2010年12月22日水曜日

【毎日:鬼ごっこ】@幼児期運動指針

【地域のスポーツ環境整備の推進】@文部科学省(平成22年度予算案)

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YOMIURI ONLINE 2010/12/20(月)

↓本文より

★幼児の体力向上へ指針…例えば毎日、鬼ごっこ

 低水準が続く子供の体力の底上げを図ろうと、文部科学省は来年度、就学前の幼児の
運動量の目安を示す「幼児期運動指針」を専門家の協力を得て作ることを決めた。

 小中学生の体力不足の背景に幼児期の運動不足があることが分かってきたためで、
「鬼ごっこ程度の運動を毎日」といった例示が盛り込まれそうだ。

 文科省は、2007年度以降、体力向上策を継続的に行っている幼稚園や保育所と、
一般の幼稚園などのデータを収集、幼児に効果的な方法を分析している。指針ではこの
結果を踏まえ、運動の種類や、1日の運動時間の目標、1週間で運動する頻度などに
ついて、3~5歳を中心に年齢別に示すことを想定している。

 欧米では1990年代半ば以降、子供向けの運動指針が策定されている。例えば
米保健社会福祉省は、強い、中程度など運動の強さを数値で示し、6~17歳は
「1日60分以上、中程度の運動をほぼ毎日」などと必要な運動量を示している。
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運動強度が数値で示されるコトで幼稚園・保育園での認識がどのように変化して
いくのか?想像が難しいが、おそらく多くの事例による啓発活動をイメージされて
いるように感じる。


↓我々の取組みは幼稚園・保育園とは立場が違い直接的には文科省の管轄ではない
と思うが、何らかの&いくつかの連携を通して、その事例に取り上げてもらえる
コトをめざして:

☆運動あそび塾【しらさん家】の特徴は『鬼ごっこ』と『ボール遊び』

動物としての狩猟本能なのか?農耕民族の日本人でもつい夢中になっちゃう!

このパワーに魅せられた&日々の実践から得られた『鬼ごっこ』と『ボール遊び』
のさらなる【愉しみづくり】への『こだわり』はまだまだどんどんつづく…!!


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年12月20日月曜日

【運動する子・しない子⇒二極化】:全国体力調査@文部科学省

平成22年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査@文部科学省


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asahi.com 2010/12/17(金)

↓本文より

★運動する子としない子、二極化 小5・中2の体力調査

 小5女子の4人に1人は体育の授業以外、運動をほとんどしない――。
文部科学省が16日公表した小中学生対象の「全国体力調査」で、こんな結果が出た。
運動を頻繁にする子と、ほとんどしない子の分化が小学校段階から起きている。

 調査は2008年度に始まり今回が3回目。小5と中2が対象で、50メートル走や
ボール投げなど8種目を調べる。8種目を得点化して合計した「体力合計点」(80点満点)
は、両学年の男女とも過去2回と比べて横ばいだった。

 同時に実施した児童生徒へのアンケートでは、体育の授業を除く1週間の総運動時間
を聞いた。「60分未満」の割合は男子が小5で10.5%、中2で9.3%。女子は
小5で24.2%、中2で31.1%に達した。一方、「10~15時間台」は男子が
小5で19.1%、中2で33.3%。女子は小5で12.4%、中2で26.3%
だった。

 特に部活動が本格化する中学では、ほとんど運動をしない子と毎日体を動かす子に
二極化する傾向が男女とも強い。過去2回の調査も同様だった。「週60分未満」の子
は頻繁に運動している子より睡眠時間が短く、テレビを見る時間が長い傾向も出た。

 文科省は「体を動かす習慣付けを小学校入学前から始めるべきだ」と判断。幼稚園や
保育所段階でどんな運動をどれくらいの頻度で行うべきかを示すガイドラインを作り、
来夏にも示す。各種目の数値向上を直接の目的とせず、遊びも含めて自然に体を動かす
習慣を付けることを狙う。

【青池 学】


《全国体力調査》
 全国学力調査の体育版として08年度に始まった。小5は▽握力▽上体起こし▽長座体前屈
▽反復横跳び▽20メートルシャトルラン▽50メートル走▽立ち幅跳び▽ソフトボール投げ
の8種目。中2はシャトルランか持久走を選び、ボール投げはハンドボールで他6種目は小5
と共通。

 前回までは原則小中全校参加だったが、事業仕分けで「抽出率を絞るべきだ」と指摘を
受け、今回は小中学校の各19%を抽出する形で実施された。これとは別に、6~79歳を対象
とする体力調査も行われている。

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↑参考(6~79歳を対象とする体力調査):
体力・運動能力調査


↓運動あそび塾【しらさん家】=地域での役割は『ココ』にジャストフィット!!

『体を動かす習慣付けを小学校入学前から始めるべきだ』

『各種目の数値向上を直接の目的とせず、遊びも含めて自然に体を動かす
習慣を付けることを狙う』


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年10月11日月曜日

【体力・運動能力調査】⇒@【しらさん家】まだまだ課題解決に向けて…

平成21年度 体力・運動能力調査@文部科学省


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asahi.com 2010/10/11(月)

↓本文より

★シニア世代 元気もりもり 健康ブームで体力右肩上がり

 お年寄りの体力が、この10年ほど向上を続けている。体育の日に合わせて文部科学省が
10日に公表した「体力・運動能力調査」でそんな結果が出た。健康ブームで60代以上で
定期的に運動する人が増えているのが要因とみている。

 調査は2009年5~10月に実施した。

 65歳以上の高齢者は調査を始めた1998年度以降、握力や脚力など大半の項目が右肩
上がりになっている。


 バランスや柔軟性の数値も良くなっており、若い世代より体力アップ傾向が顕著だ。


■ジム盛況、スポーツ市場の牽引役

 運動好きなお年寄りはスポーツ市場の牽引(けんいん)役になりつつある。平日の昼間、
スポーツジムを訪ねると、リタイア世代の憩いの場になっていた。


 高齢者スポーツ市場は広がりを見せる。全国でゴルフ場を展開するPGMグループによる
と、現役時代に接待ゴルフをしていた元会社員らが退職後も余暇として楽しんでいるという。
東京・上野の靴販売店によると、履いて歩くだけで足の筋トレになるとうたう靴が中高年以上
にもよく売れている。


 ◎文科省の調査にあたった順天堂大スポーツ健康科学部の内藤久士教授は「健康ブームが
根付いているうえ、昔はなかったスポーツジムなどが身近にでき、生活の中で運動を楽しむ
習慣が広がっている」とみる。今の中高年は戦後育ちで、戦前より栄養や体格面で恵まれて
いることも体力データ向上の一因と指摘する。

【井上裕一】
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毎日jp 2010/10/11(月)

↓本文より

★体力・運動能力調査:小中高生の体力改善 85年度には及ばず

 小中高生の体力や運動能力がこの2年間で明確に向上傾向を示していることが文部科学省の
09年度体力・運動能力調査で分かった。中学生男子を除く08、09年度の体力テスト合計
点が、新種目が加わった98年度以降で1位か2位となった。

 調査は09年5~10月に6~79歳の男女計約7万人を対象に実施。小学生は握力や反復
横跳びなど8種目、中高生はこれに持久走を加えた9種目で調べた。


 体力水準が最も高かった85年度に比べ、どの年齢層も身長が伸び体重が増えているのに
「走(50メートル走、持久走)」と「投(ボール投げ)」のすべてで記録を大幅に下回った。

 ◎順天堂大の内藤久士教授(運動生理学)は「子供の体力改善は急務という認識が現場に
広がった」としつつ「少子化などの影響で仲間と共に運動する機会が減り、85年度のレベル
に戻すのは容易ではない」と指摘した。

【篠原成行】
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YOMIURI ONLINE 2010/10/11(月)

↓本文より

★子供の体力、まだまだ…文科省 昨年度調査

■13歳男子50メートル走はピーク時 水準に

 文部科学省は10日、「体育の日」を前に2009年度の体力・運動能力調査の結果を公表
した。

 子供の体力は、中学生男子(13歳)の50メートル走で、子供の体力がピークだったと
される1985年頃の水準に戻るなど、前回調査に続いて回復傾向がみられた。ただ、ピーク
時と比べると、多くの項目で依然低い水準だった。

 調査は64年度から毎年実施。今回は6歳から79歳の男女約7万人が、昨年5月から
同10月にかけて体力テストを受けた。


 ◎順天堂大学の内藤久士教授(運動生理学)は、「子供の体力をさらに向上させるには家庭
や地域での取り組みも重要」と話している。


■保育所で平均台、ジグザグ走…入学前 体力アップ作戦

 依然として低水準の子供の体力。小学校入学前から体力向上に取り組もうと、幼稚園や
保育所で試行錯誤が始まっている。

 「3年で体の動きがすごく良くなった」。千葉県いすみ市立東海保育所の井上明美所長
(59)は語る。1周100メートル余りの園庭のコースには、平均台、ジグザグ走などの
“関門”があり、幼児約50人が1日数十分、毎日のようにそれぞれのペースで回る。

 同市教育委員会の鮫田晋さん(34)は「幼児向けの方法論がなく苦労した」と話す。市内
の小学校から「入学時の体力が低い」との声が寄せられ、2007年、市内7保育所で体力
向上に着手。園庭に「サーキット・トレーニング」コースを作った。室内にも手が届きそうな
高さにタンバリンをぶら下げ、子供が思わずジャンプするなど、体を動かしたくなるような
工夫をした。

 「保育所でそこまでやるのか」と批判的だった保護者も、子供が良く寝て、良く食べるよう
になったと協力的に。体力測定結果は上々で、運動して疲れるため寝る時間は早まり、テレビ
を見る時間も短くなったという。

 こうした動きは幼稚園でも広がっており、「失敗してもすぐに再挑戦するなど物事に前向き
になった」(岐阜県多治見市立養正小学校付属幼稚園)などという声が上がっている。幼児の
関心を引きつけるための工夫をしている幼稚園も。大阪府豊中市立せんなり幼稚園は「忍者
遊びを取り入れたら、飽きることなく、トレーニングコースを回るようになった」という。

 ◎いすみ市の体力向上策を指導した国際武道大の鈴木和弘教授(保健体育科教育学)は、
「幼児期は、複雑で効率的な体の動きを身に着ける大切な時期。幼児が面白がって運動する
環境作りが大切」としている。

【読売新聞】
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各紙切り口が少し異なり、朝日:中高年・高齢者、毎日:小中高生、読売:幼児を中心に
取り上げている。

内藤 久士@順大・スポーツ健康科学部 教授
鈴木 和弘@国際武道大・体育学科 教授
⇒コメントの “ココ” に着目:


◎中高年・高齢者向け
「健康ブームが根付いているうえ、昔はなかったスポーツジムなどが身近にでき、

“生活の中で運動を楽しむ習慣”

が広がっている」とみる。今の中高年は戦後育ちで、戦前より栄養や体格面で恵まれている
ことも体力データ向上の一因


◎小中高生向け
「子供の体力改善は急務という認識が現場に広がった」としつつ「少子化などの影響で

“仲間と共に運動する機会が減り”

、85年度のレベルに戻すのは容易ではない」


◎幼児向け
「子供の体力をさらに向上させるには

“家庭や地域での取り組み”

も重要」


「幼児期は、

“複雑で効率的な体の動きを身に着ける”大切な時期。“幼児が面白がって運動する環境作り”が大切」



運動あそび塾【しらさん家】での取組みは上記

◎中高年・高齢者向け(★アンチエイジングコース[新設予定]・お達者コース介護予防事業【ころばん塾】)
“生活の中で運動を楽しむ習慣”

◎小学生向け(ジュニアコース出前講座[親子で運動あそび 等])
“仲間と共に運動する機会”

◎幼児向け(キンダーコースプレキンダーコース出前講座[親子で運動あそび 等])
“家庭や地域での取り組み”
“複雑で効率的な体の動きを身に着ける”“幼児が面白がって運動する環境作り”

につながる・つなげていけるとの信念を貫いて、こだわって継続していきたい!!


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年7月22日木曜日

【鬼ごっこ協会】@羽崎 泰男 代表

一般社団法人 鬼ごっこ協会

城西国際大学 福祉総合学部 福祉総合学科 羽崎 泰男 教授

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↓NHKニュース 2010/07/18(日)より


★「鬼ごっこ協会」設立で大会

外遊びの機会が少なくなった子どもたちの体力づくりにつなげようと「鬼ごっこ協会」と
いう団体が設立され、夏休みを控えた子どもたちが参加して、神奈川県で記念の大会が
開かれました。

「鬼ごっこ協会」を設立したのは、遊びの教育面の効果などを研究している城西国際大学
の羽崎 泰男 教授 らのグループです。

18日は、協会の設立を記念して神奈川県相模原市の公園で大会が開かれ、地元の小学生
などおよそ100人が、協会が考案した「スポーツ鬼ごっこ」というゲームを楽しみました。

ゲームでは、8人ずつのチームが対戦し、テニスコートほどの広さの中で、制限時間の
7分間に、互いの陣地に置いた「ひょうたん」を何回取れるかを競います。

相手チームの「鬼」にタッチされると、自分の陣地までいったん戻るというルールで、
子どもたちは、相手のひょうたんを取ろうと「鬼」を避けながら走り回っていました。

グループによりますと、鬼ごっこは、機敏な動きが子どもの体力づくりや運動能力の向上
に役立ち、集団行動を通じてコミュニケーション能力を高めることも期待できるということ
です。

グループの代表の羽崎 教授は、「鬼ごっこは、道具を使わず、どこでも簡単に出来るので、
学校や地域のイベントなどで広めていきたい」と話しています。
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【しらさん家】での『笑足運動あそび』のベースは「鬼ごっこ」と「ボールゲーム」。

先日7/19(月・祝)に 第2回どろけい大会@みなとまち海浜公園 を開催。
ササブログ⇒しらさん家第2回どろけい大会

【しらさん家】の「どろけい」は公園の2/3くらいのスペースを活用するので、見つからない
ように隠れるドキドキ感も↑(運動量的にはマイナスですが…)

協会が考案した「スポーツ鬼ごっこ」は【しらさん家】屋内でスペースに制約がある場面で
ぜひ取り入れてみたいなと思う。


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年7月14日水曜日

【認知症予防】@国立社会保障・人口問題研究所など

国立社会保障・人口問題研究所

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↓本文より

朝日新聞 30面 社会 2010/07/11(日)

★趣味と認知症予防 関連調査

大学・研究所、10万人に3年間


 ゴルフや散歩、カラオケなどの趣味は認知症予防に役立つのか――。東北大や国立社会
保障・人口問題研究所などの10大学・研究所が今月から、全国で10万人規模の高齢者
を対象に趣味を調べ、健康状態の追跡を始める。趣味と認知症の関係を探り、増え続ける
認知症の予防への活用を目指す。

 日本福祉大が2000年から05年まで、愛知県内の高齢者2725人を追跡した結果、
趣味のある人はない人に比べて、認知症になる確率が半分以下だった。今回の調査は、
この傾向が全国的なものかどうかを調べることが狙い。趣味の内容による違いや男女差など
の分析も試みる。

 調査は全国各地の約20市町村を選び、65歳以上で介護を必要としない人を対象に個人
を特定できない形で実施。まずは3年間かけて、健康状態の変化を追う。ゴルフや散歩、
読書、楽器演奏、カラオケ、俳句、園芸、旅行、パチンコなど24種類の選択肢のほか自由
記入欄も設け、趣味を幅広く聞くのがポイントだ。

 厚生労働省の推計では、認知症は10年は208万人だが、団塊世代が75歳以上になる
25年には323万人に増えるとされる。同省研究班による「35年に445万人」という
推計もある。

 調査研究の責任者の近藤克則日本福祉大教授は、「『趣味を持つことは健康に良い』と
言われているが、日本ではそれを裏付ける調査が少ない。自治体がどのような介護予防事業
を実施するかを考える材料にもなる」と意義を語る。
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「ゴルフや散歩、読書、楽器演奏、カラオケ、俳句、園芸、旅行、パチンコなど24種類の
選択肢…」

この選択肢に【(笑足)運動あそび】が入るコトをめざす⇒文化に!!
:大きな目標すぎ!?


「…自治体がどのような介護予防事業を実施するかを考える材料にも…」
⇒各自治体に選択してもらうにはやはりデータ・裏付けが必要かと思うが、効果の検証に時間
を要する点が常に課題に…


介護予防教室事業【米山ころばん塾】
:3ヶ月間(4月-6月)の成果が7/16(金)のふりかえりの会でお聞かせいただくコトとなる。

カラダのみではなくココロ・心構えの変化・改善を評価できる仕組みが開発途中なのが、
まだまだ多くの方々に着目されるに至らない一つの理由かなと感じる。


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年7月12日月曜日

【高齢者向け体力検定】@文部科学省

新体力テスト実施要項@文部科学省

健康増進法 Wikipedia

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↓本文より

日本経済新聞 38面 社会 2010/07/09(金)

★高齢者向けに体力検定

健康づくり後押し、文科省が検討


高齢者の健康づくりを後押しする狙いで、文部科学省は2011年度にも高齢者向けの体力検定
制度を創設する検討を始めた。柔軟性や持久力などを測る6種目の合計点でランク分けし、
全国平均との比較や体力年齢も示す。自分の体力レベルを知ることで運動に取り組む意欲が
高まり、健康増進に役立つことを期待している。


◎5段階評価、比較も

文科省が検討している高齢者向け
体力検定制度の実施項目

▽握力検査
両手で2回ずつ握力計を握る

▽上体起こし
あおむけで両ひざを立て上体を起こした回数を測る

▽長座体前屈
足を伸ばした姿勢で前屈し手が届く距離を測る

▽開眼片足立ち
両手を腰に当て片足立ちを続けられる時間を測る

▽10m障害物歩行
障害物6個をまたいで歩く時間を測る

▽6分間歩行
周回路や直線路で6分間に歩ける距離を測る


 検定の対象は65~79歳で、文科省が1998年度から行っている「新体力テスト」と同じ方式
を想定。実施種目は30秒間にあおむけ姿勢から上体を起こす回数を測る「上体起こし」や、
高さ20センチの障害物6個を並べたコースを歩く時間を記録する「10メートル障害物歩行」
などで、激しい運動はしない。

 各種目の結果を点数に換算し、合計点によってAからEまで5段階で評価。柔軟性や
持久力、筋力などをグラフで分かりやすく表すほか、全国平均や過去の数値、本人の
体力年齢も示す。


 内閣府が昨年9月に行った「体力・スポーツに関する世論調査」によると、週に1日以上
運動する人の割合は20代が32%、30代が40%に対し、60代は75%、70代は87%になった。

 現在文科省が行っている新体力テストも高齢者層は対象となっているが、国民の体力を
把握するのが狙いになっている。健康維持のため熱心に体を動かしたりスポーツをする
高齢者は多く、文科省はより自分の体力が把握しやすい検定制度をつくれば、需要は高い
とみている。


 近く策定する長期指針「スポーツ立国戦略」でも高齢者スポーツの振興を重点政策に
盛り込む方針で、専門の運動プログラム開発や指導者の養成などを進める。
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【笑足運動あそび】で着目しているバランス能力・反応能力を主体にしたコーディネーション
能力(いわゆる運動神経系)は、今回も残念ながら直接的には目を向けられなかった印象だ。

「開眼片足立ち」「10m障害物歩行」にはこれらの要素が含まれると考えられるが、超高齢
社会に向けては65~80~89歳でも段階的に利用できる組合せの設定も待たれるように感じる。

この6種目に全てしっかり取り組めるだけで70代でもハードルはかなり高いのでは…。
(「開眼片足立ち」は2、3秒というケースも多く、それは本当のバランス能力なのか?ただコツ
がつかめないだけ・カラダの使い方の経験がないだけなのかも?と疑問な部分も…)


転倒“骨折”予防・介護予防@厚労省と今回の体力検定@文科省の連携できるポイント・接点
を【しらさん家】らしく探っていきたい!


また、最後の「『スポーツ立国戦略』でも高齢者スポーツの振興を重点政策に盛り込む方針
で、専門の運動プログラム開発や指導者の養成などを進める」の部分
⇒指導者の養成=仕事の価値の確立=職場が増える=文化になる!!
につながる・つなげるコトもあわせて、できれば早急に推進していってほしいと切望する。


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年6月30日水曜日

【バランス訓練】=健康寿命↑

東京大学大学院教育学研究科 身体教育学コース

東京大学大学院教育学研究科 身体教育学講座 武藤 芳照


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↓本文より

朝日新聞 26面 生活 2010/06/29(火)

○あなたの安心○

★健康寿命をのばそう④

≪転ばぬ先のバランス訓練≫


 骨折は転倒によるものが多い。手首などに比べて、寝たきりなりやすいのは大腿骨頸部
(太もものつけ根)の骨折で、8割以上が転倒によるものだという。

 転倒は筋力とバランス感覚が衰えることで起こりやすく、「運動器」の機能低下が影響
している。転倒を予防できれば、健康寿命をのばすことにもつながる。

 スクワットや片足立ちなどの「ロコトレ」が有効で、カルシウムの吸収を助けるビタミンD
が転倒予防に役立つという報告もある。速く収縮する「速筋」の筋力が増え、転びそうな
ときの「とっさの一歩」に反応できるという。


 東京大大学院の武藤 芳照 教授 (身体教育学)は「筋力の衰えが転倒する一つの要因では
あるけれど、感覚機能の衰えも要因です。昔は筋力強化ばかりに目が向いていましたが、
バランス訓練などの複合的な運動が重要です」と話す。

 感覚機能も一緒に鍛えるには、五感をつかって体を動かすことがいい。音楽に合わせて
体を動かすリズム運動やボールゲームなど楽しみながらできる内容であれば。お年寄りも
途中でやめることなく無理なく続けられるという。

 だが、実は転倒予防は高齢者だけの問題ではない。

 ちょっとしたことで転んでしまい、前歯を折ったり鼻の骨を折ったりする子供が増えて
いる。この20年ほどの間に小学生の骨折率は1.7倍ほど高くなっている。「背景には、就学前
の子どもが遊ぶ機会が非常に減っている現状があります」と武藤さん。

 転倒しやすい現代の子供たちが10年、20年すれば青壮年に。さらに数十年すれば高齢者に
なる。転倒から要介護状態になる人は、今以上に増える可能性があるという。

 「転倒予防を中長期的にとらえていけば、元気な子供たちをたくさん育てること。それが
究極の介護予防になると思います」

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「ジュニア」と「シニア」の『運動あそび塾』【しらさん家】のために書いていただいた
ような内容でビックリ!!

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「転びそうなときの『とっさの一歩』に反応」
「昔は筋力強化ばかりに目が向いていたが、バランス訓練などの複合的な運動が重要」

「感覚機能も一緒に鍛える」「五感をつかって体を動かす」「ボールゲーム」
「お年寄りも途中でやめることなく無理なく続けられる」

「就学前の子どもが遊ぶ機会が非常に減っている現状」
「転倒予防を中長期的にとらえて⇒元気な子供たちをたくさん育てる⇒究極の介護予防に」
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上記に共通する【しらさん家】での日々の実践に対する成果を実証していくには期間を要する
コトでビジネスとして成立させるのにまだまだ課題ばかりだが、当社における社会の課題解決
への方向性に、さらに自信を深めてズンと突き進んでいきたい!

以前から書籍等で着目していた武藤先生だが、ここまで視点・取組みに共通点があるコトが
今回再確認でき、なるべく早めに何らかのカタチで一度コンタクトをとれればと考えている。

転倒予防医学研究会


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年6月7日月曜日

【姿勢=体幹↑】⇔外遊び『運動感覚』

日本体育大学 阿部 茂明 教授

びわこ成蹊スポーツ大学 新宅 幸憲 教授

すくすくトレーニング

桜美林大学 鈴木 平 准教授

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NIKKEI  ライフ 親子  「姿勢悪い子」増加中  「背中ぐにゃり」は集中力不足の原因に
日本経済新聞 2010年5月31日(月) 26面 生活

↓本文より

あしたスコープ


「姿勢悪い子増加」小学校 75%

 子どもの姿勢の悪さが目立つ。日本体育大学・学校体育研究室などの調査で、姿勢が悪い
子どもが増えていると教師が感じている小学校は 1979年の44%から2005年には75%に増えた。
5年に1回の調査のため今年は集計中だが、「姿勢の悪化傾向は続いている可能性が高い」
(阿部 茂明・日体大 教授)。


 姿勢が悪くなる原因としてびわこ成蹊スポーツ大学の新宅 幸憲 教授は外遊びが少なく
なったことによる筋力の低下、携帯型ゲームや携帯電話のメールで長く下を向く時間が増えて
いることを指摘する。また、「親自身の姿勢が悪いため、子どもに注意しないという影響も
大きい」と強調する。


背中ぐにゃり 意識し直す

 姿勢を良くしようと、子どもにトレーニングを受けさせる家庭も出てきた。体幹を強化して
子どもの姿勢改善を目指す教室「すくすくトレーニング」(東京都港区)には現在、約30人の
小学生が通う。個人レッスンで約1時間、トレーナーと一緒にストレッチをし、大きなゴム
ボールを使って遊び感覚を取り入れながら体の中心の筋肉を鍛える。


肩こり、集中力不足の原因に

 単なる姿勢の話といってもばかにはできない。桜美林大学と早大が共同で、長野県内の
小学生を対象に学校で背筋が伸びるイスに座る実験調査をした。イスはお尻がすっぽりと
入り、深く座れて動きにくい形をしている。すると学習に落ち着きが出てイライラすること
が少なくなったという。「大学生対象の調査では計算のスピードが約5%上がる効果も
あった」(鈴木 平・桜美林大 准教授)


 すくすくトレーニングの頼幹 二郎 主任トレーナーは「かつては遊びの中で自然と姿勢を
良くするための筋肉が鍛えられたが、野外で駆け回って遊ぶことが減った今の子どもの環境
では難しい」と話す。文部科学省は11年度から導入する新学習指導要領で、遊びのなかで身
についていた運動感覚が養われていないとして、小学4年生までに「体つくり運動」の時間
を設け、体力強化につなげる方針だ。

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【しらさん家】での『外遊び』は「みなとまち海浜公園」・「柏崎中央海岸の砂浜」で実施。

『姿勢』:【しらさん家】では、はじめとおわりのあいさつの時の「気をつけ」には「背すじ
と頭の位置」に少しこだわりを持っているが、まだまだ徹底するところまではできていない。

『体幹』:外遊びには限らず、手押し車(お尻が上がらず下がらず)やすもう(押されないゾ)等
二人組での【運動あそび】には鍛えている感を意識せずにインナーマッスルを活用してしまう
要素がいっぱい含まれているように感じる。


「外遊びが少なくなったことによる筋力の低下、携帯型ゲームや携帯電話のメールで長く下
を向く時間が増えていること」

「遊び感覚を取り入れながら体の中心の筋肉を鍛える」

「かつては遊びの中で自然と姿勢を良くするための筋肉が鍛えられたが、野外で駆け回って
遊ぶことが減った今の子どもの環境では難しい」

「遊びのなかで身についていた運動感覚が養われていない」


『運動感覚』『身体感覚』:【しらさん家】の『外遊び』では子どもたち一人ひとりにとって
人生で一番高い高さから「飛び降りる」場面もある。足がジ~ンとしたり、上半身までウ~ッ
と衝撃を受けたりしながら、痛くならないカラダの使い方(どこで吸収・クッションに)を身に
付けていくことだろう。これはまさに自分の身を守る体力の一つで体幹を鍛えるにはジワジワ
系の筋トレを連想しがちだが、この瞬間の動きに対する姿勢の維持も組合せられる良いと
考えている。


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年6月4日金曜日

【健康=カッコいい】@ターザン

ターザン

マガジンハウス

25年前から米国のフィットネス文化を日本に紹介してきた
オッシュマンズ

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↓本文より

朝日新聞 30面 北信越マリオン 2010/06/04(木)

編集者発 「ターザン」

★「健康=カッコいい」へ

「健康」という言葉、皆さんは何をイメージしますか?
かけがえのないモノ、未病、医者いらず、安心……。


私たち「ターザン」は、もっと健康をポジティブにとらえています。

健康=カッコいい。

そんな風に、日本語の意味そのものが変わったら、とても素敵だと感じています。


例えば「健康に生きるための運動」を意味する「フィットネス」という言葉。
世間にあふれていても、その意味の認知はまだ低い状況です。


○○○
理由のひとつは、スポーツやトレーニングなどの運動は、「勝利のために(だけ)行うモノ」
という、固定観念かもしれません。

それが、カラダを動かす喜びを味わう「フィットネス」を、いわば薬のイメージ同様、
できれば避けたい、面倒くさいモノに変えてしまっているのだと思います。


○○○
心とカラダが、乖離することなく、まさに「フィット」する。
自分のカラダの状態をキチンと把握して、いつでもその能力を発揮できる。

私たちが、一貫して目指してきたのは、こんな「フィットネス」を中心に据えるような
ライフスタイルなのです。

昨今の健康ブームでは、人生の大きな価値に、カラダを鍛えることを挙げる人が増えて
います。

みなさん、健康=カッコいい、ですよね?

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【しらさん家】:『運動あそび』=生活の中に当たり前に存在する“文化”として確立を!!

--
「フィットネス」 = 「健康に生きるための運動」○

スポーツやトレーニングなどの運動 = 「勝利のために(だけ)行うモノ」×

「フィットネス」 = 「カラダを動かす喜びを味わう」○
--

【しらさん家】のこだわる
『運動あそび』 = ココロがつながる(笑顔つながり) + カラダ・脳が愉しむ(自分らしさ)

ちょっぴりまとめきれないが、「一人でがんばる・鍛える+誰かと競う・戦う」という運動
・スポーツ、「病気にならないため+健康診断の数値を改善するため⇒がまんして」という
マイナスの目的(お医者さんからの指導・宣告?じゃないと)・選択肢がすべてではないコト
を発信し続けねば…!!


先に「(ココロから)笑い合うため」「(カラダが)気持ち良いから」があり、結果的に自分
らしい「健康づくり」につながっていたという「仲間たち」をもっともっとつなげていき
たい!まだまだサポートしていきたい!


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年5月26日水曜日

【外で遊ぶ】⇒学習意欲向上!?

子どもの体験活動の実態に関する調査研究(中間報告)

独立行政法人 国立青少年教育振興機構

プレスリリース(2010.5.24(月):PDFファイル)
『子どもの頃の体験は、その後の人生に影響する』


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YOMIURI ONLINE読売新聞 2010年5月25日(火) 33面 社会

↓本文より

外で遊ぶと学習意欲向上

全国20~60歳代に調査


 子供時代に外で活発に遊んだ人ほど、本を読む割合や大学進学率が高い――。
国立青少年教育振興機構は24日、こんな調査結果を公表した。

 調査に携わった千葉大の明石 要一 教授(教育社会学)は「子供が外で遊ぶことで、探求心や
知的好奇心を刺激し、学習意欲も向上させるのでは」としている。

 調査は昨年末、全国の20~60歳代の男女5,000人と、小中高生11,000人を対象に実施。
「川や海で泳いだ」「友達と相撲をした」など30項目をもとに、外遊びの体験豊かなグループ
とそうでないグループとに分けた。

 それによると、「体験豊か」という大人のグループは、1か月に本を1冊以上読む人の割合
が71%にのぼり、少ないグループ(47%)より24ポイント上回っていた。最終学歴が大学以上
(50%)という人も「少ない」グループより5ポイント多かった。

 ただ、同じ調査では、外遊びのうち、海や川で遊んだ経験のある人が60歳以上で半数以上に
のぼるのに対し、今の中高生は4割に満たない実態も浮かんだ。明石教授は、「学校や家庭
は、子供が外で遊ぶ機会をもっと増やす努力をすべきだ」と指摘している。

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【しらさん家】での『外遊び』は「みなとまち海浜公園」・「柏崎中央海岸の砂浜」で実施。

「探求心や知的好奇心を刺激」:
確かに道具の現地調達での工夫やその場に合わせたルールの変更等臨機応変にと!いう場面は
『外遊び』で圧倒的に増える。


新聞記事には載っていないが、結果②・結果③の人間関係に関する内容を興味深く感じた。

結果②:友だちの多い子どもほど学校好き、憧れる大人のいる子どもほど働くことに意欲的

結果③:小学校低学年までは友だちや動植物とのかかわり、小学校高学年から中学生は地域や
家族とのかかわりが大切


【しらさん家】ではサポート役となるスタッフ(大人)に子どもたちが依存しきってしまう
ようなかかわり方・リード方法をできるだけ避けるようにこだわっている。

「友だちが多い子どもほど…」「低学年までは友だちとのかかわり…」:
⇒【しらさん家】の特徴である多様な(学年のちがい&学校のちがい&男女も一緒)関係の
多さ・接点↑を『運動あそび』を通した(だからこそできちゃう)仲間づくり名人・達人への道
としてバシバシ活かしていってほしいと考える。


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年5月20日木曜日

【痛くない体育】@フラッグフットボール

フラッグフットボール Wikipedia

日本フラッグフットボール協会

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↓本文より

日本経済新聞 30面 生活 2010/05/14(金)


★「痛くない体育」浸透中

小学校授業 楽しさ重視

過保護との声も

 タックルのないアメリカンフットボール、ぶつかっても痛くないドッジボールや跳び箱…。
小学校の体育の授業で、接触プレーのない新球技や軟らかい素材でできた運動用具を使う動き
が広がっている。痛みや恐怖心から運動嫌いになるのを避けようという配慮だが、「行き
過ぎは過保護になる」との懸念もある。


○体力向上に一役

 中野区が一部小中学校でフラッグフットの授業を始めたのは2007年。子供の体力低下に
危機感を抱いたのがきっかけだった。区教育委員会の担当者は「サッカーやバスケット
ボールは接触が多く、不得意だと活躍できず、運動嫌いになる子が後を絶たなかった」。
08年には全小中学校で導入。小学校低学年はボールを使わない鬼ごっこ形式にするなど指導を
工夫した結果、各学年の体力測定の成績が上昇したという。

 小中学生を対象に行った09年度の文部科学省の全国調査では、50㍍走などの平均値は小中・
男女とも1985年度に比べて低下した。積極的に運動する子としない子に二極化している実態も
明確に。文科省は体育で「運動の楽しさや喜びを味わう」ことを重視。来春導入される小学校
の新学習指導要領でフラッグフットや同種の球技であるタグラグビーを推奨するなど、運動
嫌いを生む「痛い」「怖い」を減らす動きが盛んになっている。



 学校側が事故などを恐れて神経質になっていることが一因との見方も。軟らかいドッジ
ボールなどを使う都内の小学校教員は「子供が体育でけがをしたと苦情を言う親も少なく
ない。過保護かもしれないが苦情は避けたい」と打ち明ける。

 東海大体育学部の小沢治夫教授は「運動嫌いを減らすために発達に応じて用具を使い
分けるのは効果がある」と評価。一方で「身体的・精神的な痛みを乗り越える力を育てる
のも体育の役割。痛みを避ける指導が行き過ぎれば、子供の危機回避能力が薄れる恐れも
ある」とも指摘している。

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【しらさん家】では5月:ジュニア(小学生)コースは「みなとまち海浜公園」で活動している。
またキンダー(年中・年長)コースも1週間だけだが同じく屋外で潮風を受けながら元気に走り
回っている。

「危機回避能力」:
小さい子供たちほどやっぱり転んでしまうケースが明らかに増え、【しらさん家】のマット上
とは違い、転ぶとズボンが破れたり傷から血が流れる経験をするコトになる。

我々の時代であれば消毒もせずに(救急箱を用意して遊ぶわけもなく⇒ツバつけて or 水で
流して)家に帰るまでそのままだったと思う。

一応『運動あそび塾』としては、消毒⇒絆創膏で応急処置となるわけだが、そのままずっ~と
遊びに復活しないというコトはなく、遊びの魅力・パワー全開といった印象だ!!


【フラッグフットボール】:
体育指導委員の研修会でタグラグビーの経験があるが、バスケットボールな私はタグを取ら
れずにすり抜ける感がめちゃめちゃ愉しめる!【しらさん家】では『しっぽとり』という
鬼ごっこが定番だが、【フラッグフットボール】にならってボールの移動を組合せるパターン
も試してみたいと思う。(【フラッグフットボール】は“過保護”ってコトはないぞと感じる)


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年5月11日火曜日

【介護予防へ健康調査票】@厚生労働省 検討!

地域包括支援センター Wikipedia

健康増進法 Wikipedia

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↓本文より

日本経済新聞 4面 経済1 2010/05/08(土)


★介護予防へ健康調査票

厚労省検討 自治体、健診と選択

全高齢者を対象

 厚生労働省は介護状態になる恐れが高い高齢者を支援する介護予防事業を見直す。生活状況
を把握する手段として、健診に加えて高齢者に調査票を送付する手法を導入する。高齢者の
支援計画を作る事業者の負担軽減にも取り組む。昨年の行政刷新会議の事業仕分けでは、介護
予防事業の効果に疑問の声が相次ぎ、「予算要求の縮減」の判定を受けていた。今回の見直し
には、費用対効果を高める狙いもある。

 介護予防事業は、介護の必要な状態にならないよう防いだり、介護状態が悪化したりしない
ように高齢者を支援する。高齢者一人ひとりに支援計画を作り、必要な事業を実施している。

 現状では、市町村が支援対象の高齢者を探すため、健診を実施している。ただ、高齢者自ら
医療機関へ出向く必要があるので、元気な人しか把握できなかった点が問題になっていた。
そこで厚労省は、高齢者の実態把握方法として、調査票を送付する手法も導入する。市町村の
事情に合わせ、健診または調査を選べるようにする。

 調査票は、市町村が65歳以上の高齢者一人ひとりに送付し、返信してもらう。返信のない
場合は、市町村の職員が自宅を訪問し状態を調べる。この方法により、従来把握しにくかった
うつ病や引きこもり状態の高齢者を把握しやすくなるいうのが厚労省の見方。健診よりも費用
が安く済む利点もあるという。

 高齢者の支援計画を作成する事業者の負担を軽くする方策としては、計画の作成を外部に
委託できるようにする。介護予防事業では、市町村が業務を委託した事業者などが、高齢者の
筋肉トレーニングへの参加といった支援計画を作らなければならない。計画は一人ひとりの
状況に応じた内容にする必要があり、時間と労力がかかる点が問題になっていた。外部委託を
可能にすれば、業者は相談業務に集中できるようになり、高齢者に対する支援効果も高め
やすいと見られている。

 現行制度では、介護状態になる恐れの高い高齢者を「特定高齢者」と呼んでいる。高齢者に
介護予防事業を身近に感じてもらうため、この名称も見直す。
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◎私は講話をする機会などで介護予防事業の主な対象になる方々は「『特定高齢者』と呼ば
れている」とこれまで表現してきている。この名称に違和感を持っていた一人で以前持ち回り
担当の↓eこってニュースでネーミングについて考えてみていた。

『特定・・・・・・』とは、な~に~!?@eこってニュース:第177回 2009/1/11(日)

「介護予防事業を身近に感じてもらう」:
⇒名称だけではなく、人生の終盤をより良く生き切るために生活の一部として普通にいたる
ところで実践されている【文化】の一つの選択肢に育てていきたいと感じる。


「高齢者の支援計画を作成する事業者@地域包括支援センター⇒外部委託も…」:
⇒【笑足ねっと】が計画から担当させてもらうコトも検討してみたいと考えている。

これまでお一人おひとりの支援計画を見る機会において、いつも強く感じるのは病歴・手術歴
を拝見し、多くのみなさんが病気や痛いところを持ちながら暮らしておられるコトだ。

【笑足運動あそび】で大笑いしている姿・見た目からでは全く分からない・想像できない。
でもそれで良いのだ!と感じる。痛さや薬の服用が続くのも生活の一部であり、時には仲間と
バカ笑いし合えるのも大切な「今」なのだ!いつも笑ってばかりもいられないと思うが…

「うつ病や引きこもり状態」:
⇒痛さも病気も忘れちゃう“みんなの笑顔がつながる”【笑足運動あそび】にふれてもらい
たい方々はまだまだたくさんおられるぞ!!と気合が入る。


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年4月30日金曜日

【自分から~】@遺伝子学者と脳科学者の往復書簡:その2

遺伝子学者と脳科学者の往復書簡:村上 和雄・川島 隆太 著 2010/1/26 くもん出版

今、子どもたちの遺伝子と脳に何が起きているのか?

遺伝子と脳は、どこをめざしているのか


村上 和雄 氏 (筑波大学 名誉教授) Wikipedia

川島 隆太 氏 (東北大学 教授) Wikipedia
川島隆太研究室

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↓本文より:

☆四通目 ◆今、子どもたちにしてあげるべきこと

 ● 脳科学者から遺伝子学者への手紙


 ○ 「喜んで勉強する」と「自分から勉強する」はちがう

 村上先生は、自分の意思で何かに取り組むことの大切さを強調されていましたが、私から
一つ、補足させていただこうと思います。それは「喜んで取り組む」と「自分から取り組む」
を混同しないよう、注意が必要だということです。


 学習の本来の目的は、教科書的な知識の丸暗記だけではありません。村上先生もお書きに
なっていたとおりです。身につけた知識をもとに、それを思考によってさらに深めたり、
ほかのことがらと関連づけて理解したりといった活動も、とても大切です。これらはまさに、
外部から強制されておこなうのではなく、自分の内発的な知的欲求によっておこなわれるもの
です。こういった中から、自分なりの目標や目的、さらには夢というものが生まれてくるわけ
です。

 これが、実際に今やっている「学習」に多少苦痛な部分が含まれているとしても、その先に
ある目標、目的、夢といったものをめざしてがんばっていこうという、強い意思を持つことに
つながっていきます。

 つまり、「自分の意思で学習に取り組む」ということの中には、「多少の苦痛はがまん
して取り組む」ということも含まれるわけです。

 いっぽう、喜んで取り組む、楽しみながら学習するという場合は、苦痛の部分は可能な限り
排除されています。「強い意思」がなくても、机に向かえるようにできているわけです。


 そういった教材に子どもが喜んで取り組んでいるからといって、これで勉強に対する能動的
な姿勢がつくれて、村上先生がおっしゃるところの「遺伝子のスイッチがONになる」とは思わ
ないでいただきたいのです。

 楽しい教材とは、楽しさを提供されている教材です。学習者にはどうしても、受身の部分が
できてしまいます。もし、そういった教材ばかりを使っていたら、お楽しみばかりが学習の
目的になってしまいかねません。


 ○ 脳活性化の切り札は親子のコミュニケーション

 知識や技術。記憶力、学習力、創造力。コミュニケーション力や感情を制御する力。これら
の力も生まれついて持っているわけではなく、成長する中で身につけていくものです。

 そして気づいていただきたいのは、こういった能力はすべて、脳の前頭前野の活動に基づい
ている、ということです。つまり、前頭前野の活性化を図ることが、子どもたちをよりよく
成長させることにつながるのです。村上先生流の言い方をすれば、脳を活性化することが、
様々な遺伝子のスイッチをONにすることになる、といえるのではないでしょうか。


 「反抗期」という言葉があります。思春期の、どんなことに対しても反抗的な言動を取る
時期、と理解されていると思います。「あの子は反抗期だからしかたがない」といった言い方
もよくされます。

 でも本当は、わけもなく反抗しているのではなく、脳の発達によって、能動的に行動したい
という人間として当然の欲求が強くなっているのに、周囲の大人たちがいつまでも子ども扱い
して「受動的」でいることを強いることに対して反発している、と考えるべきなのではないで
しょうか。

 そしてそのことは、単に反抗する・反抗されるといった、表面的な問題以上のものを含んで
いると、私は考えています。脳が成長すれば、知的な要求も高まります。知りたい、学びたい
という気持ちです。ただしそれは、能動的に学びに取り組みたいという側面を持っています。


 けっきょく、反発したり反抗したりする子どもに問題があるのではなく、子どもの成長と
変化に気づかず、対応を変えることができない大人の側に問題の根があるのではないかと思う
のです。


 学びとは、知的興奮の集合体だと私は思います。だからこそ、学びの結果、知的興奮による
満足、すなわち「快」の感情を得ることができ、それがさらなる学びへの欲求につながるの
です。

 小学生の高学年や中学生くらいになったときに、それまでなんのために足し算やかけ算を
習ってきたのかが、方程式を解く中でわかってきて、数学的なヒエラルキーの中では、自分が
これまで学習してきた、させられてきたことにはすべて意味があったことがわかる。これほど
知的興奮を刺激し、前頭前野を活性化することはないのではないでしょうか。

 私たち大人は、せっかくこんな貴重な成長の時期にある子どもたちとのコミュニケーション
を、「反抗期だから」のひと言でないがしろにしてきたように思います。子どもたちの成長を
認め、それに合わせた対応でつながりを維持していくことが、子どもたちの成長の可能性を
さらに広めることになるのだと思います。

-----

【自分から取り組む】【能動的】【親子のコミュニケーション】:

【しらさん家】の『笑足運動あそび』は仲間とのかかわり合いが生まれるキッカケづくりに
こだわっている。

それは、いわゆる指導者に依存しきった・受身のみの関係にならないような仕掛け・意図も
ある。

そして【自愉力:自分らしく愉しむココロをつなげるチカラ】という表現にも【自分から~】
の価値への気づきにつなげたいという本質がある。


【親子のコミュニケーション】において『親子で運動あそび』実践の場面で【カラダでの
コミュニケーション】が一つの大きなキッカケになると確信している。

小学校5,6年生向け『親子で運動あそび』の付加価値として、「反抗期」のはじまりに対して:
「子どもたちの成長を認め、それに合わせた対応でつながりを維持していくこと」の大切さ!
『ふれあい・絆』をココで途切れさせない!という視点も強くお伝えしていければと考えて
いる。『自立』とのかねあいが簡単ではないと思うが…


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年4月29日木曜日

【笑いと笑顔】@遺伝子学者と脳科学者の往復書簡:その1

遺伝子学者と脳科学者の往復書簡:村上 和雄・川島 隆太 著 2010/1/26 くもん出版

今、子どもたちの遺伝子と脳に何が起きているのか?

遺伝子と脳は、どこをめざしているのか


村上 和雄 氏 (筑波大学 名誉教授) Wikipedia

川島 隆太 氏 (東北大学 教授) Wikipedia
川島隆太研究室

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↓本文より:

☆四通目 ◆今、子どもたちにしてあげるべきこと

 ● 遺伝子学者から脳科学者への手紙


 ○ 実験で確かめた「笑いが遺伝子をONにする」

 日本にも昔から「笑う門には福来る」、「病は気から」といったことわざがあります。
また、私たちは感覚的に「大笑いしたあとは、気分も体もスッキリする」ということを、
体感して知っています。

 病気に打ち勝ったり、気分がスッキリしたりするということは体の変化ですから、遺伝子
のスイッチの切り替えと関係しているのは明らかです。ただ、残念ながら科学的に確認されて
いない。これでは、いつまでたっても「仮説」の域を超えることができません。そこで、この
実験を思い立ち、成功にこぎつけたというわけなのです。


 今回はたまたま笑いと糖尿病との関係を調べ、その効果をあらためて確認することになった
わけですが、糖尿病に当てはまる仕組みが、ほかの病気には効かないというわけがない。実際
に最近の研究では、「ほほえみ」によって脳内でのメラトニンの分泌が促され、動脈硬化の
予防が期待できることや、笑いによってノルアドレナリンの分泌が減少し、高血圧や心臓病の
危険因子を減らすことにつながる、といったことがわかってきています。

 笑うことや笑顔でいることは、私たちの想像以上に遺伝子のスイッチと関連し、私たちの心
だけでなく、体の様々な機能によい影響を及ぼしているのです。

 私どもはごく最近、笑いによってONになったりOFFになったりする多くの遺伝子を発見しま
した。この業績により、博士が生まれました。この分野は、ますますおもしろくなっていく
でしょう。



 ○ 子どもたちに笑いと笑顔を!

 自分の意思で、自らの夢や目標に向かって突き進んでいくということは、本来、とても
楽しいことです。途中で困難なことにぶつかれば、思わず顔をしかめてしまうこともある
でしょう。しかし、そんな困難も、自分の知恵と工夫と努力によって乗り越えることが
できれば、新たな自信につながり、自然と笑みもこぼれてきます。その笑みがどんなに
大切か。

 今、日本の子どもたちに笑顔が少ないように思います。笑い声が聞こえても、他人をさげ
すんだり、おとしめるような笑いが多いのではないでしょうか。そんな笑いでは、子ども
たちの未来を切り拓く遺伝子のスイッチは切り替わりません。


 子どもたちがどんな困難にぶつかっても、簡単にくじけることなく、強い意思で取組んで
いける夢や目標を見つけるための手助けを、まずはいちばんそばにいる親御さんたちが、
そしてまわりの大人たちが社会全体で、笑顔で取組むことが必要だと考えています。そう
すればきっと、子どもたちも笑顔で未来に向かって突き進んでくれるにちがいありません。

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【しらさん家】の『笑足運動あそび』は自信をもってみんなの【笑顔つながり】を実現
できると言い切れるところまで少しずつ実績を積み重ねてきた!

【笑い】【笑顔】【社会全体で】:
大人の役割・社会の役割をどう果たしていけるか!まだまだ試行錯誤は続く……


柏崎高校男子バスケットボール部も5/28(金)から始まる3年生最後の県総体に向けて、このGW
期間中多くのゲームを経験できる予定だ。

うちのチームは「達成感」をもっともっと『笑顔』で共有してほしいと考えている。
(多くのコーチ陣が修正点を厳しく(怖い顔で怒鳴って)伝えるケースが多いので、私は
その逆のアプローチを試したい!!)

流れがなかなかつかめなくピンチの場面でも…そんな時だからこそ一つの小さなチャレンジ
でも(リスクもある)その気持ち・積極さにみんなで笑顔で応えてあげたい!
一人ひとりの一つひとつの勇気がなければ状況は変えられないのだから…

体力が尽き果ててカラダがきかないのであればチカラは出し切ったと現状を納得するしか
ないだろう。課題が認識できれば次につながる。うちは“笑顔でしなやかに走りきる”
しかない!!


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年4月15日木曜日

ロコモティブシンドローム:中村 耕三 著 【長寿社会】

新国民病 ロコモティブシンドローム―長寿社会は警告する:中村 耕三 著 2010/03/10 日本放送出版協会


中村 耕三 氏
(東京大学 大学院 医学系研究科・医学部教授(整形外科学講座))
東京大学医学部附属病院 整形外科・脊椎外科


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↓本文より:

☆第1章 今日本人のからだに何がおきているのか

「ふえている膝と腰の悩み」

 日本整形外科学会は2007(平成19)年に「ロコモティブシンドローム(locomotive syndrome)」
という新たな概念を提案しました。ロコモティブ(locomotive)という語は「運動の」の意味で
「機関車」という意味もあり、能動的な意味合いをもっています。この新しい概念を提案した
のは、そのことによって、いま日本人のからだにおきていること、そして日本社会が直面して
いるこの運動器の問題に多くの人々が気づき、まずは意識をし、そして前向きに取り組んで
ほしいからです。

 ロコモティブシンドローム、略して「ロコモ」は、運動器の障害による要介護の状態や
要介護リスクの高い状態のことを示しています。日本語では「運動器症候群」です。


 「ロコモは社会全体の問題」

 戦後日本は命を大切にし、一人ひとりが長く生きるという社会を実現し、世界一と呼べる
長寿国になりました。その一方で、少子化が進んで、高齢者を支える人口が減っています。

 過疎化などで65歳以上の人口比50%以上になり、共同体の機能が維持できない地域社会も
現れ始めています。歩くのに苦労するために家に引きこもる高齢者が多くなり、近所の商店街
は寂れ地域経済は沈滞し、若い人たちは働き口を求めてますます都会へ出ていきます。地域の
近所づきあいは少なくなり、それがいっそう高齢者が引きこもりになる原因になっています。


 現在、予備軍を含めてロコモと呼ばれる人々の数は4700万人です。60歳過ぎの団塊世代が
75歳以上になるころ、ロコモ人口はどれだけふえていることでしょう。少子化で減って
しまった若い人たちが、それを社会保障で支え、さらに祖父母、両親の介護という形で
支えることになります。

 ロコモが進行して要介護に至らないよう、できるだけのことをすることが、本人の幸福の
ためだけでなく、社会全体にとっても大事なことなのです。


☆第6章 ロコモにつよいライフスタイルを

 「あらためて『ロコモ』で提案したいこと」

 ロコモは、高血圧症や認知症と同じくらいの割合で要介護の原因になっているという事実が
あります。にもかかわらず、これまで社会的にあまり大きくはクローズアップされてきません
でした。

 ロコモから要介護に至る方が増加していて、その数はこれまでどこでも経験されたことが
ないほど膨大であるという点が重要です。この状態は足腰が弱った人が少数であったときの
対応方法を、単に延長したくらいでは対応できないような状態なのです。……従来の考え方
では十分な対応ができない時代を迎えていることは明らかです。

 日本整形外科学会が中心になって、ロコモティブシンドロームという考え方を提案している
のは、まずこのような現状を広く知っていただきたいとの思いからです。運動器の知識を
もって生活すれば、運動器の機能の低下を予防し、健康長寿につなぐことができるでしょう。


 「地域で支えるロコモ」

 ロコモは予防的な概念を含んでいます。年齢を重ねるにつれて運動器は変性をおこし、50代
以上になるとどこか不調なところが出てくることが多くなります。膝や腰に痛みが出ることが
あり、日常生活の動作も徐々に大変になってくるかもしれません。しかし、運動器の機能を
低下させないようにロコトレを行うことでこれらを予防し、積極的に外出し、社会活動を行う
こともできると思います。

 地域では、ロコモの人が引きこもりにならないよう、いろいろ工夫をしたり、インフラを
整えたりして、ロコモの予防をしようとしている人たちを後押しすることが必要です。

 そのためには、やはり一人でも多くの人にロコモに関心をもってもらい、理解してもらい
たいと思います。運動器の知識を共有することがその第一歩になります。ロコモという言葉
はそのためにあります。今後もできるだけロコモティブシンドロームという問題の重要性を
広めていきたいと思っています。

-----

「ロコモ」「ロコトレ」「運動器」「運動器不安定症」
ネーミング+略しかたの重要性を感じる!
NHKでも「きょうの健康」「ためしてガッテン」「名医にQ」等で2009年頃から多く取り上げ
られている印象だ。

「メタボ」「脳トレ」「循環器・呼吸器」「高血圧症」「認知症」
と比較するとまだまだ広く活用されている現状ではないようだ。

「コーディネーショントレーニング」「運動あそび」「笑顔つながり」
我々の取り組みをお伝えするキーワードたち!いかがだろうか?
メディアで頻繁に集中的に取り上げられるかどうかで広まるスピードは変わってくると思うが
一つひとつ地道に実践を積み重ねていくしかないだろう。

来週4/20(火)小千谷・富久寿大学の開講式でお話をさせてもらう機会を得たが、この一歩一歩
につなげていくチャンスとして活用させてもらおうと考えている。


上記本文からの抜粋のポイントは
「社会全体」「地域で支える」だ。
地域の課題としては、まだまだ多くの方々には認識されていない?と思う。

「健康管理は一人ひとりの問題」から「一人ひとりが地域で信頼できる仲間とともに生きがい
を持って健康に生き切るコトは社会の問題」になっていくサポートを粘り強く追求したい!!


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年4月1日木曜日

『つなげる⇔つながる』:eこってニュース 第221回

eこってニュースより


『つながる⇔つなげる』

みなさんは最近だれかと手をつなぐコトってありますか?
小学校低学年くらいまでの子どもや孫のいる家庭や
アツアツ!!カップルくらいでしょうか?
職場や地域のコミュニティではなかなかないコトでは…

『親子で運動あそび』@笑足ねっと:という出前教室を
担当させていただいて、感想を書いてもらう場面では、
特に6年生の場合:保護者からも子ども達からも「久し
ぶりに手をつないで、はじめははずかしかったけど
親子でふれあえて良かった!」といった内容がいつも
一番多くて印象的だ。
まさに『手をつなぐ』『ふれあう』がカギとなっている…

携帯電話、インターネット、メールがコミュニケーション
ツールとして当たり前となってしまった今の社会において、
この【リアルなつながり】だからこそ!を改めて考えて
みたいと思う。


先日体育指導委員協議会のプロジェクト:「わんぱくスポ
じゅく」の取組みで、「手つなぎ鬼」と「たすけ鬼」という
鬼ごっこをサポートする機会があった。

まずなぜか子ども達が手をつなげないコトにビックリ!
(6年生の男女がお互い意識しちゃって…だけでもなく)
⇒どちらも手がつなげないと成立しない鬼ごっこなので
「ハイ!手つないで!!」と体指メンバーの声がけが連発!
おかしい…もはや文化が違うのか?コレは普通じゃないぞ?
ココだけ?

「対話によるコミュニケーション」に多くが着目されがち
かと思うが、ゲームのなかのバーチャル世界では体感でき
ない「生身のカラダのぶつかり合い・肌のふれあいによる
コミュニケーション」こそもっともっと見直されなくっ
ちゃいけない時代なのかなと私は痛感する。

こじつけとなるがこんな経験にもからめて、このところ
@笑足ねっと & 白川製作所の事業活動の方向性を下記の
視点で説明している。
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『少子・超高齢社会』に向けて
将来の見えにくい現代社会において、確実に進んでいく
超高齢・人口減少社会の先進国:日本

QOL(生活の質)の向上:「より良く生き切る」 がテーマに
20世紀:つくれば売れる・物質的な豊かさ
21世紀:価値観の多様化・ココロの豊かさが求められる時代

仮説:ヒトは一人での継続(生活)は困難である!
仮説:生きがい=仲間がいて+役割があるコト

【ソーシャルキャピタル(社会関係資本)】視点
人々がもつ信頼関係や人間関係(社会的ネットワーク)づくり
に役立つ=『ココロをつなぐ』:道具と仕組みの組合せ
を追求
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『つながる健康運動遊具』開発

「面白い」「愉しむ」「やる気になる」
ヒトの『ココロ』や『気持ち』をつなぐ
「道具」と「仕組み」の組合せに挑戦

【感性ロボット】づくり ⇒ 【ばらんすてっぷ】
:五感で伝える⇔五感が伝わる

【感性価値創造】を追求 ⇒ 【笑顔つながり】
:笑かし合う⇔支え合う

『モノづくり』:㈱白川製作所 & 
『コトづくり』:㈱笑足ねっと
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ヒトとヒトとヒトがリアルにつながる仕組み(空間・時間
・仲間)と道具を提供し、その『つなぎ役』という仕事・
働き手・役割への対価で成り立つビジネスモデルの確立
に向けてまだまだ走り続けたい。



参考(リアルつながり系情報):
タッピングタッチ


Freqtric Project(フレクトリック・プロジェクト)
他人との接触コミュニケーションをインタフェースに



ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年3月1日月曜日

ETIC. 社会起業・NPO×ベンチャー協働支援プログラム

コラボレーションで社会に新しいコトを起こす

★応募期間(第4期):~2010年3月15日(月)18:00
★主催:NPO法人 ETIC.

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↓INNOVATION GRANT より:
                          第4期〆切3月15日
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●フロンティアを切り拓いてきたベンチャー経営者との連携で
                     ソーシャルビジネスを加速!

    ━━ 社会課題の解決に挑む協業プロジェクト募集 ━━
         イノベーション・グラント 第4期
--------------------------------------------------------------------------
【NEWs!】オフィス・スペース提供開始します
     新たにパートナー企業1社が参画し、4社になります     
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                        http://www.i-grant.jp/

既存の国も市場も解決できずにいる社会的課題の現場に、
ビジネスをもって切り込む、次世代の社会起業・NPO

独自のモデルで市場を切り拓き、社会に新たなビジネスを仕掛け続けてきた
先輩起業家でもある、ベンチャー企業経営者

社内のCSRチームに有志で参加し、企業の『本業を通じた社会貢献』に挑戦する
ベンチャー企業社員

この三者が集い、社会起業・NPOが取り組む社会的課題を共有し、
ベンチャー企業がビジネスインフラやノウハウ、ネットワークなどのリソースを
提供することで、ソーシャルビジネスを加速させる。

それがイノベーショングラントです。

これまで、イノベーショングラントには事業ステージを問わず、
さらに国外からも、様々な社会起業・NPOの方々が参加しています!

ある人は、日本のこどもの教育格差を解決するために、
またある人は、世界に約40億人いると言われるBOP層削減のために。

そして第4期を迎え、イノベーショングラントに賛同し、
新たに1社がパートナー企業として参加しました。

さらにスタートアップの起業家を対象に、オフィスを無償で提供する
特別プログラムもスタートします。

詳細は以下をご覧ください!


●開催概要
……………………………‥‥‥‥‥‥・・・・‥‥‥‥‥……………………………

・主催 NPO法人ETIC.

・オフィシャルパートナー企業 スリープログループ株式会社
               株式会社イデアインターナショナル
               株式会社ピースマインド
               株式会社ウィンローダー

・サポートパートナー企業   株式会社ビジネスバンク

・メディアパートナー     株式会社ファクトリアル

・募集締め切り  【 3月15日(月) 18:00 】まで

・応募方法
 下記のページより応募書類をダウンロードして応募してください
  http://www.i-grant.jp/offer.html#offer_about_link
  *オフィス提供支援を希望の場合は応募書類の、該当欄に記入してください

・資金提供
 資金の獲得によりステージアップが望める事業・プロジェクトには、
 1件につき、資金提供を行います。
  ※東京都イノベーション創出助成金の申請支援の資金調達もサポートします


●オフィシャルパートナー企業紹介 
……………………………‥‥‥‥‥‥・・・・‥‥‥‥‥……………………………
http://www.i-grant.jp/partner.html                  

イノベーショングラントの活動に共感し、参画しているパートナー企業です。
ビジネスの一線で活躍する経営者と、有志の社員やCSRチームが
社会を変える協働事業を本気でサポートします。

・スリープログループ株式会社  
 「IT」×「人材」を駆使し、新規市場創造を徹底サポ-ト    
 ※高野社長の想い → http://www.i-grant.jp/interview_2.html

・株式会社イデアインターナショナル   
 デザインで人々の生活を豊かにする、ものづくりカンパニー
 ※橋本社長の想い → http://www.i-grant.jp/interview_1.html

・株式会社ピースマインド  
 メンタルヘルス専門コンサルティング企業
 ※荻原社長の想い → http://www.i-grant.jp/interview_3.html

・株式会社ウィンローダー                  
 物流の新しいカタチ「循環型物流」を日本全国に展開
 ※高嶋社長の想い→http://www.i-grant.jp/interview_4.html


●特別プログラム・オフィススペースを提供 
……………………………‥‥‥‥‥‥・・・・‥‥‥‥‥……………………………

株式会社ビジネスバンクより、年間1団体を対象に、
スタートアップの起業家のサポートとしてオープンオフィスを
提供していただきます。
詳細は以下をご覧ください!
http://www.i-grant.jp/office_support.html


●お問い合わせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■イノベーション・グラント(事務局:NPO法人ETIC.)
 担当:佐々木・加勢・芳賀           http://www.i-grant.jp/
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-5-7 APPLE OHMIビル4階
TEL:03-5784-2115 FAX:03-5784-2116 mail:info@i-grant.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ INNOVATION GRANT ━

またETIC.では、「イノベーション・グラント」以外にも
起業支援プログラムを実施しております。こちらもご覧いただければ幸いです。
http://www.etic.or.jp/incu/index.php

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地方発のソーシャルビジネスも地域間を越えてコラボしていける・つながっていくと
少しずつですが日本を変えていく大きなチカラとなっていくのかなと感じます。


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年2月2日火曜日

『今を生き切る』 いきがい 105 <生きがい財団>

財団法人 健康・生きがい開発財団

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本文より

辻 哲夫 理事長Wikipedia


★平成22年新年 辻理事長巻頭言


 高齢社会というと一般的には「大変なことが起こる、大変だな」と言われていますが、
高齢社会の発想の転換をすることが大切だと思います。
 全ての方に年をとっても「社会や家族の中で役割を持つことができ、素晴らしい自由な
時間が持てる時が来た」という考えを持ち、できる限り元気で夢を持って暮らしていただき
たいと願っております。

 しかしながら健康で生きがいのある生活は、一人ではなかなか難しいものだと思います。
私は仲間がいて仲間と交わり、外へ出かけることができ、いろいろな社会的な活動をする
ことがしあわせだと思います。
 健康に過ごすために身体を使うということは、何か運動するということではありません。
人と会うことです。人と会いたいと思い、会いに行くことで動いて自分の体を維持します。
身体を動かせば自分の健康を維持できます。人との交わり、社会との交わりを持ち続ける
ことが寝たきりにならないことです。



 確かに健康で生きがいのある生活が基本であると思います。ポックリと死ぬことをみんな
が望みますが、そう簡単にいきません。一般的には、最後は、虚弱になってから亡くなり
ます。しかし「生ききる」、つまり燃焼して、その後に死がくるのであれば、それは決して
恐れるものではないと思います。納得できる死を迎えるということが必要なのです。死を
前向きにとらえる上においても、できる限り健康と生きがいのある生活をすることが必要
なのです。「満足死」という言葉があります。本人がそれまで燃焼するように生き、家族も
ケアの関係者もベストを尽くして「生ききる」のを支援するのです。満足して死ぬという
ことができるとすれば、それは豊かになった社会といえます。豊かになればそれにふさわ
しい充実した生き様があります。もとより、そのためには、国民が適切な負担をして様々な
サービスシステムを充実させ、やさしい社会を目指すことも必要であり、それは経済発展
とも両立すると考えます。そういう社会に転換していくことが大切です。

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『健康・生きがいづくりアドバイザー』という資格をご存じだろうか?

私が「ロボットづくり」と「健康づくり」を組合せようと決めてから最初に取得した資格が
このアドバイザー資格だ。

「健康の上位に生きがいがある」という今でもこだわり続けている信念はこの資格取得の際
の学習で身にしみついたように感じる。

運動が健康診断の数値を改善するために、我慢してかんばる&鍛えるものと捉えられてしま
っている現状に一石を投じる役割を担えればと考える。


『人と会いたいと思い、会いに行くことで動いて自分の体を維持』『生ききる』:
まさに【笑足ねっと】がこだわり続けているコンセプトと共通で今回会報誌から引用させて
もらった。

死生観を学校教育で取り上げるには、宗教関連で難しいのかもしれないが、倫理・哲学・
人間力等といった何らかの切り口で『生き切る』コトを一人ひとりが深く考える機会を
社会人になる前にもてると良いな~と常々感じる。
(笑足ねっとの採用選考ではこの視点を重視していて、今後社会福祉法人 柏崎刈羽福祉事業
協会
の理事としてかかわりのある御山荘の若手職員さんに向けても自分自身に向き合う機会
のサポート役を務める予定⇒未来を拓く君たちへ―なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか
田坂 広志 著を活用)


辻理事長に関して今回人となりを調べる機会となり、厚労省のトップ官僚だったことを知った。
これからの社会保障制度改革にぜひこの思想が引き継がれていくことを願うところだ。


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2010年1月28日木曜日

健康学習会~男女共同参画による健康なまちづくり~

『健康学習会 2回シリーズ』について
~男女共同参画による健康なまちづくり~



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↓柏崎市のホームページより

 年老いてもいつまでも健康であり続け、いきいきとした人生を送りたいと誰もが願うものです。

 かしわざき男女共同参画推進市民会議では、タオルを使った軽体操と認知症を理解する
健康学習会を開催します。

 寒くて体が縮こまりそうなこの季節、まずは自分の体や心をほぐし、そして周りの人の
ためにも、健康について考えてみませんか?


◆第1回 タオルを使って体を動かそう!
 日時:2010年2月6日(土) 13:30-15:00 
 講師:前澤 美春 さん (はるさん)
    (運動あそび塾【しらさん家】ウエルネスサポーター)
 ※持ち物:普通版タオル 動きやすい服装でおこしください。
 
◆第2回 認知症サポーターになろう
 日時:2010年2月20日(土) 13:30-15:30
 講師:樋口 広美 さん
    (新潟県柏崎地域振興局健康福祉部地域保健課 保健師)
    平野 実良 さん
    (認知症サポーターメイト 新潟産業大学助教) ほか

 定員:各回30人 (先着順)
 参加料:無料
 申し込み:第1回:2/3(水) 第2回:2/17(水)までに
      電話・ファクス・Eメールで 男女共同参画室
 TEL 0257-20-7605・FAX 0257-22-2637
 E-mail danjyo@city.kashiwazaki.niigata.jp
 ・どちらか1回限りの参加も可能です。

 主催:かしわざき男女共同参画プラン推進市民会議

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↑第1回の講師は当社スタッフの はる(前澤 美春) が担当させてもらいます。

 ちょっとした道具(タオル)を活用するコトでカラダがのび~る感覚やがんばらなくても
つい動いちゃういろいろな愉しみづくりにつながる魅力をお伝えできればと思います。

 ご家庭で実践できそうなネタを仕入れる感じでもぜひお気軽にご参加ください!


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年1月19日火曜日

【超高齢社会の国家戦略】@横山 禎徳 ディレクター (SSDI)

SSDI 社会システムデザイン研究所


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本文より

読売新聞 11面 論点 2010/01/16(土)

横山 禎徳 氏 (社会システム・デザイナー) Wikipedia

東京大学 エグゼクティブ・マネジメント・プログラム東大EMP企画・推進責任者


★超高齢社会の国家戦略

「組み立てる改革」急げ


 昨年末に国家戦略として発表された「新成長戦略」は、今の日本の最重要課題に対する
統合的な解を「組み立てる」改革にはなっていない。既に語られている事柄を羅列してある
だけで、個々の政策がどのように関連して効果を上げるのかが見えないのである。

 日本が直面する最大の課題は、人類史上初の課題でもある超高齢社会をどうやって経営
するか、である。この課題には、ばらばらな印象のあるマニフェストを無理やり実施する
のとは違う、新しいアプローチが必要だ。

 そのアプローチが「社会システムのデザイン」である。

 現在の医療システムや教育システムは、病院や学校だけではなく、通信、建設、保険など
の各産業と連携し、生活者に価値を提供している。「デザイン」とは、ばらばらな要素を
結びつけるという試行錯誤を通じて、各種産業の横断的な連携を「組み立てる」作業である。

 超高齢社会に対応するには、高齢者の生活に直結する年金、医療などのシステムを、新た
にデザインする社会システムとの連携も含めてデザインし直す必要がある。


 例えば、国民医療費を抑制するだけでは課題に対する答えにならないことは誰でもわかる。
一方で、「寝たきり老人」が依然多いこと、健康寿命が長いことが医療費や介護費の抑制にも
効くこと、さらに高齢者の社会参加で健康寿命が延びることなど、既に分かっていることは
多いが、縦割りで統合的施策になっていない。

 「寝たきり老人」を起こすだけでなく、「目的と責任感を持って動き回る老人」にし、社会
参加する高齢者を大幅に増やすことができれば、医療費、介護費削減にもプラスの影響がある
はずだ。しかも、活動的な高齢者は消費活動も活発である。そのような高齢者を増やす新たな
社会システムをデザインすることは、実際的で多面的効果がある。



 既存システムとは発想の異なる社会システムを上手にデザインし、様々な産業間に横串を
通せば、高齢化の中で経済的に成り立つ社会を実現することは可能なのだ。

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◎【しらさん家】お達者コースの目的・役割は「社会システムのデザイン」に通じる!!

「健康寿命が長いことが医療費や介護費の抑制にも効くこと、さらに高齢者の社会参加で
健康寿命が延びること」「目的と責任感を持って動き回る老人」↑


なかなか各産業間をズバッと横串で通すにはいたらないが、私のバックグラウンドが工業界
からはじまり、健康増進、体育、教育、福祉、まちづくり(NPO)等へとつながってきており、
市や商工会議所の各セクションにまたがる人脈をこれからはもっともっと活かしていければ
と考える。


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年1月11日月曜日

【健康投資社会】@久野 譜也 社長 (TWR)

Smart Wellness City首長研究会・発起人会共同宣言 (新潟市、三条市、見附市 他)
「ウエルネスコミュニティポイント」「ウエルネスステーション」
⇒柏崎市にもお伝えしなくっちゃ!!

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案内文より

日経ベンチャー 経営セミナー

★今後の中高齢者ビジネスのあるべき姿
~健康投資社会の成立を目指して~

久野 譜也 社長 株式会社 つくばウエルネスリサーチ

日時:2010年2月8日(月) 15:00-16:30
場所:千代田放送会館

 高齢化社会において健康は、本人や家族だけにとどまらず社会全体の課題である。
高齢者が元気に暮らすことこそが「社会貢献」であり、健康づくりはその一環だと言える。
生涯元気であるためにも、健康への先行「投資」という意識が必要だ。
そこには、個々人の健康投資を支援するような健康サービスが必要とされ、企業の
イノベーションだけでなく、ビジネスチャンスも生まれる。
このような意味でも、超高齢化社会に向け、ビジネスの発展こそが社会貢献につながると
言える。
“健康投資社会の成立”と、そのビジネスチャンスについて提言する。

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本文より

読売新聞 2面 日本の針路 第1部 識者は語る③ 2010/01/05(火)

伊藤 元重 氏 (東京大学 教授・総合研究開発機構(NIRA) 理事長) Wikipedia

医療分野で需要創出


日本にとって約1,400兆円ある個人金融資産の活用も大きな課題になる。

★一つのアイデアとして「医療貯蓄制度」という仕組みを提案したい。

医療や健康関連の支出に使い道を限定する代わりに、税金を取らずに、相続もしやすく
するというものだ。
その金で、深刻な病気になる前に定期的に点検したり、生活習慣病になりそうな人は
しっかり運動したりすればよい。
予防が広がれば国の医療費負担も減るだろう。

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◎【しらさん家】お達者コースをご利用される方々をもっともっとひろげていきたい!!

 課題は「健康なうちに自分の健康づくり(維持・増進)のために先行投資(費用負担)する
価値観・文化の醸成」かなと感じている。

 病気になってからの医療費負担との比較が未来シミュレーションできれば納得性も高まる
のかもしれないが、お金の使い方・価値観以上に「より良く生きる」という人生観・死生観
としての文化を育む必要性があるのかもしれない。

【健康投資社会】の成立:まだまだ急激な変化は期待しにくいが、地道な活動を継続する
しかないと考える。


『自分らしく人生を愉しむチカラ』の指標化との組合せを活用できないかな……と?
感情解析


ちなみに上記久野先生のセミナーを受講予定ですので、後日こちらで報告したいと思います。
ウエルネスマネジャーの活躍


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年1月9日土曜日

スポーツが日本の元気をつくる <月刊 健康づくり>

月刊「健康づくり」

財団法人 健康・体力づくり事業財団

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本文より

辻 秀一 代表 エミネクロス (スポーツドクター)

川渕 三郎 名誉会長 財団法人 日本サッカー協会


★スポーツは 人を幸福にする文化

辻 氏:
 スポーツを文化にしている国々では、「スポーツは医療であり、芸術であり、
コミュニケーションであり、教育である」と考えています。

これを私なりに言い換えれば、
医療は「元気」、
芸術は「感動」、
コミュニケーションは「仲間」
教育は「成長」という意味で、
つまりスポーツは、人間に元気、感動、仲間、成長を与えてくれる大切な文化
だと思っています。



★「COACH」(コーチ)は 指導者の絶対5条件

辻 氏:
 指導者はプレーヤーが自分の本来の力が出せるよう、フローというよい心の
状態へ導いてあげることが大切です。そのためには、指導者は「指示」の力の
トレーニングだけではなく、「支援」の力を養うプログラムを学ぶことが大事
になります。

 支援の力を育てるためには、私は「COACH」(コーチ)の頭文字をとってキー
ワードを挙げています。
「C」comprehension…相手のことをわかってあげること
「O」outlook…………その場のことだけで判断しないで将来性を見通してあげること
「A」affection………その人の立場になって愛してあげること
「C」character………みずから行動してみせること
「H」humor……………楽しませること

私はこの5つの支援の力を発揮することで、相手をフロー状態にしてあげる
ことができると信じています。そしてこうしたヒューマンスキルを「コーチ力」
と呼んでいます。



★子どもが多彩なスポーツを 体験することが大事

辻 氏:
 いま、スポーツが結果至上主義に偏っていると感じます。もちろん勝利を
めざすのは大事ですし、競い合うことで人間として得るものはありますが、
勝つことがすべてではないですよね。

スポーツを一生懸命にやる楽しさは、全員が体験できるわけで、その楽しさ
をまず実感して、スポーツは「プレイ」するものだと教えてほしいです。



★地域のつながりや国策 としてのスポーツに期待

川渕 氏:
 最も懸念しているのは、体を動かす機会やスポーツ離れによって低下して
いる、子どもたちの体力ですね。体力という表現は十分ではなく、人間として
の体づくりがしっかりとなされていないと感じています。足腰や背中の筋肉が
きちんと構築されないと、正しい姿勢は保てませんし、これでは勉強にも差し
支えます。

 ですから小学生くらいまでの子どもたちにとっていちばん大事なのは、体
づくりなのです。
健康で丈夫な体が備わって、初めて勉強にも集中できるもので、勉強は二の次
です。そのことに親ももっと気づいてほしいですね。

いかにして子どもに外遊びをさせるかが課題ですが、私はシルバーパワーに
期待しています。大人はもとより隣近所のおじいさん、おばあさんが一緒に
遊んであげる、危なくないように見守ってあげることで、地域コミュニティ
の再生にもつながると思います。
そのような意識をみんなが共有できる地域社会に発展したらすばらしいです
よね。

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★「COACH」:
今日はこれから高校バスケのBSN大会で新潟工高へ行ってきます。
1回勝って新工戦に!
ルーズボール・リバウンド・ディフェンスのもどりへの集中力だけは最後まで
絶対に切らさないコトをポイントに一人ひとりがチカラを出し切れるゲームを
めざしたい。
ベンチも含めて全員がベクトルを共有できるような「支援」にこだわる!!

ちなみに新工とは勝手に縁があると思っていて、柏高1年時の北陸大会では応援
ボーイとして最高の勝利を味わわせてもらい、3年生最後の大会では新工にこて
んぱんにとどめをさされ高校バスケを締めくくった。また、ササは新工バスケ
のOBである。


★「ジュニア」と「シニア」の
「シルバーパワーに期待」「地域コミュニティの再生」
現在、運動あそび塾の各コースでは子どもたちとお達者(高齢者)さんが交流
できる場面をつくれていない。

かねてからの「ふれあい構想」を今年には、まずはイベント形式で実現し、
その後「いつでも&だれとでも」ごく当たり前の地域の日常生活に浸透した
「互いに支え合う・笑かし合う」信頼関係とそれぞれの役割が実感できる
『笑顔つながり』へ発展させたい。


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと

2010年1月4日月曜日

【歩人通(ほっとストリーツ)】プロジェクト

(年賀メール2010より)

2010 謹賀新年

下記は今年一歩踏み出そうと取組んでいく内容です。
ご感想・ご意見・アドバイス・つながれそうなアイデア等をいただけると幸いです。


↓『異質の組合せがイノベーションにつながる』という信念を実践!!

★【歩人通(ほっとストリーツ:ST-REE-TS)プロジェクト】立ち上げ!
:歩くヒトが行き交う-熱い・活発な&ほっとする-通りつながり(複数形)づくり

Social … 社会的な
Theme … テーマ (として取組む)

Relax + Refresh … 気楽に + 元気に
Everyday + Everbody … 日常の + だれでもみな
Enjoy … 愉しむ

Toy + Town … 遊具 (のある) + まち (づくり)
with Smile + Sound … 笑顔 + 音 (とともに)

◎柏崎の商店街から「健康運動遊具」と「音」と「まちづくり」の組合せに挑戦!!



★ジュニアとシニアの運動あそび塾【しらさん家】
平成21年度柏崎市から受託した通所型介護予防教室事業「西山ころばん塾」&
「北条ころばん塾」をさらに広めていけるように、春からもスタートできる事業
への進化と各教室終了後の継続ニーズにお応えできる役割の構築を模索!!



↓【笑足ねっと】スタッフからの元気発信!!

はる:ブログ
ほっとスマイル☆

ササ:ブログ
ササめがね

しら:ブログ2
感性価値創造=コトづくり@WRグループ


みなさんにとって飛躍の寅年になりますようにお祈り申し上げます!


ジュニアとシニアの運動あそび塾 しらさん家 株式会社 笑足ねっと わらかしねっと