)@新発田市カルチャーセンター 他
平成23年度 第32回北信越中学校総合競技大会 バスケットボール競技
2011/8/4(木)-5(金)@魚津市 ありそドーム 他
このような状況において、柏崎高校は普通に進学してきた選手たちによって、最長身180cm台
前半一人というチームのメンバー構成(スタメンの出身中学がまた実にバラバラで、東中、
瑞穂中、西山中、一中、南中)にもかかわらず、「きりかえの早さ」にこだわった
【トランディションゲーム】を追求し一定の成果を残すコトができた。
(小さいので走るしかないと割り切れた!!)
私が選手たちと相対する時、貫き通したいと努力しているコトは、いわゆる『コーチング』
と呼ばれるスタイルで、多くの強い高校がバリバリの体育の先生が怒鳴って(罵倒して)強制
・要求するタイプとはおそらく正反対であると思う。
的確なタイミングと内容の「質問」によっていかにメンバーのやる気・能力を引き出せるか!
がポイント。
必ずしも答えはひとつではなく、瞬間瞬間の判断は選手たちに委ねられていて、いかなる場面
でも全否定の間違いは存在しないと考える。
別の視点や全体からみるとこの選択肢もある!と伝える役割をコーチとして担えればと
感じる。(+組織としては一貫した方針を示す必要も…)
そして県ベスト4⇒北信越大会への出場は、「自分で考え、自分で行動するコト」を求め
続け、一人ひとりがそれぞれ日々の練習で一つひとつ積み重ねてきた成果だと捉えられる。
(どうしてもいろいろな状況・場面でみんなの意識に個人差はあるが…)
先輩たちから引き継いだ新チーム(1,2年生)の目標は北信越大会で1勝!!すなわちレベル
の高い北信越で勝つには新潟県2位以上になり、他県の2位か3位と対戦できないと厳しい
というコトになる。(目標は高くだけで終わらないようにしなくっちゃ…)
なかなか連係プレイまでチームづくりができないままで突入する全県での新人大会となる
北陸大会9/17(土)-9/19(祝・月)[主催:柏崎バスケットボール協会]では、ベスト8で
新潟商業とあたる組合せとなった。
この前にコケ(負け)ないようにしながら、1,2年生チームでのゲームをあまり経験していない
であろうこの時期の新潟商業にどれだけ食い下がれるかを試せる・チャレンジできる絶好の
チャンスにしたい。
第58回 北陸バスケットボール選手権大会
2011/9/17(土)-19(月)@柏崎市総合体育館、柏崎高校 他
☆ちなみに運動あそび塾【しらさん家】が主に幼児・小学生向けに様々な試行を積み重ねて
いる『コーディネーショントレーニング』の要素[神経系の向上⇒センスを磨く]を高校生の
練習にも取り入れている。この点が他の高校との差異といえるかもしれない。
(+坐禅での呼吸法を経験したり)
あまりにも早く結果が出てしまって単なるめぐりあわせにすぎないかもしれないが、この
スタイルがスポーツをサポートする場面における一つの方向性だ!との確信は少しずつ
ふくらんできている。
☆☆これからも一つひとつ経験させてもらうなかでさらなる自分らしいスタイルの確立に
つなげていきたい。(成長段階の子どもたちへの接し方として⇒しらさん家らしさへ↑)
-----
☆【自愉力=自分らしく愉しむココロをつなげるチカラ】☆
2011/6/2(木)-5(日)@三条市総合体育館、長岡市民体育館 他
平成23年度 北信越高等学校体育大会 バスケットボール競技会
2011/6/18(土)-19(日)@新潟市東総合スポーツセンター 他
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↓eこってニュース 第258回 2011/8/11(木) より
水球・ハンドボール・卓球・なぎなた・リトルシニアの野球や個人の陸上・水泳等と全国大会
まで経験できる柏崎を代表するスポーツはいくつか存在すると思う。
2009年の冬から『コーチング』実践の場としてかかわっている柏崎高校男子バスケットボール
部が2011年の春、チームの目標を達成するとともに柏崎高校および柏崎地区の高校初の快挙を
成し遂げた。
(新潟県開催で4校北信越へコマを進められるめぐりあわせの幸運も実力として…)
小学校の男子ミニバスでは槇原小学校、田尻小学校が各1回全国大会を経験し、中学校の男子
バスケでは第三中学校が1回、女子バスケでも第三中学校が2回、近年(ここ約10年)で全国大会
進出を果たしている。
第39回 全国ミニバスケットボール大会 大会結果
2008/3/28(金)-30(日)@国立代々木競技場
⇒この時の田尻小メンバー数名が現在柏高1年生でバリバリ活躍中!!
新潟県のバスケットボールは1999年インターハイで新潟商業高校が全国制覇、2006年同じく
ベスト4、新発田市立本丸中学校が近年全国ベスト4の常連でこのところ2回優勝していて、
バスケ王国と称される面もあるほどだ。
[Wikipedia]全国中学校バスケットボール大会
高校バスケット界も高校野球界と同じく、中学まで柏崎勢はある程度の結果を残してきて
いるが、優秀な選手は県外、市外へと流出してしまう傾向が強い。
また、全国レベルではなぜか日本はセネガルとのパイプがあり、2m超えの留学生を擁する
チーム(延岡学園[宮崎]、福岡第一[福岡]、八王子[東京])が勝ち上がるちょっぴりコレで
良いのか?状態であるコトも確かだ。
[Wikipedia]全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会
でもこれらのチームのゲームメイクをするガード陣は新潟県出身選手が務めるケースも多い。
日本人にこだわる洛南[京都]、能代工[秋田]は全国の中学生長身選手に早くから目をつけて
スカウトに動くようだ。
7/6(水)@柏崎市総合体育館:中学の上越大会で三中を破って優勝した糸魚川東中の190cm超え
の中心選手は、この2校と北陸[福井]からすでに声がかかっているそうだ。
ちなみに県大会では三中がベスト4に…
第42回新潟県中学校総合体育大会 兼 第55回新潟県中学校バスケットボール競技大会
2011/7/26(火)-27(水)@新発田市カルチャーセンター 他
平成23年度 第32回北信越中学校総合競技大会 バスケットボール競技
2011/8/4(木)-5(金)@魚津市 ありそドーム 他
このような状況において、柏崎高校は普通に進学してきた選手たちによって、最長身180cm台
前半一人というチームのメンバー構成(スタメンの出身中学がまた実にバラバラで、東中、
瑞穂中、西山中、一中、南中)にもかかわらず、「きりかえの早さ」にこだわった
【トランディションゲーム】を追求し一定の成果を残すコトができた。
(小さいので走るしかないと割り切れた!!)
私が選手たちと相対する時、貫き通したいと努力しているコトは、いわゆる『コーチング』
と呼ばれるスタイルで、多くの強い高校がバリバリの体育の先生が怒鳴って(罵倒して)強制
・要求するタイプとはおそらく正反対であると思う。
的確なタイミングと内容の「質問」によっていかにメンバーのやる気・能力を引き出せるか!
がポイント。
必ずしも答えはひとつではなく、瞬間瞬間の判断は選手たちに委ねられていて、いかなる場面
でも全否定の間違いは存在しないと考える。
別の視点や全体からみるとこの選択肢もある!と伝える役割をコーチとして担えればと
感じる。(+組織としては一貫した方針を示す必要も…)
そして県ベスト4⇒北信越大会への出場は、「自分で考え、自分で行動するコト」を求め
続け、一人ひとりがそれぞれ日々の練習で一つひとつ積み重ねてきた成果だと捉えられる。
(どうしてもいろいろな状況・場面でみんなの意識に個人差はあるが…)
先輩たちから引き継いだ新チーム(1,2年生)の目標は北信越大会で1勝!!すなわちレベル
の高い北信越で勝つには新潟県2位以上になり、他県の2位か3位と対戦できないと厳しい
というコトになる。(目標は高くだけで終わらないようにしなくっちゃ…)
なかなか連係プレイまでチームづくりができないままで突入する全県での新人大会となる
北陸大会9/17(土)-9/19(祝・月)[主催:柏崎バスケットボール協会]では、ベスト8で
新潟商業とあたる組合せとなった。
この前にコケ(負け)ないようにしながら、1,2年生チームでのゲームをあまり経験していない
であろうこの時期の新潟商業にどれだけ食い下がれるかを試せる・チャレンジできる絶好の
チャンスにしたい。
第58回 北陸バスケットボール選手権大会
2011/9/17(土)-19(月)@柏崎市総合体育館、柏崎高校 他
☆ちなみに運動あそび塾【しらさん家】が主に幼児・小学生向けに様々な試行を積み重ねて
いる『コーディネーショントレーニング』の要素[神経系の向上⇒センスを磨く]を高校生の
練習にも取り入れている。この点が他の高校との差異といえるかもしれない。
(+坐禅での呼吸法を経験したり)
あまりにも早く結果が出てしまって単なるめぐりあわせにすぎないかもしれないが、この
スタイルがスポーツをサポートする場面における一つの方向性だ!との確信は少しずつ
ふくらんできている。
☆☆これからも一つひとつ経験させてもらうなかでさらなる自分らしいスタイルの確立に
つなげていきたい。(成長段階の子どもたちへの接し方として⇒しらさん家らしさへ↑)
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☆【自愉力=自分らしく愉しむココロをつなげるチカラ】☆
2011年1月14日金曜日
【希望=お互いに⇒物語】@玄田 有史 教授(東大)
Wikipedia 玄田 有史 教授 (東京大学 社会科学研究所)
ゲンダラヂオ
希望のつくり方 岩波書店 (2010/10/21)
-----
日本経済新聞 2011/1/7(金)
↓本文より
【2011 日本の針路】「希望」という物語 自ら紡げ
★依存体質から脱却を 人間関係の回復が重要に
最近、何かと「幸福」が話題だ。フランスのサルコジ大統領は、経済発展を目指す際
にも幸福度を加味すべきだという報告書を2009年に出した。英国のキャメロン首相も、
国民の実感している幸福度を示す新指標の開発を検討中という。そして幸福の反対である
「不幸」を最小にすることを標榜した菅直人内閣。いずれにも、経済成長を追い求める
よりは、もっと内面的な心の充実を目指そうという考えが見えかくれする。
はたして幸福追求という戦略は、今後向かうべき新たな針路となるだろうか。会社に
たとえて考えてみる。売り上げも利益も好調が続き、給料もそれなりに払われている。
けれども働いている社員には達成感や充実感がまったくない。職場の雰囲気も悪い。
そんなとき、業績や報酬だけでなく、社員の意識や感情に配慮し、働く幸福感を高める
取り組みは大切だ。職場の雰囲気が暗くて業績もパッとしない会社は数多(あまた)ある。
だが職場が暗いのになぜかもうかり続ける会社はない。社員の幸福を重んじることが、
結局は会社のメリットになる。
反対に会社が停滞のまっただ中にあるときならどうだろう。経営陣が「これからは社員
の幸福に注力する」といって、社員の心に響くだろうか。給料が増えない。雇用も不安だ。
そんな現実から目を背けさせる「逃げ」の方策にすぎないと社員に思われたら、幸福への
取り組みも失敗に終わるだろう。政治でも会社でも、幸福の標榜にはタイミングが重要に
なる。
幸福と似ているようにみえるのが「希望」だ。希望も幸福も所詮は気持ち次第で同じ
ようなものと考える人もいる。しかし希望と幸福は、異なるものである。
今、幸福を感じているとする。そんなとき人は必ず「このままの状態が続いてほしい」
と思う。幸福は、維持や継続を求めるものだ。
一方、希望は「現在よりも将来はよくなってほしい」とか「未来はもっとすばらしい」
と信じられるときに表れる。希望は、変化と密接な関係を持つ。停滞する社会に求められる
のは、良い方向に向かっていると確信できる一筋の希望だ。
筆者らは希望が社会に生まれる条件を探る「希望学」を提唱し、研究を続けてきた。全国
の20代から50代を対象に行ったアンケート調査では、3人に1人は「希望がない」もしくは
「希望はあるが実現しそうにない」と感じていた。
反対に、苦しい現実の中でも希望を持っている人の特徴も明らかになった。詳細は拙著
『希望のつくり方』で紹介したが、以下では、多くの人が将来に希望を持つためのヒント
を記してみたい。
そもそも希望とは何なのだろう。希望学では外国の研究者とも意見を交えながら、希望
(Hope)を「A Wish for Something to Come True by Action」であると考えた。希望は
「気持ち(wish)」「何か(something)」「実現(come true)」「行動(action)」という4本
の柱から成り立つ。希望が持てない状況では、4本柱のいずれかが見失われている。そして
個人の希望に「お互いに(each other)」といえる他者とのかかわりが加わるとき、社会に
共有された希望へとつながっていく。
では今後、どのような雇用対策が求められるだろうか。総務省統計局『労働力調査』を
みると、「医療・福祉」分野で確実に就業は拡大している。02年1月に472万人だった
就業者数も、昨年10月時点で670万人まで増えた。健康面で不安を抱えている人ほど希望
を持ちにくい傾向もあることから、この分野の一層の成長は、希望の拡大にとっても
不可欠である。
その他に見逃せないのが「専門サービス業」および「その他の製造業」などでの雇用創出
の兆しだ。国内雇用で今後希望が持てるのは、専門性に裏打ちされたサービスと、従来の
枠組みを超える柔軟性を持ったものづくりの分野だろう。
加えて、希望学で明らかになったのは、友達が少ないと思っていたり、孤独を感じている
人ほど希望を持ちにくいことだった。昨年は「無縁社会」が話題になったが、自殺、孤独死、
ひきこもり、ニートなど、日本人の孤独化現象は深刻さを増している。人と人のつながりが
さらに薄れていくとすれば、希望はますます遠のいていく。
人間関係を一気に回復する方法が一つだけある。共通の敵を仕立てあげることだ。皆の敵
を倒すことを目的とすれば一体感はすぐに生まれるだろう。しかし、それはスポーツなどを
除けば、社会が選んではいけない禁じ手である。
だとすれば孤独化を防ぐには、孤立した人を社会に結びつける広い意味でのビジネスが、
地道に成長していくしか手はない。人の気持ちや行動に寄り添い、適度に上手なおせっかい
ができる。そんな高度な専門性を持った人材を政策的に養成していくべきである。そのため
にも非営利組織(NPO)、社会的起業、地域活動や芸術振興など、人をつなぐビジネスを
担う人々は、今後の日本の希望の星だ。
希望学では多数のインタビュー調査も行った。希望について語るとき、多くが期せずして
用いる言葉があった。「物語」という言葉である。
挫折を経験し乗り越えてきた人や「いろいろあったけど、結局、無駄なことなど何も
なかった」といえる人ほど、希望を持っていることが多い。希望は、前向きの目標という
だけでなく、経験による学習を踏まえて進む人生のダイナミズムである。そんな試行錯誤
のドラマをあえて生きるという決意が、希望を物語と結びつける。
日本から希望が失われたといわれて久しいが、同時にそれはアニマルスピリットの喪失
を意味した。バブル経済崩壊後の散々な失敗や、中国・韓国などの台頭に萎縮し、諦め
ムードが社会に蔓延(まんえん)している。かつてささやかれた「勝ち組・負け組」という
言葉もすっかり聞かなくなった。満ちているのは「みんな負け組」という鬱々とした気分だ。
そんななか、自分から何かを衝動的にやるよりは、誰かがわかりやすい解決策を与えて
くれるのを待つ依存的な状況も強まっている。今必要なのは、目先の計算だけにとらわれ
ないアニマルスピリットの回復と、フリーランチ(ただ食い)をいまだに期待する依存体質
からの脱却である。
-----
希望:
「気持ち(wish)」
「何か(something)」
「実現(come true)」
「行動(action)」
4本の柱から成り立つ。
希望が持てない状況では、4本柱のいずれかが見失われている。
⇒個人の希望に★「お互いに(each other)」といえる他者とのかかわり
が加わるとき、社会に共有された希望へとつながっていく。
「人の気持ちや行動に寄り添い、適度に上手なおせっかいができる。」
⇒高度な専門性を持った人材を政策的に養成していくべき
⇒非営利組織(NPO)、社会的起業、地域活動や芸術振興など、
⇒★人をつなぐビジネスを担う人々は、今後の日本の希望の星だ。
『笑顔をつなぐ』:我々の仕事・役割=「お互いに」⇒「他者とのかかわり」
を紡ぐ地域の【物語=希望】へ地道だが一歩一歩育てていきたい!!
ゲンダラヂオ
希望のつくり方 岩波書店 (2010/10/21)
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日本経済新聞 2011/1/7(金)
↓本文より
【2011 日本の針路】「希望」という物語 自ら紡げ
★依存体質から脱却を 人間関係の回復が重要に
最近、何かと「幸福」が話題だ。フランスのサルコジ大統領は、経済発展を目指す際
にも幸福度を加味すべきだという報告書を2009年に出した。英国のキャメロン首相も、
国民の実感している幸福度を示す新指標の開発を検討中という。そして幸福の反対である
「不幸」を最小にすることを標榜した菅直人内閣。いずれにも、経済成長を追い求める
よりは、もっと内面的な心の充実を目指そうという考えが見えかくれする。
はたして幸福追求という戦略は、今後向かうべき新たな針路となるだろうか。会社に
たとえて考えてみる。売り上げも利益も好調が続き、給料もそれなりに払われている。
けれども働いている社員には達成感や充実感がまったくない。職場の雰囲気も悪い。
そんなとき、業績や報酬だけでなく、社員の意識や感情に配慮し、働く幸福感を高める
取り組みは大切だ。職場の雰囲気が暗くて業績もパッとしない会社は数多(あまた)ある。
だが職場が暗いのになぜかもうかり続ける会社はない。社員の幸福を重んじることが、
結局は会社のメリットになる。
反対に会社が停滞のまっただ中にあるときならどうだろう。経営陣が「これからは社員
の幸福に注力する」といって、社員の心に響くだろうか。給料が増えない。雇用も不安だ。
そんな現実から目を背けさせる「逃げ」の方策にすぎないと社員に思われたら、幸福への
取り組みも失敗に終わるだろう。政治でも会社でも、幸福の標榜にはタイミングが重要に
なる。
幸福と似ているようにみえるのが「希望」だ。希望も幸福も所詮は気持ち次第で同じ
ようなものと考える人もいる。しかし希望と幸福は、異なるものである。
今、幸福を感じているとする。そんなとき人は必ず「このままの状態が続いてほしい」
と思う。幸福は、維持や継続を求めるものだ。
一方、希望は「現在よりも将来はよくなってほしい」とか「未来はもっとすばらしい」
と信じられるときに表れる。希望は、変化と密接な関係を持つ。停滞する社会に求められる
のは、良い方向に向かっていると確信できる一筋の希望だ。
筆者らは希望が社会に生まれる条件を探る「希望学」を提唱し、研究を続けてきた。全国
の20代から50代を対象に行ったアンケート調査では、3人に1人は「希望がない」もしくは
「希望はあるが実現しそうにない」と感じていた。
反対に、苦しい現実の中でも希望を持っている人の特徴も明らかになった。詳細は拙著
『希望のつくり方』で紹介したが、以下では、多くの人が将来に希望を持つためのヒント
を記してみたい。
そもそも希望とは何なのだろう。希望学では外国の研究者とも意見を交えながら、希望
(Hope)を「A Wish for Something to Come True by Action」であると考えた。希望は
「気持ち(wish)」「何か(something)」「実現(come true)」「行動(action)」という4本
の柱から成り立つ。希望が持てない状況では、4本柱のいずれかが見失われている。そして
個人の希望に「お互いに(each other)」といえる他者とのかかわりが加わるとき、社会に
共有された希望へとつながっていく。
では今後、どのような雇用対策が求められるだろうか。総務省統計局『労働力調査』を
みると、「医療・福祉」分野で確実に就業は拡大している。02年1月に472万人だった
就業者数も、昨年10月時点で670万人まで増えた。健康面で不安を抱えている人ほど希望
を持ちにくい傾向もあることから、この分野の一層の成長は、希望の拡大にとっても
不可欠である。
その他に見逃せないのが「専門サービス業」および「その他の製造業」などでの雇用創出
の兆しだ。国内雇用で今後希望が持てるのは、専門性に裏打ちされたサービスと、従来の
枠組みを超える柔軟性を持ったものづくりの分野だろう。
加えて、希望学で明らかになったのは、友達が少ないと思っていたり、孤独を感じている
人ほど希望を持ちにくいことだった。昨年は「無縁社会」が話題になったが、自殺、孤独死、
ひきこもり、ニートなど、日本人の孤独化現象は深刻さを増している。人と人のつながりが
さらに薄れていくとすれば、希望はますます遠のいていく。
人間関係を一気に回復する方法が一つだけある。共通の敵を仕立てあげることだ。皆の敵
を倒すことを目的とすれば一体感はすぐに生まれるだろう。しかし、それはスポーツなどを
除けば、社会が選んではいけない禁じ手である。
だとすれば孤独化を防ぐには、孤立した人を社会に結びつける広い意味でのビジネスが、
地道に成長していくしか手はない。人の気持ちや行動に寄り添い、適度に上手なおせっかい
ができる。そんな高度な専門性を持った人材を政策的に養成していくべきである。そのため
にも非営利組織(NPO)、社会的起業、地域活動や芸術振興など、人をつなぐビジネスを
担う人々は、今後の日本の希望の星だ。
希望学では多数のインタビュー調査も行った。希望について語るとき、多くが期せずして
用いる言葉があった。「物語」という言葉である。
挫折を経験し乗り越えてきた人や「いろいろあったけど、結局、無駄なことなど何も
なかった」といえる人ほど、希望を持っていることが多い。希望は、前向きの目標という
だけでなく、経験による学習を踏まえて進む人生のダイナミズムである。そんな試行錯誤
のドラマをあえて生きるという決意が、希望を物語と結びつける。
日本から希望が失われたといわれて久しいが、同時にそれはアニマルスピリットの喪失
を意味した。バブル経済崩壊後の散々な失敗や、中国・韓国などの台頭に萎縮し、諦め
ムードが社会に蔓延(まんえん)している。かつてささやかれた「勝ち組・負け組」という
言葉もすっかり聞かなくなった。満ちているのは「みんな負け組」という鬱々とした気分だ。
そんななか、自分から何かを衝動的にやるよりは、誰かがわかりやすい解決策を与えて
くれるのを待つ依存的な状況も強まっている。今必要なのは、目先の計算だけにとらわれ
ないアニマルスピリットの回復と、フリーランチ(ただ食い)をいまだに期待する依存体質
からの脱却である。
-----
希望:
「気持ち(wish)」
「何か(something)」
「実現(come true)」
「行動(action)」
4本の柱から成り立つ。
希望が持てない状況では、4本柱のいずれかが見失われている。
⇒個人の希望に★「お互いに(each other)」といえる他者とのかかわり
が加わるとき、社会に共有された希望へとつながっていく。
「人の気持ちや行動に寄り添い、適度に上手なおせっかいができる。」
⇒高度な専門性を持った人材を政策的に養成していくべき
⇒非営利組織(NPO)、社会的起業、地域活動や芸術振興など、
⇒★人をつなぐビジネスを担う人々は、今後の日本の希望の星だ。
『笑顔をつなぐ』:我々の仕事・役割=「お互いに」⇒「他者とのかかわり」
を紡ぐ地域の【物語=希望】へ地道だが一歩一歩育てていきたい!!
2011年1月5日水曜日
【スマートエイジング】@しらさん家流
(年賀メール2011より)
2011 謹賀新年
==================================
☆【志(パーソナルコンセプト)】『笑顔つながり』:笑顔をつなぐ=仕事
「地域社会において、ヒトそれぞれに合った(個人性適合)
コト(自分らしさ=愉しみ)づくりのメンター(支援者)となる」
はかる・みえる=わかる・気づく⇒やってみる
いつでも・どこでも・だれとでも⇒『笑足運動あそび』で
つながる=感じる⇒みんなで愉しむ=続ける
「健康づくり」と「まちづくり」の組合せ
「モノづくり:感性ロボット」(道具)と
「コトづくり:健康づくり支援」(仕組み)
の組合せ
==================================
★運動あそび塾【しらさん家】
◎『スマート・エイジング』(アンチ・エイジングではなく)という切り口で
中高年齢層の方々への健康づくり支援を強化!!
40代-50代の女性向けで主に体幹系に着目!!
【しらさん家】らしさといえるバランスボールやソフトなボールを活用しながら二人組
やチームが動きの中でそれぞれやりとりしたり、かかわり合ったりするプログラムを確立。
⇒みんなで愉しんでいるうちに自然に「凛とした姿勢」を維持できている運動となる点を
最大のポイントとしてお伝えできるようにしていきたい。
静的なヨガやピラティスと動的なエアロビクスの中間をカバーするカタチかもしれないが
何といっても「自己完結型ではない」誰かとかかわるからこそ「つい笑っちゃう」という
内容・要素にとことんこだわって試行していく予定!!
◎『(仮称)笑かし体操』のDVD化に向けて本格始動!!
「NICeつながり」からのプロジェクトを何とかカタチに…
はじめはうまくできなくて笑っちゃう!?⇒でもお互いにかかわり合いながらの
練習が⇒少しずつでもできるようになっていく「動き」を満載した体操を考案中
⇒その小さな達成感・充実感の積み重ねを紡ぐ仕組みも⇒オリジナルバージョン
がYouTubeにアップされるコトづくりを構想!!
☆「スポーツ立国戦略」
⇒健康づくりのサポート役という職業・仕事・働き方の確立へ
★【柏崎高校男子バスケットボール部】
⇒「トランジションゲーム」へのこだわり
『目標:新潟県ベスト4』
まずは今週末1/8(土)9(日)10(月)@BSN大会においてチャレンジ!!
みなさんにとって飛躍の卯年になりますようにお祈り申し上げます!
2011 謹賀新年
==================================
☆【志(パーソナルコンセプト)】『笑顔つながり』:笑顔をつなぐ=仕事
「地域社会において、ヒトそれぞれに合った(個人性適合)
コト(自分らしさ=愉しみ)づくりのメンター(支援者)となる」
はかる・みえる=わかる・気づく⇒やってみる
いつでも・どこでも・だれとでも⇒『笑足運動あそび』で
つながる=感じる⇒みんなで愉しむ=続ける
「健康づくり」と「まちづくり」の組合せ
「モノづくり:感性ロボット」(道具)と
「コトづくり:健康づくり支援」(仕組み)
の組合せ
==================================
★運動あそび塾【しらさん家】
◎『スマート・エイジング』(アンチ・エイジングではなく)という切り口で
中高年齢層の方々への健康づくり支援を強化!!
40代-50代の女性向けで主に体幹系に着目!!
【しらさん家】らしさといえるバランスボールやソフトなボールを活用しながら二人組
やチームが動きの中でそれぞれやりとりしたり、かかわり合ったりするプログラムを確立。
⇒みんなで愉しんでいるうちに自然に「凛とした姿勢」を維持できている運動となる点を
最大のポイントとしてお伝えできるようにしていきたい。
静的なヨガやピラティスと動的なエアロビクスの中間をカバーするカタチかもしれないが
何といっても「自己完結型ではない」誰かとかかわるからこそ「つい笑っちゃう」という
内容・要素にとことんこだわって試行していく予定!!
◎『(仮称)笑かし体操』のDVD化に向けて本格始動!!
「NICeつながり」からのプロジェクトを何とかカタチに…
はじめはうまくできなくて笑っちゃう!?⇒でもお互いにかかわり合いながらの
練習が⇒少しずつでもできるようになっていく「動き」を満載した体操を考案中
⇒その小さな達成感・充実感の積み重ねを紡ぐ仕組みも⇒オリジナルバージョン
がYouTubeにアップされるコトづくりを構想!!
☆「スポーツ立国戦略」
⇒健康づくりのサポート役という職業・仕事・働き方の確立へ
★【柏崎高校男子バスケットボール部】
⇒「トランジションゲーム」へのこだわり
『目標:新潟県ベスト4』
まずは今週末1/8(土)9(日)10(月)@BSN大会においてチャレンジ!!
みなさんにとって飛躍の卯年になりますようにお祈り申し上げます!
2010年12月22日水曜日
【毎日:鬼ごっこ】@幼児期運動指針
【地域のスポーツ環境整備の推進】@文部科学省(平成22年度予算案)
-----
YOMIURI ONLINE 2010/12/20(月)
↓本文より
★幼児の体力向上へ指針…例えば毎日、鬼ごっこ
低水準が続く子供の体力の底上げを図ろうと、文部科学省は来年度、就学前の幼児の
運動量の目安を示す「幼児期運動指針」を専門家の協力を得て作ることを決めた。
小中学生の体力不足の背景に幼児期の運動不足があることが分かってきたためで、
「鬼ごっこ程度の運動を毎日」といった例示が盛り込まれそうだ。
文科省は、2007年度以降、体力向上策を継続的に行っている幼稚園や保育所と、
一般の幼稚園などのデータを収集、幼児に効果的な方法を分析している。指針ではこの
結果を踏まえ、運動の種類や、1日の運動時間の目標、1週間で運動する頻度などに
ついて、3~5歳を中心に年齢別に示すことを想定している。
欧米では1990年代半ば以降、子供向けの運動指針が策定されている。例えば
米保健社会福祉省は、強い、中程度など運動の強さを数値で示し、6~17歳は
「1日60分以上、中程度の運動をほぼ毎日」などと必要な運動量を示している。
-----
運動強度が数値で示されるコトで幼稚園・保育園での認識がどのように変化して
いくのか?想像が難しいが、おそらく多くの事例による啓発活動をイメージされて
いるように感じる。
↓我々の取組みは幼稚園・保育園とは立場が違い直接的には文科省の管轄ではない
と思うが、何らかの&いくつかの連携を通して、その事例に取り上げてもらえる
コトをめざして:
☆運動あそび塾【しらさん家】の特徴は『鬼ごっこ』と『ボール遊び』
動物としての狩猟本能なのか?農耕民族の日本人でもつい夢中になっちゃう!
このパワーに魅せられた&日々の実践から得られた『鬼ごっこ』と『ボール遊び』
のさらなる【愉しみづくり】への『こだわり』はまだまだどんどんつづく…!!
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YOMIURI ONLINE 2010/12/20(月)
↓本文より
★幼児の体力向上へ指針…例えば毎日、鬼ごっこ
低水準が続く子供の体力の底上げを図ろうと、文部科学省は来年度、就学前の幼児の
運動量の目安を示す「幼児期運動指針」を専門家の協力を得て作ることを決めた。
小中学生の体力不足の背景に幼児期の運動不足があることが分かってきたためで、
「鬼ごっこ程度の運動を毎日」といった例示が盛り込まれそうだ。
文科省は、2007年度以降、体力向上策を継続的に行っている幼稚園や保育所と、
一般の幼稚園などのデータを収集、幼児に効果的な方法を分析している。指針ではこの
結果を踏まえ、運動の種類や、1日の運動時間の目標、1週間で運動する頻度などに
ついて、3~5歳を中心に年齢別に示すことを想定している。
欧米では1990年代半ば以降、子供向けの運動指針が策定されている。例えば
米保健社会福祉省は、強い、中程度など運動の強さを数値で示し、6~17歳は
「1日60分以上、中程度の運動をほぼ毎日」などと必要な運動量を示している。
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運動強度が数値で示されるコトで幼稚園・保育園での認識がどのように変化して
いくのか?想像が難しいが、おそらく多くの事例による啓発活動をイメージされて
いるように感じる。
↓我々の取組みは幼稚園・保育園とは立場が違い直接的には文科省の管轄ではない
と思うが、何らかの&いくつかの連携を通して、その事例に取り上げてもらえる
コトをめざして:
☆運動あそび塾【しらさん家】の特徴は『鬼ごっこ』と『ボール遊び』
動物としての狩猟本能なのか?農耕民族の日本人でもつい夢中になっちゃう!
このパワーに魅せられた&日々の実践から得られた『鬼ごっこ』と『ボール遊び』
のさらなる【愉しみづくり】への『こだわり』はまだまだどんどんつづく…!!
2010年12月20日月曜日
【運動する子・しない子⇒二極化】:全国体力調査@文部科学省
平成22年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査@文部科学省
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asahi.com 2010/12/17(金)
↓本文より
★運動する子としない子、二極化 小5・中2の体力調査
小5女子の4人に1人は体育の授業以外、運動をほとんどしない――。
文部科学省が16日公表した小中学生対象の「全国体力調査」で、こんな結果が出た。
運動を頻繁にする子と、ほとんどしない子の分化が小学校段階から起きている。
調査は2008年度に始まり今回が3回目。小5と中2が対象で、50メートル走や
ボール投げなど8種目を調べる。8種目を得点化して合計した「体力合計点」(80点満点)
は、両学年の男女とも過去2回と比べて横ばいだった。
同時に実施した児童生徒へのアンケートでは、体育の授業を除く1週間の総運動時間
を聞いた。「60分未満」の割合は男子が小5で10.5%、中2で9.3%。女子は
小5で24.2%、中2で31.1%に達した。一方、「10~15時間台」は男子が
小5で19.1%、中2で33.3%。女子は小5で12.4%、中2で26.3%
だった。
特に部活動が本格化する中学では、ほとんど運動をしない子と毎日体を動かす子に
二極化する傾向が男女とも強い。過去2回の調査も同様だった。「週60分未満」の子
は頻繁に運動している子より睡眠時間が短く、テレビを見る時間が長い傾向も出た。
文科省は「体を動かす習慣付けを小学校入学前から始めるべきだ」と判断。幼稚園や
保育所段階でどんな運動をどれくらいの頻度で行うべきかを示すガイドラインを作り、
来夏にも示す。各種目の数値向上を直接の目的とせず、遊びも含めて自然に体を動かす
習慣を付けることを狙う。
【青池 学】
《全国体力調査》
全国学力調査の体育版として08年度に始まった。小5は▽握力▽上体起こし▽長座体前屈
▽反復横跳び▽20メートルシャトルラン▽50メートル走▽立ち幅跳び▽ソフトボール投げ
の8種目。中2はシャトルランか持久走を選び、ボール投げはハンドボールで他6種目は小5
と共通。
前回までは原則小中全校参加だったが、事業仕分けで「抽出率を絞るべきだ」と指摘を
受け、今回は小中学校の各19%を抽出する形で実施された。これとは別に、6~79歳を対象
とする体力調査も行われている。
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↑参考(6~79歳を対象とする体力調査):
体力・運動能力調査
↓運動あそび塾【しらさん家】=地域での役割は『ココ』にジャストフィット!!
『体を動かす習慣付けを小学校入学前から始めるべきだ』
『各種目の数値向上を直接の目的とせず、遊びも含めて自然に体を動かす
習慣を付けることを狙う』
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asahi.com 2010/12/17(金)
↓本文より
★運動する子としない子、二極化 小5・中2の体力調査
小5女子の4人に1人は体育の授業以外、運動をほとんどしない――。
文部科学省が16日公表した小中学生対象の「全国体力調査」で、こんな結果が出た。
運動を頻繁にする子と、ほとんどしない子の分化が小学校段階から起きている。
調査は2008年度に始まり今回が3回目。小5と中2が対象で、50メートル走や
ボール投げなど8種目を調べる。8種目を得点化して合計した「体力合計点」(80点満点)
は、両学年の男女とも過去2回と比べて横ばいだった。
同時に実施した児童生徒へのアンケートでは、体育の授業を除く1週間の総運動時間
を聞いた。「60分未満」の割合は男子が小5で10.5%、中2で9.3%。女子は
小5で24.2%、中2で31.1%に達した。一方、「10~15時間台」は男子が
小5で19.1%、中2で33.3%。女子は小5で12.4%、中2で26.3%
だった。
特に部活動が本格化する中学では、ほとんど運動をしない子と毎日体を動かす子に
二極化する傾向が男女とも強い。過去2回の調査も同様だった。「週60分未満」の子
は頻繁に運動している子より睡眠時間が短く、テレビを見る時間が長い傾向も出た。
文科省は「体を動かす習慣付けを小学校入学前から始めるべきだ」と判断。幼稚園や
保育所段階でどんな運動をどれくらいの頻度で行うべきかを示すガイドラインを作り、
来夏にも示す。各種目の数値向上を直接の目的とせず、遊びも含めて自然に体を動かす
習慣を付けることを狙う。
【青池 学】
《全国体力調査》
全国学力調査の体育版として08年度に始まった。小5は▽握力▽上体起こし▽長座体前屈
▽反復横跳び▽20メートルシャトルラン▽50メートル走▽立ち幅跳び▽ソフトボール投げ
の8種目。中2はシャトルランか持久走を選び、ボール投げはハンドボールで他6種目は小5
と共通。
前回までは原則小中全校参加だったが、事業仕分けで「抽出率を絞るべきだ」と指摘を
受け、今回は小中学校の各19%を抽出する形で実施された。これとは別に、6~79歳を対象
とする体力調査も行われている。
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↑参考(6~79歳を対象とする体力調査):
体力・運動能力調査
↓運動あそび塾【しらさん家】=地域での役割は『ココ』にジャストフィット!!
『体を動かす習慣付けを小学校入学前から始めるべきだ』
『各種目の数値向上を直接の目的とせず、遊びも含めて自然に体を動かす
習慣を付けることを狙う』
2010年10月11日月曜日
【体力・運動能力調査】⇒@【しらさん家】まだまだ課題解決に向けて…
平成21年度 体力・運動能力調査@文部科学省
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asahi.com 2010/10/11(月)
↓本文より
★シニア世代 元気もりもり 健康ブームで体力右肩上がり
お年寄りの体力が、この10年ほど向上を続けている。体育の日に合わせて文部科学省が
10日に公表した「体力・運動能力調査」でそんな結果が出た。健康ブームで60代以上で
定期的に運動する人が増えているのが要因とみている。
調査は2009年5~10月に実施した。
65歳以上の高齢者は調査を始めた1998年度以降、握力や脚力など大半の項目が右肩
上がりになっている。
バランスや柔軟性の数値も良くなっており、若い世代より体力アップ傾向が顕著だ。
■ジム盛況、スポーツ市場の牽引役
運動好きなお年寄りはスポーツ市場の牽引(けんいん)役になりつつある。平日の昼間、
スポーツジムを訪ねると、リタイア世代の憩いの場になっていた。
高齢者スポーツ市場は広がりを見せる。全国でゴルフ場を展開するPGMグループによる
と、現役時代に接待ゴルフをしていた元会社員らが退職後も余暇として楽しんでいるという。
東京・上野の靴販売店によると、履いて歩くだけで足の筋トレになるとうたう靴が中高年以上
にもよく売れている。
◎文科省の調査にあたった順天堂大スポーツ健康科学部の内藤久士教授は「健康ブームが
根付いているうえ、昔はなかったスポーツジムなどが身近にでき、生活の中で運動を楽しむ
習慣が広がっている」とみる。今の中高年は戦後育ちで、戦前より栄養や体格面で恵まれて
いることも体力データ向上の一因と指摘する。
【井上裕一】
-----
-----
毎日jp 2010/10/11(月)
↓本文より
★体力・運動能力調査:小中高生の体力改善 85年度には及ばず
小中高生の体力や運動能力がこの2年間で明確に向上傾向を示していることが文部科学省の
09年度体力・運動能力調査で分かった。中学生男子を除く08、09年度の体力テスト合計
点が、新種目が加わった98年度以降で1位か2位となった。
調査は09年5~10月に6~79歳の男女計約7万人を対象に実施。小学生は握力や反復
横跳びなど8種目、中高生はこれに持久走を加えた9種目で調べた。
体力水準が最も高かった85年度に比べ、どの年齢層も身長が伸び体重が増えているのに
「走(50メートル走、持久走)」と「投(ボール投げ)」のすべてで記録を大幅に下回った。
◎順天堂大の内藤久士教授(運動生理学)は「子供の体力改善は急務という認識が現場に
広がった」としつつ「少子化などの影響で仲間と共に運動する機会が減り、85年度のレベル
に戻すのは容易ではない」と指摘した。
【篠原成行】
-----
-----
YOMIURI ONLINE 2010/10/11(月)
↓本文より
★子供の体力、まだまだ…文科省 昨年度調査
■13歳男子50メートル走はピーク時 水準に
文部科学省は10日、「体育の日」を前に2009年度の体力・運動能力調査の結果を公表
した。
子供の体力は、中学生男子(13歳)の50メートル走で、子供の体力がピークだったと
される1985年頃の水準に戻るなど、前回調査に続いて回復傾向がみられた。ただ、ピーク
時と比べると、多くの項目で依然低い水準だった。
調査は64年度から毎年実施。今回は6歳から79歳の男女約7万人が、昨年5月から
同10月にかけて体力テストを受けた。
◎順天堂大学の内藤久士教授(運動生理学)は、「子供の体力をさらに向上させるには家庭
や地域での取り組みも重要」と話している。
■保育所で平均台、ジグザグ走…入学前 体力アップ作戦
依然として低水準の子供の体力。小学校入学前から体力向上に取り組もうと、幼稚園や
保育所で試行錯誤が始まっている。
「3年で体の動きがすごく良くなった」。千葉県いすみ市立東海保育所の井上明美所長
(59)は語る。1周100メートル余りの園庭のコースには、平均台、ジグザグ走などの
“関門”があり、幼児約50人が1日数十分、毎日のようにそれぞれのペースで回る。
同市教育委員会の鮫田晋さん(34)は「幼児向けの方法論がなく苦労した」と話す。市内
の小学校から「入学時の体力が低い」との声が寄せられ、2007年、市内7保育所で体力
向上に着手。園庭に「サーキット・トレーニング」コースを作った。室内にも手が届きそうな
高さにタンバリンをぶら下げ、子供が思わずジャンプするなど、体を動かしたくなるような
工夫をした。
「保育所でそこまでやるのか」と批判的だった保護者も、子供が良く寝て、良く食べるよう
になったと協力的に。体力測定結果は上々で、運動して疲れるため寝る時間は早まり、テレビ
を見る時間も短くなったという。
こうした動きは幼稚園でも広がっており、「失敗してもすぐに再挑戦するなど物事に前向き
になった」(岐阜県多治見市立養正小学校付属幼稚園)などという声が上がっている。幼児の
関心を引きつけるための工夫をしている幼稚園も。大阪府豊中市立せんなり幼稚園は「忍者
遊びを取り入れたら、飽きることなく、トレーニングコースを回るようになった」という。
◎いすみ市の体力向上策を指導した国際武道大の鈴木和弘教授(保健体育科教育学)は、
「幼児期は、複雑で効率的な体の動きを身に着ける大切な時期。幼児が面白がって運動する
環境作りが大切」としている。
【読売新聞】
-----
各紙切り口が少し異なり、朝日:中高年・高齢者、毎日:小中高生、読売:幼児を中心に
取り上げている。
内藤 久士@順大・スポーツ健康科学部 教授
鈴木 和弘@国際武道大・体育学科 教授
⇒コメントの “ココ” に着目:
◎中高年・高齢者向け
「健康ブームが根付いているうえ、昔はなかったスポーツジムなどが身近にでき、
“生活の中で運動を楽しむ習慣”
が広がっている」とみる。今の中高年は戦後育ちで、戦前より栄養や体格面で恵まれている
ことも体力データ向上の一因
◎小中高生向け
「子供の体力改善は急務という認識が現場に広がった」としつつ「少子化などの影響で
“仲間と共に運動する機会が減り”
、85年度のレベルに戻すのは容易ではない」
◎幼児向け
「子供の体力をさらに向上させるには
“家庭や地域での取り組み”
も重要」
「幼児期は、
“複雑で効率的な体の動きを身に着ける”大切な時期。“幼児が面白がって運動する環境作り”が大切」
運動あそび塾【しらさん家】での取組みは上記
◎中高年・高齢者向け(★アンチエイジングコース[新設予定]・お達者コース・介護予防事業【ころばん塾】)
“生活の中で運動を楽しむ習慣”
◎小学生向け(ジュニアコース・出前講座[親子で運動あそび 等])
“仲間と共に運動する機会”
◎幼児向け(キンダーコース・プレキンダーコース・出前講座[親子で運動あそび 等])
“家庭や地域での取り組み”
“複雑で効率的な体の動きを身に着ける”“幼児が面白がって運動する環境作り”
につながる・つなげていけるとの信念を貫いて、こだわって継続していきたい!!
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asahi.com 2010/10/11(月)
↓本文より
★シニア世代 元気もりもり 健康ブームで体力右肩上がり
お年寄りの体力が、この10年ほど向上を続けている。体育の日に合わせて文部科学省が
10日に公表した「体力・運動能力調査」でそんな結果が出た。健康ブームで60代以上で
定期的に運動する人が増えているのが要因とみている。
調査は2009年5~10月に実施した。
65歳以上の高齢者は調査を始めた1998年度以降、握力や脚力など大半の項目が右肩
上がりになっている。
バランスや柔軟性の数値も良くなっており、若い世代より体力アップ傾向が顕著だ。
■ジム盛況、スポーツ市場の牽引役
運動好きなお年寄りはスポーツ市場の牽引(けんいん)役になりつつある。平日の昼間、
スポーツジムを訪ねると、リタイア世代の憩いの場になっていた。
高齢者スポーツ市場は広がりを見せる。全国でゴルフ場を展開するPGMグループによる
と、現役時代に接待ゴルフをしていた元会社員らが退職後も余暇として楽しんでいるという。
東京・上野の靴販売店によると、履いて歩くだけで足の筋トレになるとうたう靴が中高年以上
にもよく売れている。
◎文科省の調査にあたった順天堂大スポーツ健康科学部の内藤久士教授は「健康ブームが
根付いているうえ、昔はなかったスポーツジムなどが身近にでき、生活の中で運動を楽しむ
習慣が広がっている」とみる。今の中高年は戦後育ちで、戦前より栄養や体格面で恵まれて
いることも体力データ向上の一因と指摘する。
【井上裕一】
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毎日jp 2010/10/11(月)
↓本文より
★体力・運動能力調査:小中高生の体力改善 85年度には及ばず
小中高生の体力や運動能力がこの2年間で明確に向上傾向を示していることが文部科学省の
09年度体力・運動能力調査で分かった。中学生男子を除く08、09年度の体力テスト合計
点が、新種目が加わった98年度以降で1位か2位となった。
調査は09年5~10月に6~79歳の男女計約7万人を対象に実施。小学生は握力や反復
横跳びなど8種目、中高生はこれに持久走を加えた9種目で調べた。
体力水準が最も高かった85年度に比べ、どの年齢層も身長が伸び体重が増えているのに
「走(50メートル走、持久走)」と「投(ボール投げ)」のすべてで記録を大幅に下回った。
◎順天堂大の内藤久士教授(運動生理学)は「子供の体力改善は急務という認識が現場に
広がった」としつつ「少子化などの影響で仲間と共に運動する機会が減り、85年度のレベル
に戻すのは容易ではない」と指摘した。
【篠原成行】
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YOMIURI ONLINE 2010/10/11(月)
↓本文より
★子供の体力、まだまだ…文科省 昨年度調査
■13歳男子50メートル走はピーク時 水準に
文部科学省は10日、「体育の日」を前に2009年度の体力・運動能力調査の結果を公表
した。
子供の体力は、中学生男子(13歳)の50メートル走で、子供の体力がピークだったと
される1985年頃の水準に戻るなど、前回調査に続いて回復傾向がみられた。ただ、ピーク
時と比べると、多くの項目で依然低い水準だった。
調査は64年度から毎年実施。今回は6歳から79歳の男女約7万人が、昨年5月から
同10月にかけて体力テストを受けた。
◎順天堂大学の内藤久士教授(運動生理学)は、「子供の体力をさらに向上させるには家庭
や地域での取り組みも重要」と話している。
■保育所で平均台、ジグザグ走…入学前 体力アップ作戦
依然として低水準の子供の体力。小学校入学前から体力向上に取り組もうと、幼稚園や
保育所で試行錯誤が始まっている。
「3年で体の動きがすごく良くなった」。千葉県いすみ市立東海保育所の井上明美所長
(59)は語る。1周100メートル余りの園庭のコースには、平均台、ジグザグ走などの
“関門”があり、幼児約50人が1日数十分、毎日のようにそれぞれのペースで回る。
同市教育委員会の鮫田晋さん(34)は「幼児向けの方法論がなく苦労した」と話す。市内
の小学校から「入学時の体力が低い」との声が寄せられ、2007年、市内7保育所で体力
向上に着手。園庭に「サーキット・トレーニング」コースを作った。室内にも手が届きそうな
高さにタンバリンをぶら下げ、子供が思わずジャンプするなど、体を動かしたくなるような
工夫をした。
「保育所でそこまでやるのか」と批判的だった保護者も、子供が良く寝て、良く食べるよう
になったと協力的に。体力測定結果は上々で、運動して疲れるため寝る時間は早まり、テレビ
を見る時間も短くなったという。
こうした動きは幼稚園でも広がっており、「失敗してもすぐに再挑戦するなど物事に前向き
になった」(岐阜県多治見市立養正小学校付属幼稚園)などという声が上がっている。幼児の
関心を引きつけるための工夫をしている幼稚園も。大阪府豊中市立せんなり幼稚園は「忍者
遊びを取り入れたら、飽きることなく、トレーニングコースを回るようになった」という。
◎いすみ市の体力向上策を指導した国際武道大の鈴木和弘教授(保健体育科教育学)は、
「幼児期は、複雑で効率的な体の動きを身に着ける大切な時期。幼児が面白がって運動する
環境作りが大切」としている。
【読売新聞】
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各紙切り口が少し異なり、朝日:中高年・高齢者、毎日:小中高生、読売:幼児を中心に
取り上げている。
内藤 久士@順大・スポーツ健康科学部 教授
鈴木 和弘@国際武道大・体育学科 教授
⇒コメントの “ココ” に着目:
◎中高年・高齢者向け
「健康ブームが根付いているうえ、昔はなかったスポーツジムなどが身近にでき、
“生活の中で運動を楽しむ習慣”
が広がっている」とみる。今の中高年は戦後育ちで、戦前より栄養や体格面で恵まれている
ことも体力データ向上の一因
◎小中高生向け
「子供の体力改善は急務という認識が現場に広がった」としつつ「少子化などの影響で
“仲間と共に運動する機会が減り”
、85年度のレベルに戻すのは容易ではない」
◎幼児向け
「子供の体力をさらに向上させるには
“家庭や地域での取り組み”
も重要」
「幼児期は、
“複雑で効率的な体の動きを身に着ける”大切な時期。“幼児が面白がって運動する環境作り”が大切」
運動あそび塾【しらさん家】での取組みは上記
◎中高年・高齢者向け(★アンチエイジングコース[新設予定]・お達者コース・介護予防事業【ころばん塾】)
“生活の中で運動を楽しむ習慣”
◎小学生向け(ジュニアコース・出前講座[親子で運動あそび 等])
“仲間と共に運動する機会”
◎幼児向け(キンダーコース・プレキンダーコース・出前講座[親子で運動あそび 等])
“家庭や地域での取り組み”
“複雑で効率的な体の動きを身に着ける”“幼児が面白がって運動する環境作り”
につながる・つなげていけるとの信念を貫いて、こだわって継続していきたい!!
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